8月4日、近所の雑木林へ行ってみた。

前は草ボーボーで酷かったが、いつの間にか通りやすいように刈られていた。






↑ネギコガの交尾↑
まず見つけたのはこのアトヒゲコガ。
この林の隣にネギ畑があり、同種と思われるものが大量にいたのでネギコガで間違いなさそう。
ササ類の茂みをじっくりと見回すと、多くのペアが見つかった。






↑クルマスズメ・エゾシモフリスズメ・他↑
今年はイマイチ樹液出てる木が無いなぁと思っていたら、最後に賑わってる木を発見!
クルマスズメ・エゾシモフリスズメ・ノコギリクワガタ・コクワガタ・アカアシオオアオカミキリ・ヨツボシケシキスイ・ヤマトゴキブリの7種が写っている。
ただしエゾシモフリは同定自信がない。
線が太めで茶色っぽいのでエゾとしたけど、ここ平地だからエゾはあまりいないはずんだよね...。
でも最近じゃ山地以外でも発見例は多いとも聞く。






↑クルマスズメ↑
個体数が多いのか、これが執着心の強い個体なのか分からないが、何度撮っても逃げたと思ったらすぐ現れる。
気になるシモフリは戻ってこないのに...。




もう一枚。
度々この傍にいるカブメスの背中を舐めて嫌がらせしていたけど、スズメガって樹液酒場での強さはどんなもんなんだろう。
本気を出せばこのカブトを追い払えそうな勢いだったけど。
オオムラサキがかなり上位に立ててるなら、体格的にスズメガもいい線いけそう...。
まあそもそもスズメガは争う気ないだろうけど。






↑クロベッコウハナアブ(初見)↑
下草の葉裏にも注意して探していたら、でかいアブ発見!
撮った時はアブ科かと思ったけど、よく見るとハナアブ風...?

調べたらクロベッコウハナアブだった。

ネットの画像だと活動時の半開き状態が多くて、この休んでる状態だとなかなか判らなかった。






↑コネアオフトメイガ↑
クヌギの葉に隠れてた。
緑だけど葉というより苔っぽい雰囲気だからわりと目立ってた。






↑アブラゼミの羽化↑
夏の林ではお馴染みの光景。
やけに低い位置で羽化していて、危うく踏むところだった...。






↑クチバスズメの幼虫↑
クヌギの葉に。まだそこまで大きくなかった。
本種の幼虫の大きい個体は、寄生されてたり病気?なのしか見たことないんだよね...。






↑セダカシャチホコの幼虫↑
クチバスズメの傍にいたので兄弟かと思ったが、妙に白っぽいのでよく見てみるとスズメガですらなかった。
口が赤いのが印象的。
余計な毛や突起がない、じつにシンプルな芋虫。






↑イオウイロハシリグモ↑
ササ類の茂みで動いたり止まったり。
だいぶ前なので大きさを覚えていない。






↑マダラカマドウマ↑
左が♂、右が♀。
庭にいるのは大半がクラズミウマなので、久々にマダラを見るとそのデカさに感激する。
かっこよすぎんよ〜
もうちょっと脚力が控えめなら飼いたい...けどやっぱりカマドウマはあの脚力あってこそかな。






↑ハヤシノウマオイ♂↑
ササ類の茂みで鳴いていた。
林にいたからハヤシノウマオイでいいよね(適当)






↑エンマコオロギの幼虫↑
林縁によくいる。
柔らかそうなお腹が丸見えで可愛い。







以上、8月4日でした。

マダラカマドウマとかエンマコオロギの写真を見ると分かりやすいけど、今回は内蔵フラッシュを使って撮影した。
リングフラッシュの補助光が暗すぎてピントが合わない、懐中電灯で照らしながらはリングだとキツイ、ってことで仕方なく...。
電池の残量はあるはずなんだけど、入れ直してもやっぱり暗いまま。
安い電池だったからこういう用途に向いてなかったのかな?
充電がだいぶ減ってるエネループを入れたら相当明るくなったww