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人妻な遊星と学生ジャック

前に言っていた人妻の遊星に焦がれるジャックで少しだけ書いてみたので載せてみます。

遊星は過去ジャックといたときは一人称は「俺」でした。
けど、シティでジャックが遊星と再会したときは彼女は「私」に変わっていたという補足です。

よければつづきからどうぞ
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神々の…

神は初めに命を造った
命は四肢を持ち、やがて動物となった

けど、動物は神を崇めることができずに神に殺された

神は土から更に新しい命を造った
けど、できたモノは不完全
弱い身体では信仰することもできない

あっけなく神に殺された

次にできたのは完璧な人
どこから見ても素晴らしい

けど、完璧すぎたので神に殺されました



「いつまで繰り返すつもりだ?」
「…」

ボードに新しいモノを造っていると向こう側にいた者に話しかけられる。手を止めて顔を上げればその者は指を組んで微笑んでいた。

「どれもこれも我の思い通りにいかぬ。」
「だから壊しては造り治すのか?」

よく飽きないなと、呟かれ自分も同じように指を組んで問いを返した。

「なら、他に何をするのだ?」

口の端を上げて笑う。
その者は玉座から離れ、我のボードに無粋にも腰をおろした。方眉を上げて見上げれば顎を持ち上げられ、見下してくる。無礼な奴だな。覗き込まれた目には我の金色の瞳が見えるのだろう。真っ赤な髪を撫でられて、頬に口付けをしてきた。

「ならば、私とゲームをしよう…五千年周期の長いゲームを」
「退屈させるなよ?」

ゲーム
ならば、駒を造らねばな


神は新しい人
いや、駒を造り、世界を造った






テスカトリポカとケツァルコアトルの話

アステカの神話に残酷な話があったそうです。作っては壊し虐殺を繰り返していた神は信仰の念が深く、讃えない者には罰をあたえていたそうです。そんな神が次に思いついたのは人々を使ったシグナー同士戦争でした。

ゴッズと実際にあったとされる話を組み合わせてみました。
テスカトリポカとケツァルコアトルが関わってはいないと思います;;

とあるマリアのためにうたわれた歌

遊星にょたの死にネタなので、大丈夫な方のみつづきからどうぞ
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孤高の光

高みを望めジャック

高く、高く遠くへ行くんだ



「なに、してるんだ?」
「…」

安い照明に手を伸ばしてしるところで、隣の男に静止させられる。名前は聞いていない。お得意様だが、覚える気がない。

「修理は終わったのか?」
「その為に呼んだんじゃないだろ」

俺は横の男の首に腕を絡める。それを良しとしたのか、流れに任せてキスをしてくる。声を漏らせば次へ移る。繰り返しだ。
こんな単調な事はない。気持ちいいと言えば更に次へ。

この男をジャックと思えばなんて事はない。みんな一緒だ。それで修理代なんかよりずっと高い料金が手に入る。

高く遠くへ行け、ジャック
見下ろす事を知らないおまえならきっと大丈夫だ。汚ないモノや見なくていいモノは知らなくていい。

「ぁ、…」

仰向けになりながら安い光に手を伸ばす。その光の先に本当の、孤高の光がある。

見上げる俺をおまえは知らないだろう…
けど、いい…ジャックは自分の道を、まだ綺麗な俺だけを知っていてくれ

「…きれいだな」
「?」

胸に噛み付いていた男を強く抱き締める。おまえは見るな。あの孤高の光を、綺麗なジャックを…


人間なんてみんな一緒だろ?
なあ、ジャック…?


だが、おまえは違う。

神にも等しい…俺の……

僕とキミの距離

僕とキミとの距離


「遊星」

いつも始まりはジャックだ。
今まで長い付き合いでも俺から話しかけた事はほとんどないだろう。それは、あいつも俺も今まで疑問にも思った事が無いからだ。

なぜ、今更…

こんな事を気にするのか。ジャックに近くなったからだろうか。それならこした事はないが、ジャックの表情を見ると何となく思う。
置いて行かれそうな子供?
いや、純粋に…

「遊星」
「なんだ?ジャック」

そんな顔で俺を見ないでくれ。大丈夫だろ、こんなに近いんだ。だから、心配なんてしなくていい

「遊星」

いつまでも呼んでくれるなら、それも嬉しい。愛しい
愛しいから構いたい。構ってほしい。ジャックに呼んでほしい。
この腕の中にずっといさせてくれ。

なら、無視をしていようか
きっと、このまま返事をしなければジャックは俺に構ってくれる。

「遊星」

ダメだ…やっぱり、そんな顔をしないでくれ。


「…ジャック」


前を見るなジャック、俺は傍にいるだろ…



イナゴさんのブログにあった「キミと僕との距離」の遊星バージョンです。

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