May.22.Mon 00:58
category:過去





役所でいくつか手続きをしたときに、過去に受けたDVのことを思い出す内容があって、涙が止まらなくなった。今も、ほんの少しでもその事柄に触れると涙腺が崩壊する。

暴力を振るわれていたその瞬間は、それがDVであるとは気がつかなくて。本当にわからなかった。こんなもんなのかな、って。わたしさえ我慢すれば上手くいく。その痛みだって、わたしが悪いのだから仕方ない。そう納得していた。洗脳されていたのかもしれない。でもその時のわたしは間違っていないと信じたくて。ただひたすら苦痛に耐える日々だった。本当はずっと、誰かに助けて欲しかったのに。

わたしはその彼とどうやって離れられたのか、何も覚えていない。記憶が抜け落ちて、思い出せない。ただ、誰にも頼れない状況だったから、全部一人で決めたはずなんだけど。摂食障害が悪化したり、閉鎖病棟へ入院したり、仕事へ行けなくなったり、なんか、いろいろ抱え込んで、いっぱいいっぱいだったから、ベッドから起き上がれない日が続いて、気がついたら多くの記憶がなくなってた。寧ろ、わたしが忘れたいと強く願ったから消えたのかもしれない。頭のどこか隅っこに封じ込めた。でもそれは完全じゃない。わたしは今もふいに蘇る悪夢に魘されて、逃げられないという強迫観念に、恐怖に支配される。解放されたはずの苦痛に、未だ囚われてる。




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痩せたらわたしに言えるんだ。
大好きだよ。愛してるよ。


     




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