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交換日記をつけることになるまでの成り行き

 アリスと彰が、この交換日記をつけるまでに至る成り行きを小話として書いてみましたので、宜しければどうぞご覧ください。
ご覧になられる際は、下記の【続きを読む】からどうぞ☆

(注) BL要素を含みますので、苦手な方はどうぞご注意ください。
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アリスの独白

 タイトル通り、アリスの独白です。
 本編 【沈む雪】と合わせてご覧になられることをお勧め致します。

 クリスマスイブ数日前のアリスの心情。暗いので、シリアス苦手な方はご注意ください。

 では、以下 【続きを読む】よりご覧ください。
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俺にとってのあなたは(Written by Akira)

 俺が、アリスさんにとっての精神安定剤?
あまり頼りにならない俺のこと、そんな風に言ってくれて…正直嬉しい。
いや、ぜんぜん、笑ったりなんてしませんよ。笑うはずないじゃないですか。
こんなに想ってもらえてるのに。でも…ちょっと、いや、かなり照れた、けど。

 俺にとってのアリスさんは、大気、とか陽の光…みたいな感じかな。
生きて行く上で、絶対になくてはならない存在。空気が無くなれば生きて行けないのと同じように、あなたの居ない世界では、俺…多分、生きて行けないと思う。

 うわぁ、俺、どさくさに紛れて何てこと書いてんだろう……! 恥ずかしすぎる!
いつもの俺じゃないみたいだ!(苦笑) てか、似合わなすぎる!
普段からこう言うこと書き慣れてないと、身体が痒くなりますね。

 明日から、新しい職場ですね。どうか、無理しない程度に頑張って。
俺いつだって、アリスさんのこと応援してますから。

 さて、そろそろ寝ようかな? と思ったら。
今夜は早めに寝るとか書いてた当の本人は、ソファでひたすら本読んでるし(苦笑)
やっぱ、かんっぺき夜型体質なんだなぁ……。
俺が先にベッド入ってたら来るかな? ねぇ、アリス兄さん。
なんか子供の頃みたいに呼ぶと、妙に照れるな。書いてるだけなのに。
いい加減、アリスさんって呼ぶのもどうかと思うんだけど、いかんせん何て呼んだらいいのやら……?
ま、いっか。

Tranquilizer(Written by Alice)

 僕なんかの言葉で、君に勇気をあげられたのなら、こんなに嬉しいことはないよ。

 公園で待つのなんて、どうってことない。彰のことを考えながら、ブランコに揺られてると、自然と心が温かな気持ちで満たされるんだ。
不思議だよね。夕暮れの風はすごく冷たいのに、心はとても温かくて…。
彰のこと想うだけで、僕は幸せになれる。
君はまるで精神安定剤みたいだ。いや、これ冗談抜きで。ほんとにそう思うよ。
僕の…僕のためだけのトランキライザー。処方されたあの日から、手放せないし、手放す気も毛頭ないんだけど。

 彰が望むなら、僕はずっと君の傍に居て、ずっと君だけを見守るから。
上にも書いたように、君のことはもう手放してあげられそうにないしね。重度の彰依存症。それも相当な末期。
数日でも離れようものなら、きっと禁断症状とか出たりするだろうね。

 どんだけ依存してんだよ、って言う君の声が聞こえてきそうな気がするよ。
 これ読んだら、彰きっと笑うんだろうなぁ…。僕としては、至って真面目に書いてるつもりなんだけど。

 明日から仕事だし、今日くらいは早めに休もうかな。
今夜も冷えるし、彰のこと抱っこして眠ろう。やっぱ人間湯たんぽが一番だよね☆

ありがとう(Written by Akira)

 えぇ…? 新しい職場のこと、教えてくんないんですか?
何で? もしかして、教えられないような場所、とか?
なぁんて、そんな訳ないか。

 アリスさん、今日は俺のこと、ずっと待っててくれてありがとう。
公園で、何時間も。寒かった、ですよね?
でも俺、すごく嬉しかったんだ。アリスさんが俺のこと気がけて、待っててくれたこと。

父さんとちゃんと話し合えたのも、あなたが背中を後押ししてくれたからだ。
俺一人だったら、きっと曖昧にしたまま、ずっと過去のトラウマ引きずってたと思う。
全て、アリスさんのお陰なんだ。
俺に、新たな一歩を踏み出す勇気をくれて、本当にありがとう。
これからも、どうかずっと傍で俺のこと見守ってて。
俺も、アリスさんの支えになれるよう、もっと、もっと頑張るから。

それじゃぁ、お休みなさい。
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