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めも

ツイからさるべーじ

谷川は守谷が死んで精神的に再起不能に陥っていて、使命を心の支えにすり替えている。佐久は谷川にとって使命=存在意義。反面、守谷と同じ様に失って傷を負うのが恐ろしく、これ以上近付きたくない存在。という関係はひとことでいうと何なんだろう。アンビバレンツ?恋愛的なものではないと思う。
仲良くなってから失うと手痛いよね。それなら名前も顔も知らない方がいいよねっていうはなし。

なんか今書いてる作品に台詞のストックは色々あるけど忘れそうだから書いとく

「信じろ、海兵隊員は二度は死なない」
「谷川軍曹、冷静に考えろ。本当にそんなことができると思うか?」
「小牧といえば風界かサントス」
「少佐、失念していましたよ。あなたを繰り返す訳にはいかない」
「私には最期まで目を見開いて見届ける義務がある」
「忘れるな、お前には地獄を見てもらう」

なんかアレっすね。実際喋ると芝居みたいかも。

こういう感じで。

多分次の短編はタイトル「アップル・ジャック」で決まりだとおもう。
来年から配置換えで当分原稿が厳しいんで書き始めちゃいましたー。
冒頭はこんな感じですよ。

 定刻よりも5分遅れて空軍入間基地を離陸した空軍定期便53便(エアフォース・スケジュール53)は、14時13分にフライト・レベル200(高度6千メートル)に到達し水平飛行(レベル・フライト)へ移行した。

様々な航空交通が複雑に交錯する関東の上空で、管制官から許可された高度に上昇した灰色の輸送機C―130は、その高度を保ちながら中部の小牧基地へと針路を変える。

二階建てのコックピットを備えた巨躯の内部は、布張りの内壁とむき出しのパイプ類が生き物の消化器官を思わせる。左右の壁沿いに延びるキャンバス地の簡易な席には、空軍と海兵隊の人間が隙間なく座り、灰色と紺色の列を作っていた。

最後部のハッチ近くの席には、腕を組んだ乗組員が座っている。彼らは積載物の重量や配置、機内の管理を行うロード・マスターだった。

機内中央部には、コンテナボックスやダンボール、それに「乗客」の荷物までもがきちんと一列に隙間なく、整理して積載されている。

今日の便には、とりわけダッフルバッグやナイロンのボストンが目立った。いつもは制服や戦闘服の空軍軍人が10人か20人乗るくらいだが、この便には戦闘服姿の海兵隊員が30人ほど乗っている。

彼らの黒いコンバット・ブーツの爪先が、おもいおもいの向きにずらりと並んでいる。紺色の濃淡の迷彩服は、機内の空気を少しだけ変化させた。

与圧されている機内は寒さを感じることもなく、わずかに起こる鼓膜の痛みだけが高度を感じさせる。

ジェット・エンジンとプロペラを組み合わせたターボ・プロップエンジンは長距離の航続性能を獲得したが、反面プロペラの低い地鳴りとエンジンの甲高い音が音感に鈍痛を感じさせる。

誓――谷川軍曹は、両側から海兵隊員の中に挟まれながら眠気の訪れを待っていた。

分厚いガラスの填まった丸窓は、鏡ほどの大きさしかなく、この混み具合では背面側の窓を見ることも憚られた。両隣の、曹長と伍長は既にうつらうつらと舟を漕ぎ、その肘が誓を押してくる。

体格の小さい誓は、黙って両側からの圧力に耐えるしかない。海兵隊員の中にぽつんと座る、灰色の迷彩服の誓には眠りの中にしか逃げ場所がなかった。

目を向けた向かいの窓に映るのはひたすら、晩夏の青磁色の空だけだ。いくつも微妙な青を重ね塗りしたようなその色は、宇宙の複雑な色素をごく淡く溶かしだしたかのようだった。

機内を占拠する海兵隊員は、そんな景色に目も向けず大体が眠っている。特殊な飛行任務と、書類仕事の多い実験飛行隊に勤務する彼ら整備員は忙しく、慢性的に疲労しているのを誓は知っていた。

冴えてしまって眠れそうにない誓は、機内を見回した。向かいの席、荷物の塊の向こうに、赤っぽい、さらりとしたボブヘアーが見え隠れする。歳の近く、個人的にも親交のある相模あやめだった。


−−ここまで−−


内容は上陸戦闘系をがんばってやってみようと思います。話題の島嶼防衛とかじゃないよwww
途中で小牧基地が出てきたり。もちろん小牧といえば「サントス」は鉄板だよね!
内容的には、多分少し、佐久と誓の関係性が変わるような感じ。
誓が迷走します。んで、また心閉ざしちゃいます。まぁ守谷の轍は踏みたくないよねっていう感じで。
そんなんでどうでしょうか

らふ

「やべー戦争起きそうやべーこいつ死んだら笑えねーけどそんなん言えるわけねぇわワロス」みたいな感じに描いたのに、単に寝た後の愛人みたいになっててワロス

イベ終了しますた

ネタメモ

何も言わなくても、ただ続けて作品を買ってくれた人がいて励みになりました。
また新刊出せるように頑張ろう。

新刊無事発行です

イベ本番でござる