先日見つけたテーブルを見てからという物…、ああ、自分の好きな色は黒とナチュラルウッドに色味を加えたシックながらにオールドまたはゴシックな何かだったんだと思いつつ。
結局の所、題記の通りバターミルクペイントを東急ハンズで買ってきちゃいました。
バターミルクと聞くと、なにやら「おいしそう」だったり、「いやらしい」匂い…或は「そちらの趣味」な響きがありますが…。
製品説明曰く、アメリカ開拓時代において自然顔料を用いた塗料であり、屋内外で使える塗料。
現時点で販売されているものは、「レプリカ」なる再現品ですが、天然・自然系の顔料であるため硬化するまでは水性扱いのようです。
屋外利用が主目的の場合、塗膜をコーティングするニスっぽい仕上げが必要としますが、家具のイメチェンならば塗りっぱなしも選択肢かもしれません。
今日は
インテリアのDIYでひそかな話題のバターミルクペイントを使ってみた感想をS.M.M.しておこうと思います。
内容は続きにて〜(ノ)´瓜`(ヾ)
※2017-08-06:作業進捗画像を追加
※2017-08-07:買った商品(テーブル単体)発見したのでUpdate!!!
バターミルクペイント…、実際どんな塗料かというと…。
見栄えのため画像効果:有
まず粘度ですが、相当高くネバっこいです。例えるならプレーンヨーグルト並にネバァっとしています。
基本的な塗り方は、塗り伸ばして満遍なく1回塗り、乾いた後にもう一度塗る…がスタンダード。
粘度が高い塗料のため、塗る場合は刷毛(ハケ)の先端にチョンと塗料を乗せて、垂れないように気を付けながら対象に塗りつけて、そこから刷毛でせっせと塗料を伸ばして塗る…というイメージ。
プラモデルで使われる塗料より、やや粘度が高いかもしれません。(購入したてのプラモデル塗料も、保存状態によってはかなり粘度が高くなりますが…)
写真で伝わりにくいかもしれませんが4コマの内、左2枚が塗料のイメージです。ヌラヌラしつつドローンとしてる雰囲気が伝われば幸い。
対して右の2枚は塗る前と、塗っている経過を軽く写真に起こしました。
基の製品がこげ茶より濃い塗装のため、こちらも同一の画像効果をかけて、印象が伝わりやすいように加工しております。
ミルクバターペイントは、単体では艶がでないものらしく、艶を出したい場合は前述した通り仕上げ剤を使う必要があります。
ただ、オイルフィニッシュで仕上げてもほどよいテカテカしない上品な艶を与えることができるので、塗膜保護は必要ない場合はお手持ちのオイルフィニッシュで磨きながら光沢を出すのも良いと思います。
かくして各面と裏を意識して2回塗。脚は1回塗りを施した結果。200ml買いましたが1/10程度しか使わなかった…。
念のため200mlを購入しましたが、もう少し小さい容量でも十分DIYが楽しめるかと思います。但し!塗るときはチョン付けして塗り伸ばすことを忘れずに!
夏場+屋内+除湿状態だと30分ぐらいで乾燥するため、本当に使い勝手の良い塗料だなーという印象。
ウレタン・エナメルなどの化学染料の場合、下地処理などしていない木材に対して塗装をすると、年輪や節の部分に残った樹木の油で塗料が弾かれる場合もあります。
難易度の高い市販木材を使ったDIY工作の場合、樹木(塗装面)の油抜きや目止めを忘れないようにしましょう。
しっかり調律が出来た木材は、成型(板に加工)される前に十分水中で寝かしたのちに乾燥させ、そこから成型されるため油が残っている事は少ないのですが、過去の経験上。
コーナン・東急ハンズなどで販売している材料は、油抜きのために水中で寝かしていない部材がほとんどだと思います。場合により永らく陳列放置の木材だと油は表面まで上がってきて、削れば除去できるかもしれないけど、その分表面など木材そのものの乾燥変形が無視できない場合もなるので、ここも注意!
話が左右しておりますが、スプレー系の化学染料を使う場合は3,4度塗りを考慮したほうが良いでしょう。
<< Log
DAT:
801 移動式パネルアート自作
DAT:
745 Dummy Wall Plant 自作+協賛
>>End
※目止め剤が当時手に入らなかったので、ニスで1回塗りしごいてから面を整えた後にラッカースプレーで塗装しております。
かくして本日の作業成果はこちらになります。
画像効果があると歴然な差
でも肉眼だと間接照明過ぎる家ゆえ
ここまで顕著に色は映えない…
あえて天板部分のフチ(ギンナン仕上げと木材業界ではいうそうです・額縁などのあの曲線仕上げネ)は元の製品色を残しました。単純にきれいに塗り分けるのが面倒臭かったのと、オリジナルの色もどこかに残したかったの2点が理由。
対してそのほかは全てミルクバターペイントを行い、マットなblackに仕上がっています。
よく観察すると、塗り伸ばす過程でわずかな塗り損じが脚に3か所ほど見受けられたので、明日に塗り重ねを行えば完成。あとは淡い艶と簡易ながら塗膜保護を目的にしてオイルフィニッシュを行おうかと考えています。
以上の通り、木製100%な品物ならば塗り直してオリジナルにするDIYも面白い物だと思う反面。
化粧板(明らかにプリントをペタンコしたようなもの・カラーボックスなど)は木目がないため1色に塗りつぶすにはたやすいですが、木材製品ならば是非塗り終わった後の味わい加工を追加して、自分だけの家具にしてみるのもいい遊びかもしれませんネ!
さて、私が少し心を惹かれた…かつ、今回のインスピレーションを与えたテーブルと、これを見つける3,4日前に少し心を惹かれたチェストもご紹介。
めちゃんこ高いけど、塗料や刷毛含めて本日の出費…¥2,500-也。
DIY、時間はかかるけど節約にもなるかもしれませんね。
<<2017-08-07:update
そしてついに!私が買ったこのテーブル本体を見つけてしまった!今から見ても驚く値段www
ぶっちゃけ、これ買うならば上述の椅子なしテーブルのほうがおすすめな気がします。
Asianかつ猫足ぽいテーブルがいいならば…まぁ…オススメしませんが、他のしっかりした品よりは安いので検討してもいいかも。
さらに今更楽天商品レビュー眺めていたら「★3/5の評価…うわー細かい事かいてる奴いわるわーwww」って思って詳細確認したら…
私でした!1!! すみません!!!
レビュー記録でわかりましたが、2013-01-26に書いているので購入時期はそのくらいなんですね。なんだかんだで4年経ってるわ。
ページ曰く。「クマツヅラ科の熱帯産落葉高木。 世界の最高級材、世界三代銘木のひとつで、家具材、キャビネット材、彫刻材、船舶材、建築材、床材などに用いられる。」
ほー…まぁこんなに塗りつぶさなければ木目表情も出てよかったと思うけど、かなり作りが適当すぎて笑えないッス。
けどDIYで表情と色を作りなおっせば別嬪になる処は、合板じゃ出来ない良さ。値段は正直作りの割に高すぎて笑えないけど、生まれ変わったので良かったなあと思います。
なのでDIYありきで購入するなら有かもしれませんが、おそらく購入直後は塗膜ガベタベタしていると思うので、重々ご注意を!
尚現時点では私が買った「ブラック」という名の濃いこげ茶塗装仕上げの他、ブラウンも追加されています。
確証はありませんが、今も天板の作り方は1枚天板削り出しではなく合わせて作っていると思うので、ブラウンを買う場合はたわみ・ゆがみに加えて、木目表情はあまり期待しない。或は店に直接写真を送ってもらうように交渉してみてください。
※2017-08-06:Update
尚クリアオイルグリースという#1400番も結局買って次の写真だと右側の引出しだけ塗ってみたのだが、書いてある通り塗った先から拭くように塗り伸ばすと残念なことに、布の微妙なホコリが付いたり、塗膜が油性のグリースの影響でわずかに溶けているのか。擦れば擦る程、本当に小さな消しゴムのカスみたいなものが出てきてしまう…。(裏面などで練習しても変わらなかった)
塗ったマンマだと艶が出すぎるし…結局悩んだ挙句。当分オイルグリースなどのコーティングはしない事にした。油性である以上、擦りすぎるとカスやべたついた塗膜に布のホコリがついてしまうのは免れない気がする。この質感を保ちたかったんだがなぁ…。
ラッカースプレーの艶消しを使う手はあるが、ラッカースプレーだと場所を選ぶので…ちょっとムリね…。
こっちがチェスト・作りはちょっと安っぽいので購入する場合は注意。(衣類がひっかかりそう…)
カジュアルなアクセントなら、こういう棚も素敵ネ! こちらはインド産らしく完成品(高いけど作りはイマイチかも)だが、この手のチェストを購入して、自分でペイント・取っ手も付け替えてみると、自分だけのチェストが出来たりしそうですね。
さて話を机に戻すと本品のこだわり理由は、ライティングテーブルで80cm巾って、案外なくて90cm〜110cmが多いんです。
それと捨てるのが少しもったいないなぁと思ってしまうのでDIYしてみましたという。
珍しく日記らしい一面を残しつつ。
今日はこの辺で!
(ノ)´瓜`(ヾ) 完成したらFinalをUPするわよー!
取っ手も買換えて引き出しのしょぼい取っ手をかっこよくするための備忘録。
木ねじでプリっと止める簡単なハンドル。鍵穴は子供の頃からゲームの性か、特別なものを感じる中二病。
少しゴテゴテしたハンドル。もとのハンドルがボタンタイプのため、引出し中央に穴があいているが、これならば穴も隠す事が出来る。でもやっぱりちょっとゴテゴテしてて趣味悪いよーな?
偏見というのだろうか…w
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DAT:1257の1257をCLAP@DAT報告頂くと、記事作りに役立ちます。