2011-9-18 16:00
吹弥の日と言いながらいつのまにか幼馴染組の日になりました。
ごめんね士郎!でもアツヤをほっぽっては出来ないよ!なので掛け算というよりはほのぼのである。
追記から会話文。
名前固定注意!
「今日は待ちに待った僕たちの日だよ!」
「9月18日と2011でイレブンも入ってるしね」
「お前ら俺様もいるって事忘れんなよ!」
「「アツヤ…!!」」ぶわっ
「ちょっ、何だおま、うわおいやめろくっつくなバカ!暑苦しい!」
「だってアツヤ…アツヤが…っ」
「ったく、兄貴は何時まで経っても泣き虫すぎ。まだこっちで俺が消えて1ヶ月も経ってねーんだぞ」
「本来なら時間軸なんて飛ばして普通に接することも出来るけど、やっぱり感極まっちゃうんだよ。私だってアツヤとこうしてまた会えた事、すごく嬉しいもん」
「…そりゃ、俺だってそうだけどよ。つーかお前ら俺がいなきゃ何にも出来ないみてぇだし?仕方ないから一緒にいてやるよ」
「「うん!」」
「でもアツヤ、弥生ちゃんのくっつくのは僕だからね」
「そこは譲れよ」
「絶対やだ」
「このクソ兄貴…!」
「ふーん?お兄ちゃんにそんなこと言っていいのかなぁ」
「ハッ、ろくにアピールも出来ねぇくせによく言うぜ。兄貴面だけは得意だな」
「アピールしてるくせに全く反応されないアツヤよりマシだよ」
「うぐっ…けど俺がいなきゃ弥生、宇宙人のままだったろ。それにアイツが意識したのは俺が初めてだぜ?」
「うっ、それは…!」
「……」
「……」
「…アツヤ」
「…なんだよ」
「兄弟仲良く頑張ろうね」
「…まあ、俺ら二人が揃ったら誰にも負けねぇし」
「そうだよね。だって僕らかんぺ、…あ」
「二人の”完璧”って言葉はもう口癖レベルだね」
「「(言い返せない…)」」
「で、今日って何をしたらいいの?」
「僕らがイチャイチャすれば良いんだよ」
「イチャ…?」
「…それ、具体的に何すんだよ」
「うーん…手繋いだり、ぎゅーってしたり?」
「それいつも通りじゃない?」
「あ、ホントだ」
「別に特別でも何でもねぇじゃねーか」
「っていうかさっきもしたよね」
「じゃあこれを今日一日ずっとやれば良いんじゃないかな?いつもなら邪魔が入るけど、今日は入らないし」
「特権だな」
「それでも良いかもね。特別な事しなくても、二人と一緒にいられるだけで幸せだもん」
「弥生ちゃん…」
「弥生…」
「士郎もアツヤも、ずっと大好きだよ」
「ぼ、僕も弥生ちゃんのこと大好きだよ!むしろ愛してる!」
「おっ、俺だって士郎に負けねーぐらいす、好きだかんな!」
「そういう事は噛んじゃ駄目だよアツヤ」
「うるせーほっとけ!」
雪国の幼馴染