June.23.Sun 17:54
category:日記





コンプレックスの塊だ。

暗いことばかり考えて塞ぎ込んでしまう。自分自身の何もかもを許せない。太っていることだけじゃない。わたしはわたしが大嫌い。全部受け入れられないの。醜いから。

外へ出かける時は別人みたいに変わりたい。わたしは似合わないカラーコンタクトを入れてバサバサのまつげをつけて荒れた肌を隠すために化粧品をたくさん塗り重ねる。寝てばかりでボサボサになった髪も梳かして整えてお気に入りの洋服へと袖を通す。理想には到底及ばない容姿だけれど真っ暗な部屋の中でひたすら虚ろな目をしたボロボロのわたしよりはマシな姿になることができる。

わたしはもともと病的に痩せたい願望があったり他人にはどうでもいいものに執着したり変な拘りがあったりする。自分的に好きだとか綺麗だとか思ったものを他人には理解してもらえないことが多いので普通の人とはちょっと感覚がズレていることを少しは自覚しているつもり。だからたまたま関わった人と意見が分かれて非難されることがあっても仕方ないと思っている。特に何かを誰かと共有したいとも思っていないし結局他人は他人でしかないから何か批判的な事を言われてもまたかと思いながら平気な顔をしていられる。そんなふうに思っていた。

でも少し考えが足りていなかった。

わたしは服装も髪型も変な拘りがあるけれどそれをどれだけ変だと言われても自分が気に入って身に纏ったり整えてきたものについては本当にどう思われても気にならない。

けれど、容姿は。

容姿について肯定的ではない意見を言われた瞬間に大ダメージを受けた。人の容姿について直接、褒め言葉以外を伝えてくる人というのもあまり見たことないけれど。まさかの。たまたまそういう人に居合わせてしまった。

わたしも自分自身の容姿が大嫌いだから。他人からも自分からも否定されてしまうというのはとても虚しい。心は簡単に追い詰められた。

メイクにも変な拘りがあるけれど、それをついに「おかしい」と言われてしまって、でもわたしはその指摘された状態が、そのメイクの感じが好きでわざわざ時間をかけてそうしてきているのに、それをたった一言ですべて否定された気がして、とても悲しくなった。平気じゃなかった。

人前に出るトラウマをさらに重ねた気がする。きっとわたしじゃなく容姿の整った子が同じメイクをしていたら素敵だと褒められているんだろうなと考えたり。わたしが醜いから似合わない。可愛くなければダメなんだと思う。いろんな人がいるからそんな誰かの一言一句を気にしだしたらキリがないとは思うけれど、心に引っかかってしまった言葉はもう一生影のように付きまとってくるような気がする。切り離せない。気にしないで過ごしていても傷のように疼いてふと思い出す。忘れられないもの。

より自分自身が嫌いになった。








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痩せたらわたしに言えるんだ。
大好きだよ。愛してるよ。


     




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