これまで何度も考えてきた。

なんでこんなにも痩せてなきゃいけないと思い込んでるのかなって。そんなこと気にせずに食べてもいいんじゃないのって。でもどれだけ考え方を変えようとしてもやっぱり太ることが何より怖くて怖くて、許せなくて。わたしだけは絶対に太っていたらいけなくて。痩せていなきゃダメで。

食べ物が憎くて仕方ないのに頭の中は食べ物の事でいっぱいの状態が苦しい。心と身体がバラバラ。わたしが、わたしじゃないみたいな感覚。自分自身が段々と曖昧になって崩れてく、壊れてく、消えていく。ただ痩せたくて、その為に必死に努力をしてきたはずなのにいつのまにか過食が止まらなくなって感情が制御できなくて、泣き明かして食べ続ける日々が延々と続くようになってしまった。ブレーキが利かない。大切なものがなくなっていく。大切だったことすら忘れてしまう。取り戻せないものがたくさんある。

数字として残る体重に執着することでしか、今は生きていけないよ。

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痩せたらわたしに言えるんだ。
大好きだよ。愛してるよ。