駄犬の人生ぱーと２

アニメ、小説、漫画とカゲプロを一通り見たわけですが、パッと浮かんだ感想？が「設定がぐちゃぐちゃだ」でした。

このカゲプロ──通称カゲロウプロジェクトは不思議な力を持つ少年少女らが一匹の蛇に殺されては女王の力で時間が戻り、夏を繰り返すという話です。
この設定にめちゃくちゃ心惹かれるものがあり(ループものが大好き)、ストーリーにもキャラにもハマッていました。
アニメ、小説、漫画はどれも内容が違い、展開も大きく違います。ループものですからね、様々な時間軸のお話を楽しめます。これも面白いなって思ってどれも見ました。
ですが「時間軸が違う」で済まされないくらい設定がぐちゃぐちゃ。蛇の望みが「生きたい」だったり「薊の為」であったり、主人公であるシンタローが「目」を手に入れる方法も女王から貰ったり、友人から受け継いだり。
ループする度に展開などが違うのはめちゃくちゃ面白いと思いましたが、設定そのものまで違うのは正直首を傾げたしついていけませんでした。
これはもう時間軸が違うというか、アニメ、小説、漫画はそれぞれ「ifの世界のお話」にしか見えませんでした。

キャラは今でも好きです。ループものという設定も好きです。
ただそれぞれの設定がぐちゃぐちゃなところについていけませんでした。あくまで個人的には、ですが。


あともう一つ気になったのは、小説で無理な展開があったことですかね。主人公や仲間が殺されたというのに主人公の妹が超ダイヤモンド精神だったり、その直後にギャグシーンになったり。
特別な力をもつという点を除けば普通の少年少女らで人の死に慣れているとか無い筈なので、ここはとても不思議に思いながら見てました。



これらはどれもあくまで個人的に思ったことです。不快感を感じた方がいれば申し訳ありません。ですが苦情などは受け付けません。