6月1日の夜、クリの花を見て回った。






↑トビイロトラガ↑
鮮やかな黄色の後翅が特徴的だが、灯火に来たときは後翅を隠してしまうことが多い。
しかし吸蜜中は半開きなので黄色い後翅が容易に撮影できる。




クリの花は細長く垂れ下がる形なので、裏面も観察しやすいのが嬉しい。
裏は前翅も黄色。








↑クロギシギシヤガ↑
モンヤガ亜科としてはそこそこのサイズで、翅幅が広いため一見ヨトウガ系にも見える。
昔に作った本種の標本が長いこと未同定になっていたが、今はもう覚えたのですぐ判る(`・ω・´)
と言いたいところだが、ネットに生態写真が少なくて不安になってきた...。普通種だよね?




別個体。
こちらは吸蜜せず葉裏で静止している状態。
地味な色合いだが、よく見るととてもイイ模様だ...。








↑マイマイガ幼虫↑
葉だけ食べるものとばかり思っていたが、なんと花も喰うようだ。
他の個体も複数いたがどれも花に付いていた...。
葉より花が好きなのか?
それにしても、細長くモジャモジャしたクリの花に毛虫が付いていると目立たない...(この個体は咲いていない穂にいるけど)。
不意に触れてしまわないように気をつけなくては。




顔のアップ。
この縦長の眼のような模様には何か意味があるのだろうか...。







次回に続く... 







おまけ

5月30日撮影、ナガサキアゲハ幼虫。


たぶん合ってる。
まだ鳥糞形態だが色はかなり緑。
ナガサキは小さい頃から若干緑っぽく、ツヤがあるイメージ。





同日撮影、コナカイガラムシ?


やけにトゲトゲしいので撮ってみたが、本当にコナカイガラムシなのかは判らない。
カイガラムシは一部除いて同定難しいだろうしスッパリ諦める。