実は資産家一族の直系にあたる孫娘。西洋人形のような美人。
現在は代官山のデザイナーズマンションに独り暮らし。
生まれたときから裕福で過保護な生活をしていたため、世間とは少し感覚がずれている。
兄弟姉妹が経営に携わる中みほひとりがリタイアしたのは、持病のナルコレプシーと並外れた学才のため。
ただし、幼い頃はものごとを理解しても説明することができなかったため、言語の発達が遅れていると思われていた。
(なぜ電球が光るのか仕組みは理解していたが、それを説明する言葉が足りず、「分からない」という表現になっていた)
今でも、技術的問題の解決策は夢の中の色や音、楽譜、図形といったイメージで再生されるため、技術が完成するまで誰も理解できない。
そのことが孤独となり、恋愛や結婚には疎い孤高の天才。殆どの男は置物。
そのため、しつこい彦根のアプローチも毎回あしらっている。
誓とは問題を抱えた者同士のシンパシーを感じている。松本とは天才同士馬が合う。
アメリカ本土の大学を飛び級で卒業した医学博士だが、持病のため手術ができない。