もう、情緒不安定すぎる。

痩せなきゃ痩せなきゃって切羽詰まるほど過食が酷くなる。一日食べないで胃が休まる感覚はとても気持ちいいのに、食べないで過ごしたぶんだけ反動が大きくなって。止まらなくなる。怖い。過食してる状態は普通じゃない。それは自分じゃないみたいに感じるのに、紛れもなく自分自身だから、怖い。身体と心が分離されているようで。バラバラになって、なんだかもう、よくわからない。感情が壊れたように涙が溢れてくるし、突然不安が襲ってくる。食べても食べても足りないのに、食べれば食べるほど後悔する。疲れた。とても。苦しくて。もちろんその衝動に抵抗しようとした。何度も何度も抵抗して、足掻いて、でも無駄だった。ことごとくわたしの頭の中は食べることしか考えられなくなって、日常が過食で埋め尽くされて、どんどん普通から離れていった。でも、もしかしたら最初からおかしかったのかもしれない。太ることが恐怖だとずっと感じていたのだから。何か過去に太っていることが原因でトラウマを植え付けられたわけではないけど、折れてしまいそうなほど、とても細くて華奢な身体にはずっと憧れを抱いてた。ただそういう価値観なだけ、なのかも。痩せてるのってとても綺麗。可愛い。儚い。尊い。痩せすぎると、マイナスな表現をよく聞くけど、わたしには何ひとつマイナスに思えない。命を削ってまでその理想へ近づくことには神聖さすら感じる。素敵じゃない？

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痩せたらわたしに言えるんだ。
大好きだよ。愛してるよ。