牝馬実力NO1を決めるエリザベス女王杯・G1(13日、京都・芝2200メートル)で昨年、驚異的な瞬発力を発揮して優勝した英国馬スノーフェアリー(4歳)が、連覇に挑む。2度目の来日とあって、中間の調整は順調。10日、京都競馬場の芝コースを軽快に駆け抜け、ダンロップ調教師は「昨年と同じような仕上がり」と自信を見せた。同じく英国馬で、今年の英独オークスを逃げ切ったダンシングレイン(3歳)は、脚部に熱を持ったため馬場入りを見送ったが、出走へ支障はない模様だ。この日、18頭の出走馬が確定。11日に枠順が決まり、馬券は12日に前売りされる。

 “雪の妖精”が、強さを増して京都に帰ってきた。「去年は、圧倒的な強さで勝ってくれ、自分のキャリアの中でもハイライトだった。今年も勝てるように連れてきた」。ダンロップ調教師の表情は、自信に満ちあふれている。

 今シーズンは、ドバイに遠征した際の調教中に右前肢を痛め、前半を棒に振ったが、秋になって調子をグングン上げてきた。9月の愛チャンピオンSで2着に入ると、続く凱旋門賞は、直線で鞍上がステッキを落とすアクシデントがありながら3着。前走の英チャンピオンSも、直線で前が壁になって追い出しが遅れたが3着に食い込んだ。

 2か月ぶりだった昨年と違って、今年は使い込んでの来日。中3週でのレースになるが、トレーナーは気にしていない。「昨年も凱旋門賞、英チャンピオンSを使おうと思っていたが、馬場が重かったので日本へ。1年前と同じような感じで調教し、同じような仕上がりにある」

 10日は、京都の芝コースで6ハロンのキャンターを2本。フットワークは軽やかだった。馬体重は、到着時から15キロ増えて476キロ(昨年は468キロで出走)。輸送で減った体は、きっちり戻した。

 昨年は、英愛オークス制覇という3歳世代での実績しかなかったが、超一流の舞台でキャリアを積んでの再来日。「4歳になって体に幅が出て、かなり大きくなっている。獣医師のケアで虫刺されの状態も良くなったし、状態はいい。今年も勝てたら、強さを証明できる。勝てるように頑張りたい」とダンロップ師は力強く締めくくった。

スポーツ報知 11月11日(金)8時3分配信

 

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