1月4日仕事初め

朝からなんだか嫌な予感がした。
家に帰りたくなかった。


1週間ほど入院している愛猫ラムが
冷たくなって帰ってくる想像ばかりした。

そのたびに、いや、ラムの生命力を信じよう。
あの子の食い意地は世界一、簡単に死ぬわけない。


それでもなんだかモヤモヤして
会社の人とふざけたり、退社後ランニングを1時間したりした


だけど何度も何度もすごくいやな想像をしてしまう。



帰ってはっきりさせよう。


家に帰りリビングに入ると箱が置いてあった。

黄緑色の草木のような模様の不思議な形の箱。

その箱が目に入ると同時に

お母さんが
「ラムが…」

小さな鼻づまりの声で言ってきた。


やっぱり…


ラムちゃんは天国へいった。
病院の人たちに見守られて。


家族はそばにいなかった。
心細かったよね。
苦しかったよね。
よくがんばったね。
ありがとう。
ありがとう。


この3日は寂しくて辛くて苦しくて泣いて過ごしたけど、やっぱり寂しくてまだまだ悲しくて辛くて苦しくて、家での日常生活がつらい。

ふとした時
あっもういないんだった
って思う自分が悲しい。

銀ちゃんがすごく寂しそうに見えるのが悲しい。

思い出しては泣き、ほかのことに集中すれば普通だけど、また思い出して泣く。


しばらくはこの生活が続くと思うけど
そんな自分も受け入れて上手くやっていこうと思う。


ラムちゃん
大好き。食い意地張った天使。