…ははっ…
まぁ、堕ちられてしまうのは分かっとったしな。
……でも、昴なら…意見聞いてくれたり、考えてくれたり…これからの事考えて話してくれると思った…。
快くいいよ、何て言われると思って無かったし、それは辛いからって…それはそれで意見して来るなり、向き合ってくれると思った…。
それが、いきなり電話ぶち切られるんやもんな…はは、胸抉れそうに苦しい。
俺は常に先の事、何が最善か、その時辛くても、総合的にどうすれば良いのかを考える。
そもそも…莉羽は本来、1人で風俗の寮に入るはずやった。
だから出稼ぎも変わらんしいけるやろ?
では無くて、辛いのは分かってるから、支えようとするって伝えた。
このままやったら、将来言うてる間に生きて行かれへん様になる。
貯金もそこまで出来へん。
ずっと皆で笑い合う事なんか…出来ん様になる。
今も辛いし笑われへんって言われてまうかもやけど…それはこっちが笑顔に変えれる様頑張るし、今仕事面で辛くても、絶対将来やっといて良かったと思える日が来ると思う。
総合的に、そうするべきやと思った。
…昴にあんな対応されただけやのに、呼吸も苦しい圧迫感半端ないし…何より辛過ぎて…ほんま俺情けないわ。(笑)
……俺、しばらく眠ろうかな…。
昴に嫌われて、昴の気分害して…
正常な状態保たれへん…。
何なら、棗に任せて消えてまおうかな…。
莉羽側の事を考えてないと思われたんやろうな。
違う…皆の事を考えるからこそ伝えたんやけど、な…
俺の意見は間違ってたんやなー…。
取り敢えず…俺、しばらく何もせんわ。
中で眠る。
適当に消えるかもやけど、まぁええわ。
最後に聞いた昴の声が…頭から離れへん。
あー…涙出て来た。弱。情けな。(笑)
ほな…しばらく、オヤスミ。