動物園俳句】
2023/11/03 06:45
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動物園俳句】
2023/11/01 15:35
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11/1、★54句ワラ?

○有名な森の人なり夏館
○森の人孤独に実り初もみづ
○冬の日をまるめつつみし針鼠
○針鼠森は茸のかさしろし
○針鼠遊びなれたる明易し
○短夜の知能の君や猿のむれ
○筍や竹を食うもの隠れねる
○夏の日に寝たる姿をみて帰る
○冬深く互いに近きゲッ歯目
○なまけもの力借りずに月下美人
○向日葵や蟻食の歯もなかりけり
○藤棚の先に目当てのゴリラかな
○紫陽花やゴリラの青に月の道
○ようようとゴリラの敲く月の夜
○秋深くとなり寄せたるる黒猩々
(黒しょうじょう・チンパンジー)

○春の日を朝飯前の手長猿
○糸瓜やその名のとおり手長猿
○春雨や青くひとみを金絲猴
○西遊の口のまはりや夏の雲
○夏雲や金色猿のものがたり
○夏雲をものがたり湧く金絲猴
○反り返る悟空や淡く夏の雲
○ねむさうな白犀群れず秋の空
○黒犀や園いとまなく冬の海
○夢もたず悩ます獏の青葉かな
○縞馬の尻水平や夏の月
○夏空にゆられてゆくやロバの耳
○鼻先をながく眺めて春の空
○女の子背伸びをしたり春の空
○大陸をのそりそろりと春の月
○からませてくんずほぐれつ水遊び
○控えめの牙の古きや立待月
○夏草に塊るものや月の牙
○爛々と紅葉踏まれし足の水
○ゆうゆうと紅葉踏まれて足の水
○屈伸の豹の眼や櫨紅葉
○隈取の豹のひみつや合歓の花
○向日葵や横取り獅子の風格あり
○炯々と豹の寝床や夏の月
○白熊のほどよくぬれて冷し瓜
○画面より羆やママの夏料理
○黒板に山あらしとだけ夏始
○海だぬき鑿の冷して秋に入る
(ビーバー)
○箆鹿や暖炉飽かずに文もなき
○箆鹿や洋菓子あわき夏館
○橇ひくや群の長には指定なき
○暑き日を河馬の大きくひらく也
○夏シャツや仲間いえどもフラミンゴ
○自由なる鼻の動きや夏の月
○夏の夜や首ながくして枕もと
縞馬の尻は婦人の日傘かな
○園内のハイビスカスや天狗猿
○虎の眼の落葉黙りしいわずもがな
○月までは首の短し夏の夜




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