18/11/16 15:42 (:冷静と情熱の間(あわい))
  ……ぽつり、ぽつりと?

「初めまして」の方も、「お久しぶりです」の方も、如何お過ごしでしょうか?

前回の記事が、8月中旬?下旬?頃だったので、大雑把に2ヶ月振りになるでしょうか?


どうやら、ワタクシは凄く?落ち込んでいた様ですね。(他人事のよーに?)

もうスッキリした訳では無いのですが(我ながらシツコイな?)1つ、良い事があったので。



ずっと「会いたい!」と思っていた、姪の子供にやっと、先月下旬に会えました!

約1年と数ヶ月ぶり、今年3歳になったばかりなので、もはや初対面に近い立場だったのですが。

先に電話で声を聞かせて、慣らす事から始まった。

「興奮しちゃ駄目よ! 以前の呼び方も駄目だからね!」
(ワタクシは相手との距離を測る符号の様な感じで、自分なりのニックネームで呼ぶ癖がある)



周囲の母(姪)や祖母(妹)や伯父(甥)が「大丈夫、もしもししてごらん?」とか何やら言われつつ、携帯電話に興味があるのだろう、少し舌足らずな調子で「もしもし?」と声が聞こえた!

逸る気持ちを抑えながら「はい、もしもし? ☆☆くんですか?」と応えた。

子供は、ワタクシとバァバ(妹)の声が似ている事に驚いて、周囲を見渡した様だった。
(そんなに似てるかなぁ?)


気まぐれな反抗期3歳児と、電話越しの対話を続けるのは、時間が掛かった。
直ぐに興味の対象が移ってゆく。

その内、子供が「会いに行く!」と言い出し、ワタクシもだが、周囲も驚いた。
既に時刻は、3歳児にとっては就寝時間に近い。

姪や妹が宥め様と頑張っていたが、夜中でも出掛ける機会はあった様で、子供は大人の制止に納得せず、どんどん言い返している。
(随分と口達者になったもんだ!)

「駄目だ。このままだと大人しく寝てくれない」
根負けしたのは、子供と一緒に寝る姪だった。

ワタクシの部屋の玄関で挨拶したら直ぐ帰るからと、姪が子供を連れて、自ら車を運転して来る事になった!


ワタクシは部屋中の電気を点けて待っていると、子供を抱っこした姪が玄関口まで、やってきた。
(10数Kgある子供を抱っこして、4階分の階段を登って来た!…母、強し?)

とりあえず、玄関の中に招き入れると、姪が子供を降ろし、ワタクシは子供の目線に合う様に座りこんだ。

「こんばんは。☆☆くん」
「ほら、☆☆、こんばんは?」
「……こんばんは…」

以前より、少し面長になり、背も少し伸びた感じだが、まだまだ腕の中にスッポリ収まりそうだ。


児童相談所から戻って来た時は、新しい環境に怯えない様、色々気遣っていた様だが、既に母親と一緒ならば「大丈夫」と信頼しているのだろうか、特に身構えた様子は見られない。

……どころか

「外は寒かったでしょう?」
話を続け様としているワタクシを見つつも、子供は座って靴を脱ぎ始めた。

「☆☆、駄目よ? 直ぐ帰るって言ったでしょ」
子供は御構い無しに靴を脱ぎ、目の前の部屋に入り込んだ。

「ごめん。近所の人の家に上がらせてもらったりしてるから」

…こちらは、構わないんだが。

「おもちゃ、無いの!」
「ごめんね、おもちゃは無いの。本ばかりよ」
「直ぐ、落書きされるよ」

早速、子供は片付けを途中にしていた筆立てからマーカーを手にした。

《ヤバイ! 畳に書かれたら、油性だから面倒!》

慌てて隣の部屋から白紙が残るクロッキー帳を出して、子供の前に広げた。

子供はオレンジ色のマーカーで、ヒョロヒョロと線?を書いた。
「オレンジ色、好きなの? 橙色かな?」
子供は「オレンジ色」.には反応したが、「橙色」には、キョトン?としていた。

「橙色とは言わないなぁ」
と、姪が言う。


…… そうか。
自分達が幼少の頃は、色の名前も日本語ってゆーか、和名で先ず覚えていたが、もう今や「オレンジ」も外来語とか意識しないで覚えてゆくんだなぁ…。

子供は一通り全部の部屋を見廻り、ベッドに興味を示したり(自宅では布団敷)、DKでは「レンジは何処?」「オーブンは?」「冷蔵庫は何処?」と、思いつくまま訊いてきた。

「冷蔵庫はね、☆☆が一杯食べるから、**ちゃんちより大きいのよー!」


そうか、一杯、食べているのか。

……… ☆☆☆ (*´ー`*) ☆☆☆ ………


「そろそろ、帰らないと。お風呂入らないと」

時間を見て、姪が子供に言い聞かせた。

子供は何だか「泊まる」みたいな事を言っていたが(物凄い「物怖じしないっぷり」だな?…母親が一緒だからか?)、ワタクシも「うちのお風呂は寒いから、お家で温かくしようねー!」とか言って、何とか帰途に着かせた。

翌日は『姪の誕生日お食事会』で、また会えるから焦る必要は無かった。



その前の『甥の誕生日お食事会』は、お流れになってしまったから、姪の機会は何度も打診した。

2週間に渡って頑張った自分、ちゃんと《普通》に返って来た!


まだまだ〔ワダカマリ〕の様なモノが無くなった訳では無いけれど。

少しずつ、少しだけでも【近付く機会】が、増えれば良いなぁ…と思うのですよ、今は。




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