リシュケシュからハリドワールに寄って帰ってきたのだけど、
書いていた日記が消えてしまったという悲しい事実…

結論から言うと、ハリドワールの滞在を1日だけにしていて
本当によかったねと思った。
日本人にもそれなりに知られているヒンドゥー教の聖地という認識でいたけれど、
いいレストランが見つからなくて、想像以上にローカルな街だった。
まあ聖地だからこそ、外国人受けするようなレストランなんか作らないのかもしれないけど。

結局食事はローカル食堂で終わらせてしまいました。
リシュケシュではとてもいい食生活が送れていたはずなのに、
ハリドワールで一気に食生活のリズムが崩れてしまって、
デリーに戻った瞬間マクドのセットを食べ、
帰宅した後も大量のパスタやお菓子を食べてしまう…
お腹がすいているわけではないのに、何かを口に運んでしまう。
そして旅行中に毎日12時間くらい眠っていたため、
8時間睡眠とかが逆にしんどい。。笑
明後日から会社が始まるのでがんばって戻していきましょう。

ハリドワールでは、Mansa Devi MandirとHari Ki Pairiでの
Ganga Artiという2大観光地を見ることができたので満足です。
まずGanga Artiが始まる前のマントラの応酬には圧倒されてしまった。
男性2人×2パートくらいでマイクを通した大音量でのマントラ合戦。
もちろん何を言っているのかは理解できないけど、
ずっと聞いていたらノイローゼになりそうで、
これはもしかして新しいラップなのでは?という極地に至った。笑

まあ旅って楽しいことばかりじゃないし、何でこんなことしてるんやろ?
と自問自答したくなる瞬間も多いけれど、
振り返ったら、楽しかったねと思えるんじゃないかな。
少なくとも私はそう信じてる。

旅の合間に改めて、地球の歩き方をじっくり読み返してみた。
私が持っているのは2010年版で、恐ろしいことにもうすぐ10年選手。
ここ10年で相当のインフレが発生していることは考慮したとしても、
地球の歩き方は恐ろしくバックパッカーよりの情報を提供しているな!
ということに気付いた。
この本を、駐在員に見せたらびっくりするんじゃないかしら、
と思う記述が多数ある。
(数々のトラブル体験談や、ホテルの料金、バスや鉄道といった移動手段)
旅人への警告めいた情報も多く、インドで旅をするのは
それなりの覚悟が必要なのだなと思わされる。
もちろん10年たった今では、ホテルやレストランの情報は古くて当てにならないかもしれない。
でも地球の歩き方に書いてある、旅の心得やインドの紹介は
10年たった今でも真実で、まったく色褪せていないと思った。
地球の歩き方の真摯さに感動してしまった。