スランプなう。
思いついたままに殴り書きしました。後悔はしてない。

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ぐらりとするほど目の前が真っ暗になって、
もう前を見たくないと思うほど現実がいやになって、
大切な人が次々に消えていってしまったとき、

いったいどれほどの人たちが


マトモ でいられるのでしょうね・・・?


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彼はすべてを赦してくれるのだと思う
だからこそ、私は彼に縋ってしまうのだ


「・・・・・・・・・っ、つなよ」
「大丈夫だから。な、美雨」


だいじょうぶだから
私に言い聞かせるように耳元でずっと囁き続ける綱吉に、私は綱吉に回した腕の力を強めて彼が着ているワイシャツを皺がつくほどににぎりしめた。

「・・・・・・・・も、やだぁ」
「美雨、美雨
もう忘れて?大丈夫、美雨が起きたときにはもとにもどってるよ、だから」
「もどるわけがない!!・・・・・・・・・ないよぉ、もどることなんてっ」

ぽんぽんと宥めるように背を叩かれても、自分が落ち着くことはなくて
逆に涙が止まらなくなって、それを隠すために首元に顔を埋めた




「なんで」











「なんでみんな」
















「わたしをひとりにするの・・・・・・・・・・っ!!」


背を叩く音はとっくに止んでいて、
私を抱きしめる腕が、その力を増した


「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

だってもうみんないない


(ひとりきりのせかいなんてたえられないの)