2018-10-9 22:20
タイトルなし
話題:最近観た映画
「若おかみは小学生!」
話題になってたので滑り込みで見てきた
ちなみに私、予備知識なしで
なんだか話題ですごいらしいという
理由だけで見に行ったけど
すばらしすぎて
エンドロール終わっても泣いてた
追記はネタバレ感想
見てない人は絶対見ないでね
これは予備知識なしで見た方がいい映画です
おっこ、強すぎる。
タイトルと絵に反して、テーマが死をどう受け入れ向き合っていくか、なの本当に重い。おっこ、受け入れるだけでも立派なのに、赦してしまうの、本当に強い子で、これ打ち込みながら涙出てきそう。あんなに辛いことがあったのに、おっこぉ。もうなんていうんですか、心理描写が細かくて丁寧で時にエグい。両親が死んだあと、それまでにいた家に対していってきます、って言ってから例の家族が現れるまで、泣く、悲しむ描写がないから、途中までこの子が悲しみを乗り越えた状態で物語が進んでいる、と思うんだけども、それが実は違くて、両親の死を受け入れられないというおっこの気持ちが、あたかも両親が生きているかのような、自然なシーンとして組み込まれているの、最後まで観たらエグすぎてさらに泣いてしまった。そうだよなあ、あんなに小さい子が、そんな簡単に両親の死を受け入れられるはず無かった。あの家族が告白して、おっこが両親に、1人にしないでって泣くシーン、あれがおっこにとって両親との本当の別れで、現実が一気に押し寄せてきて、辛すぎた。それなのに!おっこは!それを赦してしまうんだ!なんて強いんだ!おっこに幸せになって欲しい。ぐぅ…。
おっこの気持ちと周りを取り巻く環境が変わっていく描写を描くのがうますぎる。幽霊が見えなくなっていくのは、おっこが囚われていた死から解放されていくから。おっこがトカゲを触れるようになるのも、そういう心理描写を表しているのでは、と勘ぐってしまう深読みオタク。とにかくよかった。今年1番泣いた。これを児童向けの枠に当てはめたままでよいのか。現代の疲れた大人こそ見るべきでは。
ディレクターズカット版待ってます…
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