話題:今日見た夢
昨夜はまあまあ寝やすかったのですが、なんかまた変にリアルなもん見た。


長坂がゼノクを襲撃してから5日後あたり。ゼノクに再び不穏な空気が流れ始める。九条は隊員達の配置を変えることにする。

突如、ゼノクのアラートが鳴った。奴が来た…!今度は2人だけ。長坂と鐡(くろがね)。
これには晴斗達も騒然とする。2人だけ…?しかも鐡までいる。


鐡はいきなり晴斗に襲いかかってきた。まだ人間態。

「久しぶりだな、暁晴斗。遊ぼうぜぇ」
晴斗は鐡の威力に一瞬負けそうになるが、二刀流で対抗。
「なかなかやるじゃねぇの、気に入ったぜ」
鐡は楽しそう。鐡は右手を変化させ、剣のような状態にし晴斗に次々畳み掛ける。
こいつ…強い!晴斗は圧されている。覚醒出来る隙がない。


長坂は淡々と研究施設に向かい、攻撃を仕掛けている。人間態なのに既にゼノク隊員に負傷者が続出。烏丸と柚希は撤退を余儀なくされる。
長坂は蔦沼を探す。どこにいる?同時に鼎も探していた。

「雲隠れしても無駄なのにねぇ…」
長坂は手のひらをメイン施設へとかざした。手のひらから光が発射され、メイン施設の一部が被弾。長坂が狙った場所は居住区・長官の部屋付近だった。

居住区・長官の部屋では蔦沼が南に警告する。
「長坂に気づかれてしまったかもしれないな…」
気づかれた!?


しばらくして、長坂はいつの間にか破壊した場所から居住区へと侵入→ピンポイントで蔦沼の部屋へと来た。

九条はモニター越しに父親を心配する。このままでは親父がやられてしまう…!
居住区の蔦沼の部屋には隠しカメラがあるため、状況がわかる。


長坂はわざわざドアをノックした。南は銃を構え緊張しながらドアを開ける。
長坂はニコニコしながら強引に部屋へと入る。
「…何しに来たんだ、長坂」

南は銃を構えたまま、長坂に問う。長坂はちらっと南を見ながら答えた。
「蔦沼くんの様子を見に来たんですよ。呪いは順調に進行しているようですね…」

長坂は蔦沼が横たわるベッドを見た。肌全体を白いスーツで覆っているな…。切断した両腕は義手になっているのか…。それにしても辛そうだな。

蔦沼は長坂に聞く。
「僕を…殺さないのか?潰しに来たんだろ?」
「その状態を見ていたら、何もしなくても大丈夫なので安心しました。呪いを制御していたのか…。そして制御が解けそうなんだね。苦しむがいい」
長坂は部屋を出て行ってしまった。その直後、蔦沼に異変が起きた。南は急いで駆け寄る。
「長官、しっかりして下さい!長官!?」
「制御がそろそろ解けそうだ…。これで死に近づくな」
蔦沼の異変に九条は見ていられなかった。制御が解ければさらに若年化する。制御の分抑えていたため、かなり危うい。


一方、鐡は晴斗をジリジリと追い詰めていた。なんとか二刀流覚醒をするも、なかなかダメージを与えられずにいる。晴斗は苦戦。

長坂は居住区から再び研究施設へと侵攻。この間に隊員達は次々とやられている。長坂はターゲットを鼎へと変えていた。
どこにいるんだ、都筑悠真…。出てこい…。


研究施設周辺には本部の隊員と翳珠メンバーがいた。鼎は狙われているため、彩音と共に隠れている。鼎はガクガクと震えていた。
「鼎…私がいるから…大丈夫だよ」

彩音はこんなにも怯えている鼎を初めて見た。相当長坂は脅威らしい。
彩音は3つの武器から弓を持ってきていた。弓だけで弦を引くと光の矢が出る仕組みになっているため、無限に撃てる。


長坂がゼノクに侵攻したことにより、首都圏ではぱたりと敵が出なくなっていた。翳珠本拠地にいる宇崎はシェルター防衛に当たっている御堂達にあることを伝える。

「宇崎、本気かよ!?いくら今敵がいないからってゼノクに援軍出すって」
「御堂、落ち着け。長坂の野郎、卑劣な攻撃を仕掛けてやがる。ゼノク隊員にも多数の死傷者が出てるんだ」
「俺達が行ってどうにかなるもんなのか?」
「御堂と霧人なら行けるだろ?お前らの破天荒な戦闘スタイルならな」
「そういう問題じゃなくね…?」


長坂は研究施設前に到達。
このままだと侵入される!

九条は3つの武器を持つ隊員に指示を出した。長坂に集中攻撃せよと。
彩音は物陰から矢を放つ。矢の威力はかなりのもの。

青龍刀は烏丸が持っていた。烏丸は一旦撤退した後に武器を変え、再び出撃。烏丸は戦闘用スーツ姿のまま。
斬馬刀は鶴屋が持っていた。この3つの武器は誰が使うというルールがない。誰でも使える。


鶴屋の豪快な攻撃に長坂は怯んだ。なんだこの威力は…?
烏丸はアクロバティックな動きで畳み掛ける。烏丸は戦闘用スーツ着用だと忍者のような動きをするため、強力な長坂の攻撃もなかなか当たらない。
彩音は遠くからひたすら矢を放っていた。こいつを少しでも遠ざけなければ…。


晴斗vs鐡はなかなか決着着かない。こいつ…しつこい!!
晴斗は一気に攻撃を仕掛けることにした。二刀流覚醒から強化をする。ゼノク周辺に轟音が鳴った。晴斗による衝撃波は鐡にダメージを与えたが、あまり効いてない。

鐡は飽きたのか、いきなり攻撃をやめた。
「やーめた」
「まだ決着着いてないだろ!?」
「俺、飽きたわ。決着は後にしないか?暁晴斗くんよ」
「なんなんだ、こいつ…」
「俺は紀柳院鼎だっけ?あの仮面の女には興味はない。長坂はこだわっているようだが…お前ならあいつを止められるんじゃねぇの?」
何言ってるんだ?鐡は…。

「じゃあな。決着はゼノクの戦闘が終わってから着けようか」鐡は消えた。
鐡は鼎には興味がない。暁家だけに興味がある。それにしても変わった奴…。


長坂は鐡が消えたことに気づいてない。斬馬刀と弓に翻弄され、烏丸のトリッキーな戦闘スタイルにも翻弄されている。
長坂は研究施設からじわじわと離れ始めた。

3つの武器は長坂に効果的なダメージを与えている。
烏丸は2度目の出撃をしていたため、撤退。


鼎は彩音が攻撃している間に動いた。鼎は時々よろめきながらも長坂に銃を向ける。あと何回戦えるんだろう…。
鼎は静かな怒りを長坂に向けている。彩音は鼎がいないことに気づいたが、遅かった。
「鼎っ!!」

長坂に銃を発砲する鼎。前回の戦闘より鼎の身体に異変は起きているのは誰が見ても明白。


鼎はぜいぜい言いながらひたすら長坂に攻撃をするも、当たらない。長坂は鼎に接近。突如、優しい言葉をかける。
「あなたの身体、限界が近づいていたんですね…。知りませんでした」
「何が…言いたい…」
表情は見えないが、睨みつけているように見える。
「私の元に来ませんか?その身体、治しますよ。仮面生活からおさらばしたいでしょう?」
「…………」

鼎の手はガタガタと震えている。彩音は感じた。あれは罠だ。
「鼎!惑わされないで!!」
「うるさい輩ですねぇ…」
長坂は手のひらを彩音に向けてかざした。彩音は攻撃を受ける。
「彩音っ!!」
鼎は叫び、彩音に駆け寄った。目の前で親友がやられた。彩音は致命傷は免れたものの、激痛に悶えている。辺りは血に染まる。


長坂はひとしきり辺りを攻撃すると、消えた。人間態だけであの強さ。どうしたら…。
今回はゼノク隊員に死傷者が、本部隊員にも負傷者が出た。彩音は病院に搬送されている。


鼎は長坂の言葉に迷うことになる。事件以降、ずっと仮面生活を強いられている鼎からしたら身体が治れば事件前のような日常を取り戻せるの…か?
だが、仮面はすっかり「身体の一部」となってしまっている。元に戻っても馴染めるのか…?


鼎は戦闘後、ふらつきながら倒れた。なんとなく自覚していたが、持ってあと1、2回の戦闘が限界かもしれない。
身体がだんだん持たなくなってきている…。


西澤は鼎の部屋に来た。鼎の様子が気になったから。
「西澤…何の用で来た…」

鼎の声は力がない。目の前で親友がやられたのもあるが、長坂の言葉に迷っているのもある。


「紀柳院、君はもう戦わなくてもいい。休養した方がいいよ…もう、限界が近づいているんだろう…」
「わかっている…だが…私は……私は…」
鼎の顔は仮面に隠れているが、迷いと悔しさを見せているのがわかる。鼎はずっとうつむいていた。
「ほら、顔を上げて。こっちでも最善を尽くすから…だから…無理だけはしないでくれよ…」
西澤は泣きそうな声になっている。鼎はようやく顔を上げた。仮面で表情がないはずなのに、少しだけ明るさを取り戻したようにも見える。

西澤は意外と感情移入しやすいのか、何も言わずに部屋を出た。
それからしばらくして西澤は再び鼎の部屋へと来た。


「今度は何だ?」
「戦闘に参加するなとは言いません。ですが…少しでも良くなるようにこれを持ってきたんです」
それは怪人による後遺症重度用の治療に使う薄手のスーツ。重度用の在庫が少ないのか、柚子色とクリーム色、各2つずつ持ってきていた。

「極力これを着て貰いたいのですが…。戦闘時は別ですよ。この重度用のスーツ、欠点がありまして…視界がほぼゼロになるんです。だからこの特殊な眼鏡かサングラスが必要なんですが…」
西澤は特殊仕様の眼鏡とサングラスもスーツと一緒に渡した。
「私は重度クラスなのか…」
鼎はかなり落ち込んでいる。

「その仮面、目の部分って黒いレンズですよね」
「それが何か…?これは目の負担を軽減させる役目があるんだよ。火傷のダメージは目にも及んでいるからな…」

「すいません、ずっと気になっていたんです。その仮面、市販の仮面じゃないと思っていたから。ベネチアンマスクのわりにはやけにスッキリしてるなーと思っていたんです」
「これは宇崎によって改良された私専用のものだよ。顔のサイズも私に合わせてある。目の部分は少し大きくして貰ったが」
「そんな経緯があったんですか…」
西澤はスーツと特殊仕様の眼鏡とサングラスを渡すと、今度こそ部屋を出た。


「鼎に重度用の治療スーツ、渡したのか…」
宇崎は西澤とリモートしてる。
「じゃないと彼女、身体がいつまで持つかわかりませんって。もう見ていられなくて」

「鼎は迷っているように見えたのか?」
「長坂に何か吹き込まれたのかもしれません。あと目の前で駒澤がやられたのもあるかと…」
「とにかく西澤は鼎を監視しろ。援軍出すからそれまでなんとかゼノクを持たせろ。長坂の狙いは鼎だけになったのが気になるな…。長官を攻撃しないなんて予想外だよ」



終盤感、めっちゃ出てきた…。長坂の本気がヤバい。これまだ人間態なんだが…。
鐡は読めない奴なので飽きて帰ったみたいだが…。鐡は単に晴斗と戦いたかっただけっぽい…。


どこがリアルだったかというと、研究施設周辺の戦闘。鼎の目の前で彩音がやられ、鼎は長坂の言葉に惑わされてるあたりがもうね…。

一気に死傷者増えてる…。
途中から一気にエグくなったわ。


西澤室長は鼎の仮面が宇崎司令(室長)による、改良型だとようやく知るわけだが。


西澤は西澤なりに鼎の身体が少しでも良くなって欲しいと、手を尽くしてる感が半端ない。
重度用の治療スーツは軽度用よりは効果はあるが、視界がほぼゼロという欠点が。

鼎は戦闘時以外はスーツ姿で過ごすことになる。慣れない特殊仕様の眼鏡orサングラスに苦戦しそう。


長坂は蔦沼を抹殺しなかった。見るからに弱っている、ベッドから動けない状態なのもあったからだと思われる…。
不穏なのは長坂が去った後、蔦沼に異変が起きていること。