今日は祖母の命日。

母に電話して、私の分のお線香をあげて貰った。

少し口うるさいけど、優しいおばぁちゃんだった。

1人目の旦那さんを早くに亡くし、再婚した旦那さんにも先立たれ、3人いた子供も、母以外10代と30代で亡くなって、色々と辛い人生だったと思う。

料理は母より断然上手で、ちまき、じゃがいもの油煮、にしんの山椒漬けは本当に美味しかった。

色んな思い出があるけど、 結構な強者で、夏場の夜は冷たくて気持ち良いからと、玄関前の道路に寝そべって星を眺めてたり、これが1番だって釘の平らな方で耳かきしてた 笑

小さい頃、お腹が痛い時は一晩中撫でてくれたし、大きい音が苦手な私が逃げ込むのは、決まって祖母の部屋だった。

包装のプチプチが好きで、よく潰してたな。

ちょっとでもお世話になった人へは、お酒やかたまり肉なんかを買って、手押し車を押してお礼に行ってた。

膝と腰が悪かったけど、畑仕事は朝早くから作業して、毎年畑いっぱい色んな野菜や花が成ってた。

ジャージの膝に穴が開くと、いつの間にかあて布がされ縫われていて、それがちょっと恥ずかしくて嫌だった…笑

学校から帰ると必ずおやつが用意されていたし(1回、栗もなかが美味しいと言ったら、アイスはその頻度がかなり高かった)、帰りが遅いと家の外で手押し車に座って待っててくれた。

よく舐めてたのは、カンロ飴と黒飴。

私が誕生日や敬老の日にプレゼントした服は、勿体ないからと、着ないままタンスの肥やしになった。

何もかもが懐かしい。