それは4月24日、
放課後の出来事。







「山本君!!」


「ん?どした?んなに慌てて」


「あの……ごめんなさい…私今日山本君の誕生日だなんて知らなくて…その……プレゼントとか全然用意してなくて……」


「なんだ、んなこと気にすんなよ、
教えてなかったんだから知らなくて当然だろ」


「……でも…彼氏の誕生日くらい知っとくのが普通じゃない?……私そういうの全然気が付かなくて」


「いーんだって、
前もって知られたくなかったから教えてなかったんだし、
俺的には予定通りで逆に良かったぜ?」


「……予定通り?…ってどういうこと?」


「ん?だからさ、
プレゼント、
用意してなかったっつーなら今ここにあるモノ言ったら貰えっかなって思ってさ」


「…私別に何も持ってないけど…何かあるならあげるよ?」


「おっしゃ!絶対な!?」


「…?………うん」





「んじゃ、ちゅー1回♪」





「…えぇ!!!や…でも…そういうのは……」


「ダメか?」


「いや…ダメじゃ……ないけど…」


「んじゃ、
遠慮なく♪」


「え、や、ちょっ…………ん─────」


























「──………お誕生日おめでとう、山本君」


「おう!サンキューな!」




それ以上のことは、
また来年の誕生日までお預けかなとちょっと切ないもっちゃんでした。


おしまい★




もっちゃんって何も考えていなさそうで実はすんごく色々考えていたりしそうですo(^-^)o

満面の笑顔で爽やかかつ強引に初ちゅーを奪う…
うん…手繋いで一緒に下校したいです(´Д`)



お誕生日おめでとう♪もっちゃんo(^-^)o
恭さんとベルの次に愛しています(´Д`)(笑)