ピアニストの脳
2012/07/03 21:58
カメラ目線のエンジェルです。
話題:ピアノ
先日、ラジオで聴いたピアノ演奏について思ったこと…
韓国人の若手女性ピアニストが、ショパンの「練習曲作品10」の12曲を全曲一息もつかず楽々と弾いてのけた。もちろん暗譜で。これに要する時間は30分弱だったろうか…
私は、いつもながらよくあんな膨大な量を暗譜できるものだと感心するが、これはプロの演奏家や音大生にしてみれば特別なことではないのかもしれない。
ピアニストの脳を覗いてみたい気になった。脳の一部が他の部分に比べて発達しているとか…大曲を弾き終えてもさして疲れていないように見えるのは完全に「脱力」ができているからだろうか。普通は、「脱力しなさい」と言われてもそう簡単にできるものではない。
ラジオでの演奏は「はったり」が通用しない。腕を振り上げたり、頭をのけぞらせたり、聴衆の視覚に訴えることはできない。前述の韓国人ピアニストも美人かどうかは…わからない。私は、彼女のスーパーテクニックと音楽性に思わずため息をついた。純粋に音楽性だけで感動を与えることのできる演奏家は素晴らしい。
「ピアニストの脳」…う〜ん。覗き見ることができたら私のピアノも上達するかも。