バーティゴの冒頭に引用する文がキルケゴールから坂口安吾にバトンタッチしました。
祈りは神を変えない。祈る人を変えるのだ キルケゴール
が前回出した本の冒頭だったのですが、次回は
候補1
人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。
候補2
表面の綺麗ごとで真実の代償を求めることは無理であり、血を賭け、肉を賭け、真実の悲鳴を賭けねばならぬ。
堕落すべき時には、まっとうに、まっさかさまに堕ちねばならぬ。
道義頽廃、混乱せよ。血を流し、毒にまみれよ。
候補3
人間は変わりはしない。ただ人間へ戻ってきたのだ。
のうちのどれかです。迷ってます。
候補3については、最初ににほんごであそぼで見ていいなあと思ってたら、堕落論の話をしてた同期が一番好きな文章にあげてびっくりしました。
堕落論は攻撃的でありながら真摯な知性の結晶です。
今日は自動車教習所が始まりました。なんとかギアチェンできました4速。
自分なら候補1は古参の人間に言わせたい教訓の言葉として、候補2は作中のハイライトで叩きつけるか、一番最後に添えたい言葉として使うかなあ。
免許取得ガンバレ。目視、目視。
どれもすごく好きな言葉なんですが、使いどころが限定されますよね。
人の言葉ばかり借りるのも良くないかもしれませんし。
彦根あたりは「義士も〜」って言いそうですね(笑)
左折難しいです・・・