オレンジの獣。
 あらって!(ちみリキSS)
 2012/6/16 23:43








「ねーねーたいちょー、おふろはーいろっ♪」
「んー?そうだな、そろそろ入っか」
「わーいっ、いこいこ!」

 








* * *





わしゃわしゃわしゃ……



「たいちょーの手、おっきくてきもちいー…♪」
「目ぇ開けんなよー泡入るぞ」
「あけてないもーん」

 

わしゃわしゃわしゃ……

 

「かゆいとこあるか?」
「んーん、なーい!でもきもちいーからもっとやってーvV」
「ったく…しょーがねーな」
「へへへっ♪」


「…っつーかリッちゃん、少し髪の毛伸びたな」
「えー?じゃあたいちょー、きって!」
「俺は不器用だからやめといたほうがいいぜ〜。今度ママにでもかっこよくしてもらえよ」
「うー…たいちょーにきってほしい〜…」
「失敗して全部剃ることになってもいいならやってやるぜ。そしたらつるりっちゃんて呼んでやるよv」
「Σ!!;や、やっぱりいいっ!;」
「ケケッ♪ほれ、流すぞ、目ぇ開けんなよー」

 


ザーーーー…

 

「ほれっ、完了っと。次は背中な」
「はーい」

 

わしゃわしゃわしゃ


「ほれ、脇も」
「え〜やだーー」
「やだじゃねーよ、手ぇ上げろ」
「だってたいちょーのあらいかた、くすぐったいんだもん」
「丁寧に洗ってやってんだよ」
「うーー……でもやだ、じぶんであらう」
「オメーがやると遅ぇから俺が風邪ひいちまうんだよっ。ほら!」

 

わしわしわしわし

 

「Σやーー!!///うひゃっにゃああああくすぐったいーー!!///」
「暴れんなっつーの!つーかなんで毎日同じことしてて慣れねーんだよッ!」
「なれないよぉ〜〜!!;やーもういいっもういいってばあー!///」
「まだ前とか足があんだろ」
「やあああーー!///あしのうらもくすぐったいぃ〜〜!!///」
「ったく……ほら終わりだ!流すぞ」
「ふぇっ?……は〜〜〜…くすぐったかったぁ〜〜…///;」


「あのなぁ…嫌なら一人で風呂入れよ。それか帰ってパパと入ればいいだろ?」
「…パパとのおふろもすきだけど……おれ、たいちょーとはいりたい…」
「…………」
「……だめ?」
「………ダメじゃねーけどよ……」
「ほんと!?」
「ああ……」

 

 

「(……よくよく考えてみれば…このくらいの歳のガキなら普通は自分の親と風呂入るだろーに……ほとんど毎日、他所のおっさんと風呂入ってるってどうなんだ………;)」←今気付いた

 

 

「ねぇねぇたいちょー!おれ、たいちょーのせなかあらってあげる!」
「あ?」
「いつもあらってもらってるから、おれもやってあげるのっ!」
「……(ったく…目ぇキラキラさせちゃって…)…わぁーったよ。んじゃ、お願いすっかな」
「うん!……こう?」

 

こしゅこしゅこしゅ


「もうちょっと力入れてもいいぜ」
「んっ…!こーお?」


がっしゅがっしゅがっしゅ

 

「Σいででででッ!!;バカ、爪立ててんじゃねーよ!猫かオメーは!!;」
「え?いたかった?」
「力加減とか考えろよ、弱すぎず強すぎず!」
「うー、むずかしいよ〜」
「自分がされて気持ちいいくらいでやるんだよ」

 

 


「…たいちょーにされて、きもちいいのと…」


「(……オイオイ…その言い回しはやめろよ…;)」

 


「んーと…じゃあ、このくらいっ?」


わしゃわしゃわしゃわしゃ


「おっ、そーそー、いいじゃねーか。なかなか上手いぜりっちゃんv」
「ほんと?きもちいい?」
「おー、きもちーぜ〜」
「へへっ♪じゃあ、まえもあらってあげるー!」

 

「は?」


「よいしょっ…」
「っ、オイッ!」
「う〜たいちょー、おひざがじゃま〜とどかない〜!ちょっとあしひろげて!」
「前はいいって!オメーはまだ背中だけで十分だっての!;」
「やだ!たいちょーはぜんぶあらってくれたんだから、おれだってぜんぶあらうのー!ほーら、あしひらいてってばー!」


ぐぐぐぐぐ


「やーめーろっつーの!;」
「なんでー!おゆのなかではたいちょー、いっつもあしひらいてるじゃん!」
「そーゆー問題じゃねーんだよ!;(こんなガキに股開かされるなんて冗談じゃねーっつーの!!;)」

「ぶ〜〜…」
「ったく……;まだオメーは背中だけでいーんだよ」
「じゃあ、もうちょっとおっきくなったらいいの?」
「……………」
「たいちょー?」
「……もうちょとじゃダメだな」
「えー!ならいつになればいいのー!?」


 

 

「そうだな…、オメーが大人になっても、まだ俺と風呂に入りたいって思ってたら、そん時は洗わせてやるよ」

 


「ほんと!?」
「ああ、ほんとだ。なんなら洗いっこしてもいいぜ?」
「ほんとに!?ぜったいだよ!!……でも、おとなって、なんさいくらい?」
「そうだな……18歳ってとこだな」

 


「わかった!おれ、いそいでおとなになるから、まっててねたいちょー!やくそくだからね!」
「あぁいいぜ、約束な(……ま、さすがにその頃にはコイツも俺から離れてるだろうな…)」

 

 

 

 

 

 



おとなになったらおれの手も
たいちょーみたいにおっきくなるかな


たいちょーのおっきい手であらってもらうときもちいいから
おれもおとなになったらたいちょーをきもちよくしてあげたいな

 


いそいでおとなになるから
たいちょーもやくそくまもってね!




 

 

 

****************
リッちゃんが大人になったら、お風呂プレイが決定しました←
そしてこの隊長は、ほんとのところはリッちゃんをどう思ってるんでしょうね(^ω^)














おまけ☆



「あのねーパパ!おれ、18さいになったらたいちょーとおふろであらいっこするんだーvV」
「じゅ、18になったら…!?;」






そろそろ隊長の立場が危うい←
c o m m e n t (0)



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