スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ああ

とてもひまでしょうがない。
何をするにもひとりぼっちは限界があるような気がする。
そりゃあ受験勉強とか、音楽の練習とか
ひとりでしかできないことだってあるけど
そんなに夢中になれる目的なんかない。

もっと人と話して楽しい時間を過ごしたい、
でもそのためには、ひとりの時間が必要。
とても矛盾しているけどこれが真実なんやろなあ。

やっぱり

やっぱりせいちゃんには奥さんと子供がいる気がするなあ
たぶんせいちゃんの実家近くに住んでいて
長期連休のたびに会いに行ってるのやろう。

それならもうやめにしよう。
ずっと怖くて聞けなかったけど、もう決心できた。
今度会うのが最後かもしれない。

なみだ。

八日目の蝉の映画を見た。
原作は読んだことがあった。
いつの間にか犯罪者に共感してしまう自分がいて、
そんなストーリーを作れる角田光代に感動した覚えがある。
たとえ血はつながっていなくても、貴和子は薫に対して、
親の愛をきちんと注いでいた。
その無償の愛に泣けた小説。

貴和子が小豆島にたどり着くまで、
警察に見つからないように、薫との生活が途絶えないように、
思考をめぐらせて、なんとか日々をやり過ごして
逃げ続けるその切迫感は小説のほうが強くて、
映画だと、貴和子の心の描写がそれほど多くなかったから、
なんとなくふわふわ逃げ続けている気がした。
追っ手から逃げる切迫感は小説のほうが好きやと思った。

でも小豆島の映像がとても綺麗で、
幸せそうやったから映画を見てよかったと思えた。
写真館で写真を撮って、船着場で捕まるまでのシーンは
ああ、ついに終わってしまう、捕まらないで欲しいと思って泣けた。

この映画を見て、小豆島に行きたくなった。
あと、もし自分の子供を産んだら、この世にあるきれいなものをたくさん見せて
愛情を注いであげたいな、と内なる母性が目覚めてしまったのでした。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2017年08月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー