Shinさんを会社に送り出してから
いろいろ想いが巡った

悲しいような切ないような
そんなに辛くないような…

よく分からないけど
昨日はよく寝られなかった

もやもやして苦しくなって
悪夢にうなされて
だけど隣で寝てるShinさんに抱きしめられたら
安心して少しずつ眠れた

無知であることが
何も知らずに生きていく方が幸せだったのかな

Shinさん見るたびに苦しくなって
心の中で何度も『頑張れ』って
『頑張ろうね』って呟いた

不思議とひとりの時は泣けなくて
Shinさんと一緒にいる間に
急に悲しくなったりした

少しはスッキリするってよく聞くから
長いこと辞めてた煙草を吸ったけど
ひとつもスッキリしないよ

黒いもくもくが溜まっていく
明日のことを考えると
未来を想像すると怖くなる

私たちふたりの問題なら
こんなに辛くはなかったんだろうな

私たちを取り巻く『目』が怖くて
逃げ出したくて必死だよ

それでもふたりで生きていくって決めたから
あの日のShinさんの涙は嘘じゃないって
今度こそ信じたい

こうなってしまったのは
私とShinさんの日頃の行いが悪かった所為なの?

悲しくて怖いよ
私たちが、Shinさんが失ったものってなんだろう

気持ちは悲しいまんまだけど
Shinさんの前では笑っていたいよ





話題:気持ち