零パラ。
ただ声が聞きたいだけ。
**100511






繊細さが指先まで宿っているかの様に整ったその手がすき


凜と伸ばされた、儚さと逞しさを感じるその背中がすき


銀糸が掛かる時に覗かせるアメジストの憂いを帯びた瞳がすき



『はぁ。』


呆れた様に洩れるその溜息さえも





いつも側で 感じていられると思っていた。

感じられなくなる事があるなんて思いもしなかった。



(ぜろ・・・)


その名を呼ぶ事さえも・・・








『えっと、あの・・』

『こんばんは』


久しぶりに出た言葉は間抜けな挨拶。








ただ声が聞きたいだけ。





ずっとずっと焦がれていたその姿に
心が跳ねて意識が跳んだ。
















20100427−−−−−》》
今月のラララの再会で。
お題のタイトル付けてみた。


やぱり優零がすき

(あまりにも肉が付いてなかったので
加筆しようかと思ったけどやめた。
memoあぷしてたグダグダ第6段でした)








  


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