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かさちさ

中学生のとき美術で
「自分の手を描いてみましょう」
という授業があった。

私は目に映った手の一部から
丁寧に書き始めた。

授業が終わって出来上がった絵は
親指だけ皺までバッチリ書かれた
歪な手だった。

時間は足りなかった。

一部分だけを見て
完璧に書こうとしたから
パズルの組み合わせのように
一部が集まっただけの歪な手になってしまったし、そもそも時間配分なんて考えていなかったから手として完成もしなかった。

先生はその絵を見て言った
「もっと全体を見て書こうね。」

周りを見渡すと
クオリティはそれぞれだが、
クラスメイトたちはちゃんと
「手」を書いていた。

私が書いたのは
「親指」と「人差し指」と「手の甲」。

『そうか、まずはなんとなくの輪郭から書かなきゃいけなかったんだなぁ』

私は手の書き方を知った。

次の授業は
「クラスメイトを書いてみましょう」
だった。

一人、モデル役が選ばれて
みんなの中心に立った。

私はクラスメイトの頭から丁寧に描いた。

出来上がった絵はクラスメイトの首までだった。

時間は全然足りなかった。

これは授業の定番になった。
毎回、授業の最初の5分間
誰かの全身を書く。

私はいつまで経っても
首までしか書けなかった。

『そうか、もっと全体を見て書けばいいんだ!』

そう途中で気付いたけれど、
全体を書こうとしているうちに
一部が気になって
そこを書いてしまうから
結局毎回絵を完成させることができなかった。


いつだってそうで
「頑張っているのは分かるんだけど…」
って言われてしまう。

そんな人生をおくってきた。

ホルマリン漬けの日々

大好きな米津さんのブログを読んで
lineblog.me

そうそう、そうなんだよ米津さん。
なんて思ったこと。

結婚式の準備の中で一番大変だったのは写真の整理だった。
連日自分の写真と向き合っていたんだけど、量が多過ぎたのだ。

私はとにかく大人になりたくない子どもだった。
いつまでも子どもの心を忘れないと誓ったのは7歳の時。
だけど、あんなに強く誓ったときの記憶が数年であやふやになり、どんな心だったかを忘れてしまったと気付いたとき、逆らえない時間の流れに私は屈した。
それでも諦めきれず、私は出来るだけ思い出の中に生きようと決めた。

思い出至上主義。

そう言ってとにかく写真を撮った。
芸術的な写真ではない。
とにかく記録したかったのだ。
不正確な記憶と年々衰えていく記憶力なんて当てにはできなかったから。

そうして撮りためた写真は万単位の枚数だった。
フィルムのカメラなのに修学旅行一回でアルバム3冊分は撮っていたのだから、どれほどそれに執着していたのか分かってもらえるだろうか…。

一瞬一瞬が過ぎていくのを恐れて
口惜しく思っていたから
忘れないように、
思い出せるように
くだらないこともなんでも切り取った。

何が好きで
何に笑って
私はどんな人間だったのか…。

子どもの私を
少女の私を
変わっていく私を
ホルマリンに漬けて
残していく作業に青春を費やした。

大人になんてなりたくなかった。

たくさんの写真は私の人生の証だった。

落ち子

久しぶりな人からLINEが来て
二言ぐらい送ったら
「大丈夫?元気ないけど」
って来たときの衝撃。

下ネタ二言で悟るとかマジエスパー。笑

でもこれ偶然じゃなく
何回かやられているので
そういう能力のある人なんだよね。

自分では元気のつもりで
知ってほしい訳でもなく
関係ない他愛のない話をしていたら
いつも突然
「で?なにがあったの、話してごらん」
って来るんだ。

思い当たることはあるから
言われて初めて
自分が落ち込んでいることに
気付いたりして…。

文字なんて
ただでさえ感情が読み取りづらいのに
一体何から気付くのだろう。

私の人生において、
この人ほど空気が読める人間を
見たことがない。

本人にも言っているけど
コミュニケーション能力においての天才だと思う。

接客業をしていたときは
その才能が羨ましくて
全く違う職業の人だけど
目標だったし憧れていた。

まぁ今はそこまでの鋭さは要らないので
自分もそうなりたいとは思わないけど…
それでも尊敬の念は消えない。

とにかく
あの人はスゴイ。
相変わらずスゴイ。


純粋に感動したって話でした。

ゾッ。

痩せない。
それなりに運動してるし、
それなりに食べてないのに
ちっとも痩せない。

結婚式までに目標体重はいかない確定。
できるだけ減らそうとは思う。涙

そんな切羽詰まった状況なので
とにかく動かねばと
外を走ったりしていたのですが、
やっぱりジム通いかなぁと
考え直した出来事。

今日22時ごろランニング中
交差点で信号待ちをしていたら
やたらゆっくり走るバイクが
目の前を横断していった。

ガラガラの交差点をゆ〜っくり
のんびり歩くような速度で。

おいおい、信号変わってんぞ。
何やってんだ?
とか思いながら眺めていたが、
バイクは横断しきると
普通の速さで走り去った。

変なバイク…
と思いながら私も走り出して
ふと気付いた。


あ、ヘルメット
私の方に正面向いてた…。


私の前を横断していったのに
顔だけはこちらを向いていた。
つまり、
ゆ〜っくり、じーっと、 見られていたらしい。


さすがに気持ち悪くなったので
ランニングは中断し
急いで帰路に向かうことにした。


が、


前方に先ほどのバイクがいる。


ぐるっと回ってきたようで、
小道から大きな通りに出ようとする形で
ウインカーを出して止まっているが
行かない。

こちらもゆっくり歩いてバイクが去るのを待つが、その間もヘルメットはこちらを見ている。
左右の確認はしていない。
こちらしか見ていない。

バイクが去るのを待ちたいが
動く気配はなく、
私が迂回できるようなルートもないので
明るい道だったのもあり、
正面突破を決めた。

顔を見ないようにしながら
バイクの後ろを通る…

と、バイクは走り出し去っていった。


それからはもうとにかく
周りを警戒しながら走り、
無事に帰ってきました…。

自宅もバレてないと思う。。。


あー、もー!
めっちゃ気持ち悪かった!
デブに運動させてくれよ!

でぶ茶化しているなら声かけてよ!
無言で見られるとか超怖いよ!
ホラーだよ!
罵声浴びた方がマシだよ!


とりあえず
夜走るのは控えようと思います。

田舎だろうと
あんま若くなかろうと
見た目アレだろうと
女性は夜走っちゃダメっすね…。

あぁ。

相性と性別

今日、夕飯の買い出しに
近所のスーパーに行ったら
レジの人がALL若者男子だった…。

レジ6台ぐらいが全員大学生くらいの男の子。スーパーのレジ採用でそれだけの人数が集まること自体は感心する。
前職では欲しいのに若い男の子はあんまり集まらなかったからね。

ただ、
別に何がと言うわけではないが、
なんか嫌だった。

スーパーのレジなら
仏頂面の若い男の子より
にこにこしたおばちゃんがいいやい!

カフェだったらアリかな。
コンビニもいい。
飲食店とか居酒屋も気にならない。
美容院は…
私は個人的に(担当は)女性が良い。

美容師さんは
好みというか相性があるから
同性で可愛いと思える人が担当がいいなぁ。

顔が美人とかでなく、
可愛い!と思う感覚が似ているとか
自分もこうなりたいと思えるか…
が重要なんで
ファッションとか諸々も含めての
「可愛い」と思える人ね。

前に知人の紹介で
イケメンしかいない美容院に行ったけど
なんか寛げず、
話していても感覚が違って
思うような髪型にならず、
あんまり満足しなかった思い出。

ホストクラブや執事喫茶なんかに
行ってみた〜い☆とは思うけど
きっと
おかまバーとかおばちゃんママの居るスナックとかの方が落ち着けるのだろう…

女子力…低いな…。笑
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