拍手にて。
アホは早く死ねと言われた事がある。
何と大人気ないコメントかと腹が立った。
確かに死にたいのには変わりはない。
早く死ぬ方法ひたすら考える私はアホだろう。
でも私だって必死だ。
娘はまだ1歳半。
元旦那はいい加減な人。
私だけで何もかも出来るはずはない。
叔母が居なければとっくに飢え死にしている。
小さな小さな命。
そこに生きて動いてるものがあれば助けたくなるのが人情ってものじゃないのか。
死にたがりなのは否定しない。
でもこの子を置いていくのは忍びない。
共に生きていきたいと願っている。
そんな事を書いてたら娘がジラを言い出した。
泣きながら小さい手足をバタバタしている。
私がよしよししても泣き止まない。
それはそうだろう本当の母親ならまだしも。
私のようなアホには懐かないだろう。
もう嫌だ死にたいのに死ねない苦痛は味わいたくない。
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。
何度繰り返しても死ぬなと言われる。
どうしたらいいの。
泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣き喚いても晴れる事はない。
私は一体何の為に生きているの。
娘の為叔母の為女王と言う大義の為私を慕う傘下の皆の為そのどれでもない自分の為に生きるのか。
私は聞き分けない奴です。
他人を利用して知らぬ顔で生きている。
早く死ねないかな。
私を知る人よ。
私はあなたが思っている程利口で知的な女じゃない。
汚なくてアホな奴です。
だから私はあなたとは違うんです。
光あるあなたの存在は私には眩しすぎる。
あなたは沢山の良いものを持っている。
私よりあなたは敬い続けるだろう。
それで良いんです。
あなたにこそ女王の座は相応しい。
誇らしく生きて下さいね。
娘が泣き出した。
血の繋がりのない私にも側へ行けば泣き止む。
あなたの本当の親は私以下ね。
あなたを捨てた人を恨まないでね。
私よりあなたを知っているから。
きっと大きくなれば何もかも知る事になるのだから。
ダメなお母さんでごめんなさい。
だけどあなたを思う気持ちだけは誰よりも強いと思うから。
生きて欲しいの。
私の為じゃなく自分の為に生きて欲しいの。
あなたと私は違うかも知れない。
でも気持ちは同じだと思っているから。
私の娘でいてくれて有り難う。
さあ入水の儀式の時間だから私は離れるよ。
叔母に可愛がってもらってね。
泣かないで泣かないで。
何処にも行かないからね。
ちょっと離れるだけだからそんなに泣かないで。
私はどうすれば良かったのか。
今も答えは出ていない。
分かっている事はあなたを必死に泣かせないようにするだけ。
本当は死にたいくらいツラいのにあなたを見捨てられない。
死にたいよ。
叔母に言ったら頬にジンジン痛みがした。
この痛みを忘れないようにする。
戻ってきたらあなたはスヤスヤ眠っていた。
その寝顔を見ているだけで心が安らぐから。
どうかこのままで育って欲しいと願う。
さて娘は眠ったから。
夕飯の準備をしようかな。
叔母と一緒に何を作ろうか迷う。
最後に言っておきたい。
私は確かにアホかも知れない。
でも娘を侮辱しないで欲しいと思う。
ただそれだけで私は救われるから。
死にたがりな私には娘しかいないから。
こんな私でも娘の為に生きたいと思っているから。
殺さないで全てを。
無くさないで私自身の心も。
厳しい事には変わりない。
だから私は生きていけるのかも知れない。
さて娘と一緒に夕飯を食べよう。
叔母もにこにこ笑っている。
それではまた会いましょう。
次回をお楽しみに。
訪問者様有り難うございます。
生きている間何もしなくても時間は過ぎていく。
呼吸する時間さえも著しかった。
あの日の眼差しが心を揺らして離さない。
まるで過去の自分を見ているような。
ざわめく風がやけに耳につく。
未だに見えない私の未来。
そう何も変わってない。
いや変わりたくないのかな。
私はゴミなりに生きてきた。
その生き方は決して褒められたものじゃないけど一生懸命頑張って来た。
それも否定されたら私は一体何の為に生きているのかな。
答えを教えてくれる人はいない。
良い人生悪い人生それなりに歩んで来た。
やっちゃいけないと知りつつもこっそり盗みもした事もあった。
今の私はまるで魂の抜けた人形。
誰かに支えられないと生きていけない。
不設楽で人間になり損ねたのに。
他人は言う。
頑張れ頑張れ頑張れ。
一体何をどうしたらいいのか。
頭の悪い私は聞き分けが出来ないの。
また鳴けない鳥が飛び立った。
私は見送って行くだけ。
一体何処を直せば良かったのか。
永遠に理解りはしない。
さあ娘の寝る時間だ。
今日は疲れた。
と言うか毎日疲れてる気がするな。
娘はご機嫌斜め。
仕方ないから絵本を見せて落ち着かせてパジャマに着替えさせる。
今日も1日頑張ったつもりだ。
娘の瞼が閉じられた。
私も眠るとしよう。
それではまた会いましょう。
次回をお楽しみに。
訪問者様有り難うございます。
他人はすぐ口々に言う。
大丈夫だからねとか言われても全然大丈夫じゃないのに。
無口で人付き合いも下手で籠りっぱなしな私は娘の面倒すら見れない。
大丈夫と言われてそうだった試しがない。
元旦那からは虐待されて残ったのは肌に傷痕だけだし押し付けられた娘は私に懐いてはくれない。
ベランダで布団干して思う事はこの高さから落ちたら確実に死ねるとか飛び降りたら内臓破裂するかなとかそんな事ばかり頭に浮かぶ私の脳みそ。
全くそんな事ばかり考えるから白髪が増えるんだ。
まだまだ若いのに。
やりたい事とかいっぱいあった。
カラオケやボーリングといった普通の遊びもしたかった。
普通に友達出来て彼氏もさりげなくいて結婚して子供作って。
そんな当たり前な事が出来なかった。
知らない家知らない男知らない娘。
何もかもが大丈夫なんかじゃない。
娘の世話は大変だしやった事のない世界がそこにはあった。
私は何の為に生きてるのか分からないし分かりたくもない。
毎日毎日死ぬ方法を考えながら生きている。
そんな私はゴミ以下だ。
傷痕は残ったまま。
消せるとは思ってない。
何度も思い浮かぶのは摂関された事実だけ。
忘れたいのに傷痕を見る度に何度も思い出す。
料理をしながら包丁やハサミが怖い。
今すぐにでも腹に刺して殺して欲しい。
そんな欲望にも似た思いが沸々と上がって来るのを必死に押さえるのが精一杯だった。
もう生きていくのがイヤになった時ああなればこうなればとただ思うだけ。
本当に死んだら泣いてくれる人はいるだろうか。
地縛霊や浮遊霊なんかになったらどうしようとかそんな事ばかり考える。
さて娘がそろそろ帰って来る時間だ。
迎えに出なければ。
ああ何もかもが憂鬱になって来る。
早く終わって欲しい。
この長いトンネルのような何処までも続く暗い道のりが。
死にたがりな私は生きる事さえ許されないのかな。
生きる事は難しい。
上手く行かない時もある。
そんな時誰が救ってくれますか。
私に教えて欲しい。
死んでいく前に良いことありますように。
それではまた会いましょう。
次回をお楽しみに。
訪問者様有り難うございます。
今日も1日が始まった。
こんな時間に目が覚めるのも久々だと思う。
今日は朝っぱらから娘に起こされたからだろう。
何でも泣けば済むと思っている。
子憎たらしい奴だ。
頭がおかしくなりそうだ。
こんな置き土産最初から要らないと言ったのに。
それでも人の命に変わりは無いから仕方なしに家に居るのだが。
自分の都合だけ押し付けといて後の事は知らないなんて虫が良すぎる。
こっちは良い迷惑だ。
また泣いている。
叱るとまた泣くから延々とこの状態が続いている。
何で死ななかったんだろう。
生きて後悔する事ばかりで何にもならない。
あのまま死なせてくれれば良かったのに。
生きたせいで余計な仕事が増えた。
今でも後悔している。
でも生きてて良かったと感じる時もある。
ほんの一瞬で終わってしまうのだが。
娘が起きた。
食事を作るのも一苦労だ。
何で何でと自分を責めても結局は自分しかいないからやる事だけはやらないと行けない。
勝手知ったるなんとやら。
これだから女はイヤになってくる。
早くに死のうと思えば死ねたはずなのに。
死ぬ方法も沢山考えた。
だけどどれも死ぬ一歩手前で生かされてしまう。
生きてて良かったと感じるのはきっとほんの一握りしかない。
どうしてや何でやとやかく言った所で解決はしないのだろう。
怯する事なく自分を見つめなおすと如何に汚ないか良く分かるものだ。
娘がまたジラを言い出した。
折角の食事を放り投げて泣いている。
叱る気にさえならない。
いつもの事だ。
もう生きていたくない。
車に乗る度にこのまま崖下へ行けたらどんなに楽かとか考えてしまう。
自分の事ばかり考えるのは昔から変わっていない。
さて
朝食を済ませたらバスが来るから着替えをしないと。
何でこうも忙しいのか不意に何でだっけと思い返す時もある。
だけど明日はきっと良いことあると信じてたいの。
灰色の日に行き詰まっても諦める事は出来ないの。
生きて生きて生き抜くしか道はない訳で。
バスが来た。
娘を送り出した後の消失感が何とも言えない。
また戻って来るんだろうなと気が重くなる。
そろそろ時間だ。
事故に合わない限り生きて戻って来るんだろうな。
今日も蒸し暑いみたいだ。
いっそ熱中症にでもなれば良いのに。
悪ふざけはこのくらいにして準備に取り掛かるか。
それではまたお会いしましょう。
次回をお楽しみに。
訪問者様有り難うございます。