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コスプレと萌えと鏡音を愛するリアタイ。
気に入らない事があれば赤く鋭い瞳を光らせ、拳を振りかざし、物を投げつける。
そんな彼に一番近くで従える者。銀色の長く伸ばした髪は、強い思いをこめられている。
ボンゴレ10代目、ボスになる。
だが、その夢は閉ざされた。
男、XANXUSよりもずっと年下の幼い男が、XANXUSに勝利した。
その戦いで、現ボンゴレボス、9代目の命を脅かしたXANXUSは、二度目のクーデターを犯した罪で、ボンゴレの独立暗殺部隊ヴァリアーの屋敷で軟禁、監視をされていた。勿論、XANXUSの部下や銀髪の男、スクアーロもだ。
ここで何か反乱を起こせば、今度こそ死刑だ。本当ならば今回の事は死に値する罪なのだが、9代目からの情けがかけられた。
それが、XANXUSにとって屈辱でしかなかった。
ガシャンッッ
XANXUSの部屋から、物が壊れる音が絶えず聞こえる。赤い瞳は赤みを増させ、XANXUSの怒りそのものを表していた。
誰も、彼の部屋に近づこうとするものは居ない。だが、ここ数日間まったく食事をとっていない。戦いからくる疲れは全く取れていないだろう。それに追い討ちをかけるように食事を取らなければ、XANXUSは倒れてしまう。
だが、ここで彼に近づいてみろ。確実に己の命の保障は出来ないだろう。
殺気に包まれた屋敷の中、スクアーロ、ベル、ルッスーリア、レヴィ、マーモンが食堂に集まっていた。
「いい加減さー。ボスやばいんじゃね?」
「もう半月ぐらい何も食べてないわよ」
「このままではボスが…」
「でも、誰も近づけるわけないじゃないか。ボスの部屋に近づくだけでも苦痛なのに。殺気だけで殺されちゃうよ」
溜息と共に出される言葉。ボスであるXANXUSは大切で、心配なのだが、確実に死ぬと分かっているそこに足を踏み入れる事は出来ない。
スクアーロは何も言わず、ただ話を聞いているだけだ。彼は、戦いが終わってから一言も口を開こうとはしない。
「はぁ…どうするのよん」
「このままじゃーボス、死ぬんじゃね?」
ベルの言葉に、スクアーロがピクリと反応をした。
「何を言っている!ボスが死ぬわけないだろう!」
「わかんねーじゃん?ボスだって人間の子なんだし」
「でも、そうよね…ここままじゃ、ボスは…」
「う"お"お"お"い…」
今まで口を閉じていたスクアーロが、口を開いた。久し振りに出した声は少し枯れてい、彼の少しがなったような声が更に低く、重く食堂に響いた。
「何か食事を用意しろぉ…」
「え、スクちゃん?」
「まさか、お前」
「さっさとしろぉ」
話の流れで行けば、スクアーロはXANXUSの元へ食事を持っていくということになる。
今までの話を聞いていたのかという目で見るルッスーリアに、軽く視線をやると、誰も食事を作ろうとしない事に痺れをきかしキッチンへと入っていった。
「本気かよ」
「でも、人選はミスしてないね。僕達よりスクアーロのほうが生存率は高いよ」
「でも、今のボスは何をするかわからないわよ?いくらスクちゃんでも…」
「きっと大丈夫さ」
どこからそんな自身が沸いてくるのだろうか。マーモンはキッチンから出てXANXUSの部屋へと向かうスクアーロを見た。
――――
また続くか分からない、微妙な小説。
どうしよう、続きを書こうか書くまいか。
俺は、何を護ってきた?
銀魂ばっかやりたいって言ってたけど、スクディノもやりたい。
世界史で王権とかの話してたんスが、「王様同士は結婚してる」とか言われて吹いた。
ジャンプネタバレ
誕生日 | 2月5日 |
地 域 | 静岡県 |
血液型 | A型 |