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虚無 詩


話題:詩


何年前かな
君がこの世界からいなくなったのは

あの時確かに涙がとまらなかったのに
今じゃ心に穴が空いたように
何も感じないんだ

失った何かは
涙をとめるんだ

穴は大きくも小さくもならない
ただ無になるだけ

君がこの世界からさよならしたのに
誰も気づかなかった

見つかった君は見るも無惨
好きになればよかったのかな?
そしたら少しはストーリーは変わっていたかな?

残った服とサングラス
引き取って大事にとってある

確かに後悔に泣いたのに
どうしてかな?
心は何にも動かないんだ

ねぇ
もう一度逢いたいよ




はたして此の場は居場所となるのか

一人は馴れている

独りは恐怖でしかない

前を向いて歩いていこうなんて

微塵も考えられない

笑っていろと

誰が言っただろうか

涙の味はきっと塩辛くなる

名前は無い

要らないのだ

もう少しで埋もれるところだった

飽和する脳ミソ

崩れるまで

時間はかからない

いいの 詩

例えば僕が死んで

嘆き泣くとしても

いつかは忘れるんだろ

代わりなんていくらでもいる

生まれ変われたならば

小さな花になりたい

何も感じず

何も憎まない

ただそこに在るだけ



終わり 詩

愛してるというのは

悪いことじゃないでしょ?

なのにいつから罪となった?

君はもう僕を愛さない

君が見せた一粒の涙

きっとさよならの合図だった

愛されたかった

わがままでごめんね

手紙 詩


話題:詩






こんなちっぽけな私を

あなたはみつけてくれるかしら

アスファルトに咲く花のように

強く強く生きれるだろうか

握り締めた手紙はきっと

誰にも読まれずゴミ箱行き

書いた内容さえも忘れた時

私は私でいられるだろうか
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