主人公固定で妙な大冒険をしてみる新境地

主人公固定で妙な大冒険をしてみる新境地


※キャラ崩壊の可能性を十二分に含んでおります。ネタをネタとしてお楽しみ頂ける方向け。
しかも長くてめんどくさいです。




まずは主人公をお決めください。

【主人公(1)】…

次に以下の番号に浮かんだキャラを自由な感じで入れてください。

2:
3:
4:
5:
6:
7:
8:
9:
10:




それでは妙な大冒険に出発です。




・ある朝、(1:)が目を覚ますと枕元に手紙があった。毒々しい色の便箋には『(7:)は預かった。返して欲しくば1人で(9:)城まで来い』と蛍光ペンで書いてある。
解読に時間を要したが、確かにこれは(9:)の字だった。



・顔を洗い、歯を磨き、朝食の後にコーヒーを飲んでテレビの占いまでチェックした(1:)は、靴ひもが縦結びなのを気にしながら(9:)城へ向かう為に玄関を開ける。そこには何故か(3:)が居た。
(3:)は何かを伝えようと、超至近距離なのも気にせず必死でジェスチャーを送ってくる。



・(3:)と別れて道を歩き出す(1:)。今夜のおかずの品数を思い描いていると、曲がり角で飛び出してきた(10:)と激突し30メートル近く吹っ飛んだ。
(10:)は、とある理由で物凄く急いでいたようだ。



・したたかにぶつけた場所を擦りながらよろよろと歩く(1:)。すると前方から自転車が猛スピードで向かって来る。(4:)だ。
(4:)「(9:)城? ムリムリ、歩きなら14時間かかるよ。コレなら15分で着くけど、10万円でどう?」



・自転車を手に入れた(1:)は、サイクリングがてら川沿いの道をのんびり走る。やがて右手に大きな橋が見えてきた。
橋のたもとでは、(5:)が超爽やかな笑顔で『こちら(9:)城入り口』と書かれたプラカードを持っている。信じるべきか否か…どうしよう。



・選んだ先の道には『自転車乗り入れ禁止』の看板が。振り返って良く見てみると、もうひとつの道にも同じ看板が立っている。頭の中に蘇る(4:)は邪悪な笑みを浮かべていた。



・(1:)は仕方なく徒歩で行く事に。しばらく歩いていくと、『受付』と書かれた白いテントが道を塞いでいた。
パイプ椅子に座る案内人の腕章をした(8:)によると、(9:)城へ入るには4つのスタンプを集める必要があるらしい。受付票に記入を済ませると、営業スマイルを浮かべた(8:)がスタンプラリーの手引きをくれた。



・手引きを見ながらスタンプを探す(1:)。命懸けで火の中、水の中、草の中の3つを集めたが、残る1つがどうしても発見出来ない。
途方に暮れて空を仰いだその時、明らかに乗せるのを嫌がっている白馬に跨った(6:)が颯爽と現れた。
(6:)「火の中、水の中、草の中とくれば、あとは?」



・堪忍袋の緒が切れた白馬に翻弄される(6:)を見送って、ヒントを元に森の中へ。木に赤ペンキで書かれた矢印に沿って歩を進めると、巨大な木に吊された最後のスタンプを発見した。
コンプリートを喜ぶ(1:)は、賞品を貰う為に浮かれた足取りで(8:)の元に向かう。大切な何かはすっかり忘れ去られているようだ。



・森の出口を抜けようとした(1:)は、何かに引っ掛かって派手にすっ転ぶ。見てみると、目に痛いレベルな真っピンクのツタが足首に絡まっていた。
ツタはまるで生き物のように足を這い上がってくる。大ピンチ。絶対絶命の危機。パニックに陥った(1:)は、何故かふと頭に浮かんだ(2:)の名前を叫んだ。



・(3:)(5:)(10:)「呼んだ?」



・(4:)(6:)「呼んだ?」



・(2:)「あれ…? 呼ばれたような気がしたんだけど、勘違いだったみたい…。ヤバい超恥ずかしい! ノコノコ出てきてすいません!」



・何とか引き止めた(2:)の高枝切りバサミでかろうじて難を逃れた(1:)。しかし今の出来事で完全にビビった(1:)は、6人のうちの誰かを連れて行く事にする。誰にしよう。

⇒【お供(a)】…

・お供(a:)が出来た事でテンションがだだ上がりし、意気揚々と受付へ戻る(1:)。(8:)はスタンプを確認し、賞品として『鼻めがね』『釘バット』『漫画の単行本についていた帯』を差し出した。
貰えるのは1つだけ。どれを選ぼうか。



・遂に(9:)城へ辿り着いた2人。スタンプラリーの賞品を掲げると扉は簡単に開いた。
大広間で待っていた(9:)は、不敵に笑って(1:)に剣を向ける。
「さあ、殺し合いをしようじゃないか」



・(1:)の持ち物はさっきの賞品ただ1つ。(9:)の攻撃を紙一重で躱しながらお供に助けを求めるが、(a:)は足元に寄ってきた(9:)のペットの豆柴に夢中だ。
(1:)「駄目だコイツ…。誰だよコイツ選んだの!」



・お供は頼りにならないし自分が何とかするしかない。追い詰められた(1:)は、危険過ぎて封印していた伝説の技を使った。
「くらえ! キングオブ(1:)クラッシュアターック!!」



・辺りを包んでいたまばゆい光が消えると、(a:)は瓦礫の中で豆柴を抱えて一人立ち惚けていた。(1:)の姿も(9:)の姿も無い。すると、足元の瓦礫が動いて(7:)が自力で這い出してきた。
2人は対面を果たし、それぞれの居るべき場所へと戻って行った。



・(1:)「────という夢を見たんだ」
(9:)「」






お疲れさまでした。






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