オレンジの獣。
 お盆A(ハレリキSS)
 2012/8/13 23:17






ずずず……





「・・・・・・・」

 

 

ずずずっ……





「・・・・・・・」

 


 

「あー…あのー……;もうちょっと楽しそうにお茶飲みませんか…?;」
「「だって楽しくねーし」」
「(……ハモった……)」

 

「……おい、人の真似すんじゃねーよ」
「そりゃアンタだろーがオッサン」
「「・・・・・・・」」




「(…ど、どうしようこの空気…;)あ、え…えーと、あっ!そーだ!実は夕べ寒天ゼリー作ったのがちょっと残ってるんすけど、食べます!?;」



「「……食う」」
「じゃ、じゃあ今持ってきますねっ!;」

 

ぱたぱたぱた









「………いい嫁だよなぁ〜リッちゃんって」
「だろ?俺の嫁だけどな」




「(ピキッ)あ"あ?何言ってやがる。…アンタ、ハーレムだっけ?アンタはリッちゃんの上司だろ?」
「"元"上司だぜ。んで、"現"恋人ってやつだv」
「リッちゃんはそうは思ってねーかもしれねーぜ?」
「アイツがどう思ってようが、アイツは俺のモンなんだよ」

「…何でリッちゃんってこんな奴がいいんだろ…趣味ワル…」

 


ぱたぱたぱた





「お待たせしましたー!……ん?何の話してたんすか?」
「ん?リッちゃんの趣味が悪ぃって話」
「は?;」
「ちげーよ、リッちゃんは見る目があるって話だよ」
「え??;」

 

「それよか、その寒天ゼリー美味そうじゃねーかv」
「あっ、でしょでしょ?vちみっ子たちも夕べ喜んで食ってくれたんすよ♪はい、こっちは隊長の分で、こっちはストームの分」





コト





「さっ、どーぞ召し上がれ!」
「おう、いただきまーすv(ぱくっ)……ん!こりゃうめえ!さすがリッちゃんは何作っても上手だな〜♪」
「えっ///そ、そうっすか?///」





「…………」





「…隊長?食べないんすか?…もしかして、嫌い、でした…?;」
「うんにゃ、ちげーけど」
「じゃあ食べてみてくださいよ!甘さも控えめだから隊長も好きな味だと思うんすけど…」
「じゃあリッちゃんが食わせてくれよv」




「……はっ!?///;なっ…何言ってるんすか!///;自分で食えるっしょ!///;」
「そーだけど、リッちゃんに食わせてもらったほうがより美味しいだろ?ほら早くしろよ、あーーんv」





「おいオッサン、何甘えてんだよ気持ち悪ぃな。リッちゃん、ほっとけほっとけ」
「あ…え、えーと…///;」

 

「…リッちゃん…リッちゃんは俺に食って欲しかったんだろ?だから甘さも控えめなんだよな?」
「っ…!///」
「だったらよ…な?ほれ、あーんv」

「〜〜〜っ……やればいーんでしょっやれば!///;ほらっ!///」

 

ぐっ





「(ぱくっ)ん♪……うん、うめぇvやっぱ俺の好きな味だv」
「〜〜っ…よ、良かったデスネ…////;」





 

「(イライライラ…)…おいリッちゃん!俺にも!」
「へっ?」
「ばぁ〜〜か、何ほざいてやがる。これは恋人である俺だけの特権なんだよ♪」
「Σちょっ、こ、恋人って…!///;」
「だってそうだろ?v」
「〜〜〜……////;」

「おいおいリッちゃん〜、今日は何の日だよ?お盆だろ?ご先祖様によくしてくれたってバチはあたんねーぜ?」
「あっ……;」




「アホか片乳野郎、オメーはリッちゃんの先祖じゃねーだろ」
「子孫のテメーが俺を敬わねーからリッちゃんに代わりやってもらうだけだぜ?」






「……そ、そうっすよね…せっかくお盆で帰ってきてくれたのに……」






「おいおいおいおい、何言いように絆されてんだよ」
「でも隊長!ご先祖様は大事にしないといけないんですよ!」
「そーだぞーー敬えー崇めろーー」
「てめーは黙ってろ!」






「それに…隊長がここにいるのも……こうして俺と会えたのも……ご先祖様がいたからだし……///」
「………リキッド……」





「…で?どうなんだよ」

 

「……フン、まぁ別に1回くらいなら構わねーけどな。どーせてめぇはお盆の間だけだけど、俺はこの後もずーっとリッちゃんと一緒だし」(ぷいっ)




「隊長……///あ…じゃ、じゃあストーム…///;」
「おっ、食わしてくれんの?v」
「い、1回だけだからなっ!//」
「…十分♪んじゃリッちゃん、あーーんvV」





「(まったく…///;2人揃ってコドモなんだから…;)…はい…って、え!?;」

 

 

ぐいっ!

 


「もがっ!;な、なんへおれに……、っ!!?///;」

 


ちゅうぅぅ〜〜〜


「Σ!!??!?////;」
「Σなっ…!!?て、てめっ…眼魔砲ーーー!!!!#」





ドウッ!!

 

「おっとぉ!」(ひょいっ)
「ぷはっ!///;な、ななな…///;」
「あぶねーなぁ、リッちゃんに当たったらどうすんだよオッサン」




「Σつーか!!!何してんだてめえ!!!#」
「何って、リッちゃんにゼリー食わせてもらっただけじゃねーか」
「だぁぁぁれが口移しを許可したああああああ!!!!#ふざけんなッ、リッちゃん離しやがれ!!!」
「ああ、いいぜvまぁ1回って約束だったしなvんじゃリッちゃん、ごっそーさん♪美味かったぜvV」






「〜〜っ…!!!////;(ぱくぱく)」





「んじゃ今日のところは帰るかな♪んじゃりっちゃん、またなーーvV」
「二度と来んじゃねえ!!!#」

 


バタン!

 

「ったくあの野郎〜〜ふざけやがって…!!!っ、おいリキッド、平気かよ!!」
「え、あ…;」
「チッ…!とりあえず消毒だ消毒!!」
「へ?…Σンンッ…!!///;」

 

ちゅうぅぅ…っ、ちゅ、ちゅっチュク…

 

「んっ…ふ…ンンっ…!///;ぷはっ…///はぁ…はぁ…っ…」
「(ムラッ…)……リッちゃん。アイツに簡単にキスなんかされた罰として…お仕置きな」



…ドサッ

 


「へ!?///;いや、あああああのっここパプワハウス…!!///;」
「他の連中はまだお盆を楽しんでるから平気だろ。さぁ〜てリッちゃん、覚悟しな…v」

「え、ちょ、ダメだってたいちょ……こっ、このスケベオヤジーーーー!!!!!////;」

 

 




 

 


***************
…というわけで、なんだかよくわからんグダグダでしたが、ストームが久しぶりにちょっとだけイイ思いができたようなので、いいお盆になったのではないかと^∀^←


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