勝手なお休みについてお詫び

今まで更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。
職業訓練校への進学等、私情により皆様のブログをたまに閲覧させていただく程度の活動しかできていませんでした。
9月下旬頃、時間ができましたらまた更新したいと思います。
それでは、次回。

【まにまに!】桜散る前に・1【コラボ】

「ふあ、っは……くしゅんっ!」
「あらあら、大丈夫?」

朝食の途中、家のリビングで大きなくしゃみをした琴巴。向かいに座っていた心配顔の母はすかさずティッシュの箱を彼女に寄越した。鼻声でお礼を言い鼻をかんでもまだ、ぐずぐずと鼻の中が炎症を起こしているのがわかる。

「ん、今日は特に酷いみたい」
「病院でもらった症状を抑える薬、残っていたかしらね」
「えぇと、確か昨日で飲み終わった」
「市販薬でもいいから買って飲んでみたら、琴巴?少しは楽になるかもしれないわ」
「うん……そうしてみる」

これも小旅行だと心の中であまり外に出たくない自分に対する口実をつくる。薬代をもらって、琴巴は最近開店したというドラッグストアへ行ってみることにした。


マスクをしていれば花粉はほとんど体内に侵入しないが、完全ではない。現在も鼻は詰まっている。痒い目はなるべくこすらないようにしてはいるが、炎症を起こしているそれは眼鏡の奥でかなり赤みを帯びている。これは鼻炎薬だけではなく目薬も必要になりそうだ。
すがすがしいほどの陽気で色とりどりの花が咲く花壇を横目に彼女は歩いていく。花粉症さえなければ、林部を誘って一緒にこの景色を見ることができただろうに。 

「あれ、今私……」

最近、何か考えている時に思い出す彼の顔。何故だろう。友達としての好意しかないとあの時割り切ったはずなのに。割り切ったと思うほど、意識してしまう。実際、あのメールは未だ消せずに残している。
閑話休題。もやもやしつつ、本来の目的地へと急ぐ。


幸い店内はそれほど混んでおらず、花粉症対策のコーナーもすぐに見つかった。症状に合わせた薬を探し、幾つかを手に取って棚を離れると財布を確認して予算と照らし合わせる。と、顔を上げれば見知った背中が目についた。

「林部君?」

振り返ったのは名前を呼んだとおりのその人で、ドキッとしつつも元気そうな様子にホッとした。

「久しぶりだな、古市。それ、花粉症用のマスクか?」
「はい。実は私、花粉症でして……ちょうど薬が無くなったので買いに来てみたら林部君がいて……っ、ぷしゅん!」

答えはもちろん鼻声、に次いでくしゃみ一回。情けなくなって、せっかく会えたのにこんな調子ですみませんと琴巴が小声で続けても彼は嫌な顔一つしなかった。むしろ、ここで立ち話もなんだから近くの店に入ろうと提案してくれた。さりげない気遣いが身に染みる。

「偶然ですね。林部くんも花粉症なんですか?」
「いや、俺は親父の代わりに」
「そうだったんですか、偉いですね」 

会計のカウンターまで一緒に行き、列に並ぶ。

「最近どうです?」
「どうって」
「新しいお店とか、美味しかったものとか」
「それ、たまにメールで共有してるよな」
「あ、そうですよね……」

言葉はそこで途切れる。
琴巴はこれは緊張ではなく焦りなのだと自覚した。もっと話したいことがあるはずなのに、いつもと違ってすらすらと話題が出てこないのだ。彼の話に耳を傾けつつ、問われれば適宜答えつつ、会計に並ぶ時間を過ごす。

「お会計は一緒でよろしいですか?」
「いえ、」
「はい。一緒で構いません」

ハッと林部に顔を向けた時には彼はすでに財布からお金を取り出していて。それぞれ違う返答をされて困惑顔の店員に、彼より先に支払おうとあらかじめ取っておいた金額を……。しかしその先は視線で制され、二人分の代金が店員の手に。琴巴がうつむいていると店員が、

「彼女さんですか?」

不意打ちに暫し思考停止。一体何を言い出すのだろう。彼とは友人という、そこまでの関係だ。男女二人が一緒にいて、それを一様に『カップル』と定義するのは語弊がある。琴巴が否定の言葉を述べようとしたその時。

「そう、見えたんなら……嬉しいかもしれません」

想定外の答えに再び思考停止。琴巴は、マスクの下で頬を赤らめ、口をぱくぱくさせることしかできなかった。



先に行ってしまった彼を追いかけ、呼びかける。このままでは色々と納得がいかない。

「タイミングを逃してしまいましたが、私の分、お支払いしますっ!」 

返事はないが、とりあえず、作られた借りは返しておかねば。あらかじめ分けておいた薬代を指先でつまんだ。が、今それよりもはっきりさせたいことが脳裏をよぎった。思い出すだけで心臓が高鳴り顔から火を噴きそうだが、落ち着いて言葉を紡ぐ。

「それと、先ほどの言葉……どういった意味合いなんでしょう?」

林部が足を止めれば、ひとりでに琴巴の肩が跳ねた。
呼吸をするたび一気に血液が心臓に流れ込み、大きな拍動と共に一気に体中へ巡っていく。ひどく琴巴は混乱していた。この異常に大きな拍動が何なのか、理解できなかった。
彼は背を向けたまま聞こえるように一息ついて、

「さぁな?意味なんて、聞かなくてもわかるだろ?」  

そうしてまた歩き出すも何かに反応し素っ頓狂な悲鳴?を上げて、今度は二人ともビックリしてしまった。どうやら林部の携帯に着信があったらしい。怪訝そうに振り返る彼に、彼女はそっと頷いた。

「告白の答え、後でもいいか?」

暫くして、背を向けたまま通話を終えた彼が言う。そして「お大事に」と残してその場を去り、琴巴一人が残される。

「こんなの……どうしたら、いいの……私……?」

彼女が正解を出したのは、春の、また別のお話。

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こんにちは、エイプリルフール以来ですね。飛散する花粉がスギからヒノキに変わってきたこの時期、花粉症の落ち着いてきたらいあなに対して琴巴はマスク姿でしたが、皆さんはどうでしょうか?
今回は砂糖菓子さんに描いていただいた砂糖菓子さん宅、林部君とのコラボのお話の、琴巴サイドを書かせていただきました。とは言っても、小説らしくないですね。暫く書いていなかったので、いろいろとバランスが悪いところがあったかもしれません。

描き終えて、彼女には『答え?自分の胸に聞いてみな!』としか言えません。告白を受けた彼女が何を考え、林部君に伝えるのか……親としてはいろいろ口を出したいところでもありますが、大人しく見守ることにいたしましょう。
タイトルを1、としているのは続きがあるからです。そう、答えを出すときがきっと来ます。それまで、しばしお待ちください。
長文となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

【まにまに!】あの、設定なんですが……

実はうちの三人、博多出身です。

ことちゃんはいろんなところに行くのが好きだけど本当は明太子と博多どんたくラブの女の子。

たっくんはハートは九州男児なところもあるけど睡眠欲に勝てない。
ふうちゃんはたっくんと喋ってるとき博多弁を使ってます。







































……今、この記事をご覧になった皆様の反応がどんなものか、具体的にみる事ができないのは残念ではありますが。

今日は、四月一日……ですよ?ふふふ。
これもネタ、と私のように笑いとばしてくださいな。笑顔が見られれば私は嬉しいです。

まあ経歴としてことちゃんは、あり得なくもない、ですが。

【お知らせ】生きてます

生存報告を。
大丈夫です、生きています。
お話も絵も上手く書けず……悶々としつつ日々過ごしています。
四月から新年度、何か変えることができたらな。

あと、リアルタイムを描いてたはずのブログを閉鎖しようと思います(ここじゃないです)。見てくれていた方々には多大な感謝を。

簡単にですが、報告終了。
それでは。

【生存報告】

皆様お久しぶりです。らいあなです。
なかなか更新せず申し訳ありません。私は、生きてます。なんとか。

いろいろと事情がありましてただ今走り回っております。すみません。
次の更新は何時になるやら…とりあえずは落ち着いたら、ですね。

何か用事がございましたら、ミニメの方で連絡いただければと思います。すぐお返事はできませんがすぐ読めるので……。

それでは、報告のみにて。
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