話題:今日見た夢
なかなか寝つけなかった&寝苦しくて妙にリアルな感じのを見たのだが…。


敵の標的がゼノクに変わる・早まるらしいということで翳珠も2人ゼノク入り。抜擢されたのは鶴屋と時任。2人は九条からゼノク入館用の隊員証を貰っていた。

「ゼノクってゼルフェノアの人以外入れないんじゃなかったっけ?鶴さんどーなってんの?」時任はのんきに聞いてる。
「九条さん、過去にゼノクにいたからゼノクのシステムはある程度は把握していたみたいだな。翳珠からは俺達2人だけでいいのか?」
「ゼノクにはゼノク隊員もいるし、ゼルフェノアからも援軍が来てるじゃないですか〜。状況次第ではまた援軍よこすでしょ、リーダーなら」
時任は何言ってんだよ〜みたいに話してる。


晴斗と彩音はゼノク最深部について西澤に聞いていた。
「最深部に何があるのか知りたい?1つは対の刀の原型と云われている剣です。…もう1つは…すいません、都筑家事件に関するものですし、紀柳院に関連するモノだから答えられない。これは機密事項なんだ」

西澤は複雑そうに2人に伝える。晴斗と彩音は鼎と関わりが深いだけに、西澤は答えるのに苦慮した。
「その聖遺物とも言える、対の刀の原型…見ますか?」西澤は晴斗と彩音をゼノク最深部へと連れて行った。


ゼノク最深部。地下深くにそれはある。西澤と共に最深部に到達した2人は異様な地下空間に驚愕。西澤が言った「剣」は厳重に頑丈な箱に入れられている。中身は見えない。

「何あれ…デカイ…。あれがこの刀の原型の剣?」晴斗は癖で刀を持ってきてしまってた。
「あの巨大な箱の中にその刀の原型の剣は厳重に保管されています。重機を使わないと箱は開けられないようになっているんだ」
晴斗は箱の素材が石のように見えた。ただの石じゃないらしい。彩音は最深部に来てから具合が悪くなっていた。
「晴斗…晴斗は大丈夫なの?ここに来てからちょっと調子が悪くて…」
「彩音さん!?」

「晴斗…ここって今、私達3人しかいないはずだよね…。もう1人、いる気がするの…。この空間、ずっと人の気配がする。あの箱の場所じゃない、違うところから視線を感じるのよ」
彩音はしんどそうにある方向を見た。
「向こう側…鼎の事件に関するものがあるのかなぁ。西澤室長、向こうには何があるの…?」
「そこから先は機密事項になっているが、気配は感じるのか…。駒澤さん…」
西澤は彩音を気にかけた。彩音は見るからに具合悪そうにしてる。


「早く地上に戻りましょう。最深部は気分が悪くなる人が時々出るんです。駒澤さんが心配だ」
「彩音さん、大丈夫?」晴斗も心配そう。
「…なんとかね……」


彩音は地上に戻ると不調からの回復が早かったが、例の「モノ」を見ていないのもあるのかもしれない。
晴斗と彩音は鼎がいる居住区へと行った。まだ出られない状態かもしれないが…鼎が気にかかる。
部屋のドアをノックしたが反応なし。2人はどうするか小声で話していると柚希と居合わせた。

「えっと…御堂柚希さんだよね?」彩音は恐る恐る聞く。柚希はこれから戦闘用スーツの訓練をしに行くらしく、手元には戦闘用スーツ一式を持っている。柚希は素顔。
「そうですが…。あれ、暁さんと誰?」
「あ、ごめん。自己紹介してなかったね。私は駒澤彩音。鼎の親友なんだ」
「鼎さん…昨日から全然反応なくて…すごく心配しているんです。何かあったのでしょうか…」柚希は不安そうに聞く。


「鼎は最深部で何かを見てしまったみたいで…。彼女からしたら相当ショックだったみたいで…私達も全然話せない状態で…」彩音はなんとか説明する。
「昨日から全然食事が出来ない状態だってどこかで聞いた…」
「鼎のことだからしばらくしたら私達に話しに来ると思ってるよ。たぶん、感情をぶちまけると思ってる」彩音は鼎のパターンを予想していた。

柚希は軽く礼をしてから研究施設へと向かった。晴斗達は柚希が手にしていた戦闘用スーツ一式を見逃さなかった。
「彩音さん、あれ…戦闘用スーツですよね?」
「柚希ちゃん、訓練しているなんて知らなかったよ…。ゼノクが攻撃されてから考えが変わったんだろうな…。ゼノクを守りたいって」


蔦沼の世話役・南は鼎がゼノクにいる間、鼎が蔦沼に預けた刀の一時的な使い手を探している。覚醒出来る人間の武器は他人は使えないと言われているが、候補がゼノク隊員1人にまで絞られた。
「御子柴さん、その刀…使えますかね?」
「やってみないとわからないよ。ちょっと借りるね。それにしても重い刀だ」

御子柴は鼎の刀をまじまじと見ている。南は説明する。
「この刀は超攻撃型なんです。この刀を紀柳院さん本人以外で使えたのは、対の刀を持つ暁晴斗のみ」
御子柴は刀を持った瞬間から、手に不思議と馴染んでいた。初めて持った感じがしない。
御子柴は刀を一通り使ってみる。刀はすんなりと斬れている。これには南は驚きを見せていた。
あの超攻撃型の刀を使える人間が…いた!?嘘だろ!?なんで御子柴が!?

御子柴は刀に手応えを感じていた。
「紀柳院鼎がゼノクを出るまでの間、期間限定で俺がこの刀を使えばいいんですよね?南さん」
「あぁ、頼むよ。紀柳院さんがゼノクを出るまでまだ時間はかかる。その間に敵は来るかもしれないから、その刀を使って欲しいんだ」

「了解したよ。しかし、彼女もよく大事な武器を長官に預けたな〜」
「自分が戦える状態じゃないから預けたんだろう。過去にも紀柳院さんは刀を託している。御子柴、紀柳院は満身創痍でゼノクにいるのは知っているだろう?」

「このまま戦い続けると戦えなくなるから…ですよね?火傷のダメージと覚醒による反動が関係してると聞いてます」
「彼女の身体に蓄積されてるダメージは軽減されてきているが…どうも気になるんだよ」


御堂は宇崎に愚痴っている。口の悪い御堂、復活。
「おい、室長。なんで俺はここなんだよ!?ゼノクに行かせろよ」
「まぁまぁイライラしなさんな。御堂は御堂にしか出来ないことだってあるだろ?お前、翳珠の道真とは気が合うみたいだから…残した」
「それだけ!?」
「ウ・ソ・だ・ぴょ〜ん。ゼノクの戦力は今現在高い状況だ。翳珠からも鶴屋と時任が行ったからな。それに…お前の妹、戦闘用スーツの訓練順調らしいぞ。そろそろ実戦訓練に移れるって西澤室長から聞いたわ」
「柚希が!?あいついつの間にそんな訓練してたんだよ!?」

宇崎はふざけながらも御堂に続ける。
「戦闘用スーツは適合者がなかなか見つからないらしくてな〜。今までゼノク隊員の烏丸しかいなかった」
「あの『ネロ』の中の人か」

「蔦沼長官がたまたま柚希が適合するとわかるや否や、スーツを送って適合テストをした→怪人出現でいきなり実戦になってしまったわけ」
「いきなり実戦!?」
「柚希は持ち前のセンスでなんとか怪人を撃破したって聞いたよ〜。それからゼノク攻防戦があっただろ。それ以降、柚希は積極的に実戦に向けて訓練している。柚希は正式に隊員になる可能性が高いぞ。喜べ」
「喜べるかよ!」
「兄貴からしたら複雑だろうね〜」
「テメー、ふざけんなっ!」
「ふざけてないよ。本当だもーん」
宇崎はテキトーな言い方をよくするが、ここまでテキトーなのも珍しい。相手が御堂だからか?

「じゃあ何?柚希が戦闘出来たら戦力ヤバくないか?ゼノク…というか、ゼルフェノア」
「ゼノク隊員も翳珠ばりに全体的に戦闘力が高いからヤバいだろうな。蔦沼長官の世話役の南も戦うと意外と強いし」
「南って、あの秘書みたいな長官とよくいる人か?あの眼鏡、そんなにつえーの…」
「だからこの本拠地は少人数でもなんとかなるだろうという、九条からの見解だ」

「九条ってよくわからんやつだよな〜。室長、九条って蔦沼長官に似てません?まさか親子なわけ…ないか」
蔦沼長官の現在の顔はわからないが、過去の長官の写真と九条の顔はどこか似ている。雰囲気も。

宇崎も九条と蔦沼長官の繋がりになんとなく気づいていたが、あえて言わないだけ。


鶴屋と時任はゼノク組織用の宿泊スペースに泊まることになる。宿泊スペースだけ、ゼルフェノアと翳珠のチャンポン状態。
このちぐはぐな状態に彩音は慣れないでいた。時任はフレンドリーなのだが、この人…軽っ。晴斗は翳珠メンバーとそつなくやれているっぽい。
宿泊スペースで晴斗達2人は空操と桐谷に再会していた。御堂は翳珠本拠地に残されたのでちょっと変な感じがする。



なんかよくわからないけどちょっとだけ進展。相変わらず最深部の描写が生々しいの、なんなんだ。形容し難いがちょっと気持ち悪いし…。

預けた鼎の刀の使い手、ついに出た。御子柴がなぜ使えたのかは謎だが覚醒の片鱗があったのか、武器との相性が良かったのか?
御子柴は期間限定で鼎の刀を借りる形。

最深部に晴斗と彩音は迫る感じになりましたが、もう1つは何があるんだよ!?状態。
彩音も具合悪くなるとかヤバいぞ、最深部…。地下空間には人が1人もいないはずなのに例の「モノ」が関係してるのか、視線を感じる人は感じるらしい。

彩音はまだ見ていないだけマシですが、見てしまった鼎のメンタルが心配すぎる…。


宇崎のテキトー炸裂。御堂相手だとかなりテキトーになるみたいだが、さらっと妹の近況言ったりとかしてるし、兄の和希からしたら複雑だろうな…。

宇崎のテキトーぶりは司令とは思えない。これには九条も「えぇ…」って感じ。支部の小田原司令は聞いてないふりしてる。
翳珠本拠地、大丈夫か…。


そういう意味では指揮系統はゼノクの方がまだまともだが、西澤室長は蔦沼長官に振り回されているのが日常茶飯事なので西澤は苦労が多そう…。
この間に蔦沼長官は量産型武器の開発を進めとる。

描写は一切出てないが、敵も水面下で動いてる。
翳珠のシェルターは次々と完成→怪人からの脅威を逃れるための避難民を受け入れ始めているような段階。御堂はこの要員で残されたっぽい。