続・吐瀉物と排泄物の中でオヤスミ

電気も点けずに
画面のライト頼りに
目的もなく

外界からの音は
機械から届く音楽でシャットアウト

ここだけは僕の世界

誰にも邪魔させない

明日になったら
また、地獄が始まることを
知っているから

それまでは、
ここに閉じこもろう

こんな言葉
綴ったって

「自己陶酔してるんでしょ」

「結局は戯言だよ」

って、
蔑まれるのがオチ

まぁ、
ポエマーってのは
わかってますよ

でもね、
吐き出さないと
やってられないんですよ

勇気づけてみたいって
思うんですよ

これが、私の
『趣味』であり
『生きがい』でもあるんです

名がある

何物にも
呼び名がある

その名があるから
呼びかけられる

話せる

笑顔になれる

でも、死んだら？

生前の名があっても
死後の世界での呼び名は？

大丈夫

ここにある

名を授けよう

君の名は...

被害者と加害者

なるなら断然
被害者

傷を負っても
いつかは治る

残っても
その事故(こと)は
いつしか忘れるから

その反対

加害者は
傷がなくても
その事故(こと)は
一生忘れない

頭の片隅に
こびりついて
剥がれることはない

その罪に
一生負われるんだ

欠けた心を満たすために
ひたすら探した

何を失くしたのか

何を求めているのか

目的もないまま
どこかに失くした
心を求めた

残された心を
放置してまで
そこまでする必要が
あるのか

その心だけで
過ごしていいのではないか

失くしたものじゃなくて
残されたものの方が
大切だったりする

それに気付けた時こそ
心が満たされるんじゃないのかな