14/02/06 14:15 (:人生は短し、生きよ乙女)
少しだけ、前を向いてみる


前の記事は、passが無いとはいえ暗すぎました…すみませんでした;
でも、この記事はベクトルが前記事と正反対です。まじめなのは変わりません。


成人の発達障害について、ふと思いついたことを。

『発達=京都観光、人間=観光客』の式が突然頭に浮かびました。


例外があるかもしれませんが、名所には人混みがつきものです。
京都府を訪れる観光客の多くが、清水寺や金閣寺などを見に京都市内を訪れます。写真撮影の場所も、何となく似たような感じ。お土産は八つ橋。
これは、『メジャーな観光客=定型の人』という式になります。


でも観光客の中には、ガイドブックやTVでは紹介されない、京都市内の隠れ家的お店みたいな場所を好む人もいます。
名所を訪れても、人混みを避け、ちょっと変わったところから眺めてみたり。
中には、一番の観光地である京都市内には全く興味を持たず、京都市以外の場所を巡る人も。
これを、『マイナーな観光客=発達障害を持つ人』とします。


でも、考えてみると彼らもまた、「京都観光」を楽しんでいます。
京都市内をメジャーな観光客とは違う方法で巡ってみたり、京都市以外の街を自分たちなりに満喫したり。
「京都観光」の定義が、ちょっと違うだけの話で。



確かに、私は定型の人たちと同じような景色を見ることができないかもしれません。
見たくないわけじゃなくて、1人では見たくても見られないことが多いのです。
見る方法がわからなかったり、方法を知っているけど上手く出来なかったりする特性を持っています。


「なんで見えないんだよ、バカじゃねーの」って言う人たちがいることは、重々承知しています。家にもいますし。

でも、「私にしか見えない景色がある」ことは、決して悪いことではないと思います*
少数も、「面白そうな眺めだね」と、私の横に立って一緒に景色を眺めてくれる人たちがいることを忘れずに生きていけたら、
ほんの少しでも気持ちが楽になれそうな気がします。

もちろん、私からも「そっちは何が見える?」と好奇心を持って、皆と接していきたいと思います。





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