『脳が身体を操るように…』と、人工知能搭載のヒゲソリ機のコマーシャルが言っていた。

ボディワークをする者であるならば、このセリフは不正確であるし、なんだかこういうのって、一種の催眠術みたいに聞こえる、私には。

リアルには、カラダが脳を操るのである。それは『何も考えてない体育バカ』的なことでは全くないのです。むしろ脳が身体を操っていると思っているあるいはそういう知覚をしているほうが『何も気づいていない脳バカ』なのである。


ここで肥田春充を引き合いに出す。彼の肉体面での、単なる肉体力を獲得した時代と聖中心力を悟得してからのそのチカラの違いはいろいろ述べられているが、頭脳においても、頭脳力を鍛えていた時代と、聖中心頭脳に転換してからは、別物の脳力になったのである。

そこでまた言おう。リアルオブリアルには、空が、中心がカラダを操るのである。脳は『うつる』ところです。