私がお金に困ったのは会社で昇格したときです。
給料はあまり上がらず部下が増え、夕食や飲み代を払うことも多く、お財布の中身が乏しくなり、自分の昼食に困る状態になりました。
初めて作ったクレジットカードのことを思い出したのはこのときです。
「キャッシングを使えばいい」と気づいたときは、正直ホッとしました。
自分のカードでは20万円程度の枠でしたが、ATMでいつでもすぐ出し入れでき、人に気づかれることもなく、分割返済していけば良いのですから気楽です。
最初に不足分を大きく借りたのがいけなかったのかもしれませんが、めいっぱいまで枠を使い切るのは、あっという間でした。
使うペースは気をつけないといけませんね。
いつもキャッシングを要するのはいつもぎりぎりの状態なので、身近なキャッシング会社を選んで使ってしまうものです。
利用後、他社の金利が低いと、後悔してしまいます。
事前に金利の計算をして、会社ごとに契約内容を比べてから堅実に利用したいものです。
最近は時代が変わったなと思います。
キャッシングといってもスマホでポチッと申し込むと即日で銀行に振り込まれ、本当に手軽にお金が借りられるようになりました。
けれども、このイージーさがすべての人の「ためになるか」というと、結局は利用する側の計画性や自制心次第が大事だと思うのです。
気をつけていないと便利さばかりが先行する危険なツールということになってしまいます。
銀行の融資窓口や消費者金融の店舗では順序立てて説明してくれるので、比較的理想の選択に近づくような気がしますが、同様のことが機械と向き合うだけでできるかどうかわかりません。
自分はどんな人間なのだろうと考えると、有人契約も良いのかもしれませんね。
例えばアルバイトといった非正規雇用者の場合でも、カードローンは借りられるのでしょうか。
実際は平気なようですね。
もちろん、返済の必要がありますから、一定の収入が審査基準になることは間違いないですが、それは一概に正社員に限った話ではありません。
たとえアルバイトやパートなどの雇用形態でも毎月一定の給料を貰っているのなら、無事に審査を通る可能性があると言えるでしょう。
無職であるけれど、毎月、安定して年金をもらえるという年金受給者でも、キャッシングサービスを使うことができるのか、気になりますよね。
調査したところ、利用可能なサービスとNGのところがあります。
利用できるキャッシングサービスがあることは、年金受給者にとってありがたいことだと思います。
ですが、気を付けてほしいのが、年齢制限の存在です。
それぞれの業者で借入可能年齢が違うので、一概には言えませんが、だいたい60から70歳で契約不可能になるようです。