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たんじょうび

今日は誕生日。
ローソクもケーキもないけど、
祝ってくれる人はいないけど。

(嘘、携帯の向こう側にはいるよ。)

目に見えるもの、
目に見えぬもの、
変わったことと、
変わらないことと、
指折り数えるのは、止めてしまった。

(だって余りに多すぎる。あの日の私も私、今の私も私。私はいつだって私であった。)

生まれた意味は何時解る?
今度はそれを探そうと思うんだよ。
指折り数えて楽しむ誕生日は、
もうこないんだよ。
それでも、それでいいんだよ。

__________________
私情を含んだあの日のお題

たんじょうび

(こんにちは、あの日生まれた私。まだその意味は解らなくても)

向こう側



※少しグロテスク







その体の向こう側、何があるのか。
暖かな肉を覆い隠す、薄く弾力のある皮膜の下、何があるのか。
同じ成分からできた俺とおまえ、何が違うことがあるのか。

(剥ぎたい。)

想像したのは赤い筋、血、骨、うっすらとこちらを認める眼球。

(ぷつり、弾力のある皮膚を割くような妄執に捕らわれて仕舞った。酷い有様である。)



――なぁ、聞いておくれよ。
――何さぁ。
――こんなことを思って仕舞ったのだよ。
――まぁ酷い、酷い。気味が悪い。
――そう、いうな。
――でもねぇ。あんたそんなのさ、夢さ。だってねぇ、


(手にも掛けられないくせに。)


ぷつん。何かの切れる音。
頭がくらんくらんし、体の中を血液が、もの凄い勢いで駆けめぐる。

心が肥大する。

(今ならば)

俺は、そいつの首に手をかけて―――。


(止めておけよ。そんな事をしたら、君は向こう側へ行って終う。まぁ、私は痛くも痒くもない、だがね、あまりにも忍びない。向こう側へ行ってはいけないよ。そこにあるのは、)


はっと目を覚ますと、俺はそいつの胸の中で眠っていた。

全てを夢と決めつけてみれば、世界はごく当たり前の世界だった。






――――――――――――――――――
私情を含んだあの日のお題
向こう側

(向こう側、またの名を、彼岸。)

光と影と


(俺はこいつだ大嫌いだ。)

薄ぼんやりと光の中に浮かぶ影のような存在である。
酷くうとましくなって、弾丸をありったけ撃ち込んだ。
それでも影は消えない。ゆらりと立ち上がる。とても厭になった。弾を補充して、また撃ち込む。怖い。
怖いという感情に似ている。
畏怖。これは畏怖だ。
でも酷く愛おしい。いっそ俺が死んで、こいつが生きても良いと思う。
俺は、悲しい。

(ぶつけどころのない心が一個、それがこの影だったのかもしれない。俺はこの影をどうしたら消せるか知っている。)

「消えろ。俺の、幻想。」

"影"は消えてしまった。
"影"だったのか。
あれは、もしかしなくても、きっと、俺の考えたそれで正解だった。
あいつが消えて、俺はいっそう悲しくなってしまった。









――――――――――――――――
私情を含んだあの日のお題
19 光と影と

(俺が残って、あいつが消えて。)

あけまして

あけましておめでとうございます。


2011年は、辛いこともあり、悩んだこともありましたが、充実した日々でした。

2012年は、もっと充実した日々に成ると思っております。


変りゆくのは世の常。
始まりと終わりの空気を忘れずに、今年も一年気を引き締めてがんばりたいと思います
(^^)


みなさんにとって、幸多き一年でありますように。



ジョニー

ゆうやけ


わたしの知っているゆうやけと、あなたの知っているゆうやけとは、同じ色じゃないんだって。

(昨日、話していたらそんな事になった。)

わたしの知っているゆうやけは、橙と紫と薄墨だけど、あなたの知っているゆうやけは赤と紫と半透明の灰色なんだって。

同じ景色を見ているのにね、わたしたち。

(ただ一つだけ、あなたは笑っていった。)

「おまえの知っているゆうやけと、おれの知っているゆうやけのおんなじところは、きっと、きれいで、快く今日にさよならできる優しさって、それだけなんだよ。」


それが、わたしとあなたの違っておなじなゆうやけなのね。



(見つけてくれたおんなじところ、あなたの優しさに、ちょっとだけ、悲しく、なった。)







―――――――――――
私情を含んだあの日のお題より
1 ゆうやけ

(あの夏、おんなじだと思ってた世界の崩壊。そしてさようなら、同体化してたあなた。)
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