前の職場の友人と昨日ランチをしました。なんでも着物の展示販売イベントで梅田まででてくるから、遅めのランチでもどうか?とのお誘いでした。友人はおととしあたりから着物の着付け教室へ通いはじめたのをきっかけに
着物に見事にはまり、展示即売会に行ってはいろいろと購入しているようです。昨日の彼女は販売会で何も買わずにそのままランチの待ち合わせにきましたが、ランチのあと、どうしても気になる帯があるから展示会に戻ると言い出し、私も付き合うことにしました。昨日の展示会は予約をしたら有名和菓子店の粗品がもらえること、それと客寄せパンダ的に安価で売り出される小物関係をお目当てに出向いたようですが、着物に心を奪われている彼女はそこで運命的な帯との出会いをしてしまったようで、粗品とお買い得セール品の当初の純粋な目的がいつしかどっかにとんでいってしまっている状態でした。
今まで購入した着物の支払いもある、もうやめておこうと一度は私とのランチの約束もあり展示会を後にしたものの、やはり気になってしまい戻ったのです。
展示会の店員さんからは「おかえりなさい!」と言われる始末・・・。私の姿を確認するなり、今度はもう一匹カモをつれてきたか!いやいや、失礼・・・お客様を連れてきていただいたのですね的な対応でしたが、私は終始一貫、着物はやっておりません、わかりません、付き添いです!の姿勢をくずさなかったのと、あちらも私には金もないし、こいつは無理だなとわかっていらっしゃるようで、何一つすすめてくることはしませんでした。
結局帯だけお買い上げでありがとうなんて接客で済むはずもなく、こちらの帯、例えばこんなコーディネートしたら素敵でしょ?と言いながら、次々と着物の反物をだしてくる。
そのうち帯そっちのけで、この着物はですね・・・ふんふん・・・わあ!素敵!私この色は持っていないからこっちがいいかなとがっつり着物購入の流れになっているし・・・。結局30万強の着物ローンを組んで着物&帯を購入しました。
私は彼女の収入を知っています。正社員できちんと働いているので私の2倍は収入あります。ですが、彼女のお金の使い方を思うと、もうそろそろ赤いランプが点滅しているのでは・・・と思うのですよ。
けどご主人の年収も合算させてローンを組んでいるようで、審査もすいすい通るみたいです。
かといっても・・・1月に彼女は60万の着物フルセットを購入したばかりらしく、2019年まだ2月だというのに今年に入ってすでに90万の着物をローンで購入しているのです。
そこまで着物を好きになれる気持ちとお金をかける気持ちがすごいなと思いますね・・・。
彼女曰く。着物仲間に負けたくない!という気持ちも購入意欲につながっていると。
着物展示会は女心を巧みに操る商法ですよね・・・。
着物はやはり素敵だし自分で着られるようになればいいなという願望がありますが・。調べてみても無料の着付教室はまあまああるのですが、それは着物を購入する客の裾野を広げる一種の営業だと考えると、二の足をふみます。
高価な着物も買うときは数十万でも一度中古になれば5000円から2万ともいわれています。有名な作家さんとかはもっとするかもですが・・・。

駆け引きなしの純粋な着付け教室に通って一人で着られるようになったら中古アンティークの着物を安く購入して楽しめるのが一番理想だなと思います。
私のこの願望をかなえてくれるような教室とかが行くんだけどなあとぼんやり考えていました。