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黒い蓮の花。4

与えられる快楽に溺れるように過ごしてもう幾日か。
ベッドからの拘束はいつの間にか枷と鎖に変わっていて、一日中男のモノをしゃぶっている気がする。
口の中はふやけて、甘い痺れが頭の中を白く染め上げる度に、もっと欲しいと強請った。
そうして時には口の中に指を突っ込まれて錠剤を含まされる。

「はぁ、はぁ、むッ、おあじゅけし、ないれ……ちょうらい、ほひい」
「国永、お前誰に頼んでるのか分かってるのか?」

にやついてゲヒた笑みを浮かべる男に一瞬誰かの面影を見ながら、何度も頷いた。
国永にクスリを与え、絶対的な支配下に置いているこの男をご主人様と呼ぶ。
名前はもはや忘れたが、自分が国永と呼ばれている事だけかろうじて理解出来た。

「あ、も、やぁッ、ちゅ、ちゅむ、はッ、はッ、はッ、のましぇてッ! 飲ませろっつってんだろボケがッ!!!」

あまりにも待たされている状況に、指さえ無ければ飲み込めるという状況に男の指に噛み付き、食い千切ろうとする。
紅い瞳を血走らせ、目の前の男を強く睨み付けると男は指を引き抜いて国永が噛んだ痕を目の前でべろぉと舐めた。
その様子に蛙を思い出しながら溢れる唾液と一緒にクスリを飲み下す。
なかなか収まらない飢餓感に頭を掻き毟り、両肩を抱いてベッドに跳ねて不安を飲み下した。
やがて訪れる浮遊感と幸福な気持ちに笑いが止まらなくなる。

「はは、ははははッ! ふわふわ、きもちぃ、ご主人様、ご主人様のおちんちんくらしゃい、これれずぽずぽ、かいてぇッ!!」
「まだだーめだって。けどまあ、そろそろ馴染んできたかな? ヒヒヒ、ぶっ飛ぶくらい気持ち良い事してやろうかぁ?」
「ん、ふ、ぁああ……欲しいッ! してほしい、ご主人様、くにをもっと気持ちよくしてぇッ!」

首筋を舐められて背中を走る快感に笑みを浮かべ、ジャラリと鎖を鳴らして両手を差し伸べた。
は、は、と興奮から息を切らせて瞳孔を開きながら口の端から唾液を垂らして笑みを浮かべる。
クスリを飲む度に気持ち良いのが一杯で意識が白く飛び、考える力を奪われていくのが分かった。
けれど、これ以上考える事が辛い何かがあったのだけは覚えている。
それを退けたくて、どうにかしたくて、どうしようも無くて。
もっと、もっと気持ちよく、思い出も考える力も全部全部白く染めたくて国永は強請った。
頬に両手が添えられて、グチュグチュとチュブチュブと音を立てながら口内を弄られる。
その度に断続的に快感を感じながら肩を跳ねさせていると、不意に両耳が押さえられた。

「ふぁ、あ?」

夢心地になっていた焦点を政宗に合わせようとした瞬間、彼の口元が奇妙に歪んだ。
何かの言葉だと理解した瞬間、両耳にグチュグチュと細い粘着性のあるモノが暴れる触感がした。

「ひあああ"あ"あ"あ!? らめ、いや、きひぃいい"い"い"!? グチュグチュらめ、ああああああ、かはぁッ!?」
「落ち着けって国永ぁ、まだまだこれからだぜぇええ?」
「ひぅ、あ、や、にぇ、ええあああ"あ"あ"あ"あ"、お"お"ッ!? いいい"い"い"ッ!!!!」

グチュグチュとした何かが耳の中から奥へと入り込み、ズリズリと細かな柔毛で擦られてしまえば瞼の裏が快感で瞬く。
腹の奥が疼く感覚と共にゾワゾワと這うような快感に全身を苛まれ、白目をむきかけながら絶頂した。
出した直後も収まらず、プシャアアと音を立てながら壊れた配水管の様に潮を吹き、ぐったりと身体を投げ出す。
白く意識を染め上げて飛んだ国永を確認し、政宗はズルリと何かを腕の中に隠して国永をひっくり返した。
いつの間にか国永の臀の間、腰の下部に浮き上がった鹿の様な紋様を確認し、男達に声を掛ける。

「おい、お前等解禁だ! コイツのケツを犯してやれッ!!」

腰を突き上げるような体勢でベッドに捨てられながらも、国永は体中をひくつかせて意識を飛ばしていた。
やがて男の一人が国永の白く柔らかい桃尻を揉み、窄まった後孔に舌を這わせてくる。
中を味わい尽くそうとするそれは肉ヒダの一枚一枚を形取り、国永はその快感に身体を震わせた。

「あ、はぁ、や、あ、ああ、あん、はぁん、らめ、ちゅうしないれぇ」
「おっと国永先輩起きました? 先輩マジやべぇっすよ、どこも柔肌で白くて痕付けたくなる」
「ん、ひぃい、ちくび、らめ、しょれ、よわ、あぁあああ、いや、キちゃ、ひぃいいいんッ!!」
「うわッ! え、何これ……母乳?」

尻孔を縦横無尽に舐められながら乳首を摘ままれ引っ張られ、相手が誰かも分からずにイった国永は胸から白い液体を垂れ流す。
ほのかに甘い匂いのするソレは乳のようでまた違った味わいをしていた。
次から次へと男達に腕を吊されて胸を晒され、じゅうじゅうと吸われていくのも心地良い。
やがて尻を舐めていた男はその口を指へと変え、更に奥の奥へと侵入していく。
ゴリゴリと前立腺を攻められれば萎えたモノが立ち上がり、誰かがそれをしゃぶり始めた。

「ひ、あ、ああん、ぎもぢ、らめ、らめぇッ! これいじょ、おかひ、おかひくなりゅううう"う"う"ッ!」

ついには快感に弱って涙を流し、頭を振って逃がそうとするのを男に押さえられて口にモノを入れられる。
国永の事を考えずにゴリゴリと喉奥を犯されるのも気持ちよく、更に涙を流しながら舌を這わせた。
後孔の指も締め付ければ締め付けるほど、我慢ならないとその数を増やしていき、

「政宗さぁん!! ケツの準備出来ましたけど、本当に良いんすかぁ!?」
「ああ、豪快にやってやれ! 自分から腰を振ってくるくらいなぁ!!」

皆を先導している政宗が了承を出した瞬間、規格外の太さのソレを突き入れられて目を見開いた。
その瞬間に喉奥をゴリッと抉られて口内に大量の白濁液が流し込まれ、逆流して鼻から垂れるのも構わず国永は啜り取る。
どこもかしこも気持ちが良く、国永自身も果てながら母乳を吹き出してイキ狂う。

「国永さぁん、どうっすか俺の味? 鼻から垂れてますよぉ」
「おいひ、れふ……もっろ、くらひゃ……」

焦点の合わない虚ろな紅い眼をさせながらも、聞かれた事に反射で答えて力の入らない身体を後ろに預けた。
瞬間、更に男のモノが腹の奥を貫き、目を見開いて声にならない悲鳴を上げる。
逃げだそうとした手は他の男のモノを握らされ、腰を掴まれて前後不覚になる程中を擦られれば快感に溺れていった。

「あ、は……ははは、もっろ、ちょうらい、いっぱい、いっぱい、しろくひてぇッ!!」

虚ろな笑みに快感に溺れた紅い瞳を蕩けさせ、周りの男達をかどわかす。
この場を支配しているのは男達の様でいて、最終的には国永という女王蜂に貢ぐのだった。
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