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なんか出てきた

イベの時のか

軍人というファンタジー

先日、ふとしたきっかけで「リアルとファンタジー」について考える機会がありました。

私はオタクで女性ですが、数々の漫画や同人に触れてきて、一般的に作品の中で女性がどのように描かれるかというのは概ね分かります。
彼女らは臭くなくて、指毛や脇毛もなく、目脂も出なければ排泄もしないし、いくら活動しても髪の毛が汗や油でじっとりしない。
不快感や余計な情報なく作品を受け止めて貰うために、それらは必要な取捨選択だと思います。
ただし、「なんでお前は女のくせに小鼻があって鼻の穴が横に広くて眉周りにムダ毛があんだよ」と言われたら「お前、喋ると息くせーよ」と言い返すことでしょう。
男性が、女性から「私たちの理想は金髪碧眼お金持ちでちょっぴり強引な王子様なの」と言われたら「鏡見たら?」と返さざるを得ないことに近いかと思われます。

前置きが長くなりましたが、長らく私は多くの作品の軍人キャラクターというものに疑問を感じてきました。
設定がリアルかそうでないかというより、多分「映画や小説で得られたイメージソース」を基に作られた作品と現実との間には当然大きな乖離があるからです。
軍服を着た「理想像」であって、人間としては感じられないような印象を持っていました。
ここでは仮に軍人ファンタジーと呼びたいと思います。
精強不屈、何らかの技能に優れ、ひと月に一度は実弾射撃をし、全員が戦闘に対してなんらかの考えを持っている。
バリバリの姉御肌、スラリとしなやかで、鬼軍曹だけど実は甘えん坊な一面もある。
自分で書いておいて何ですが、軍人モノを書くときにこの手の「フィクションのイメージ」を排除するのは本当に大変ではないでしょうか。
大体、めんどくせぇ便所掃除や部隊の湯飲みの漂白をするシーンなんて書いたら作品が締まらないのは当然です。
(実際幹部や先任クラスはやらないけど)
でも、ふと世間的には「描かれていない=存在しない」と思われているのではないかと、そう感じるわけです。
軍人ファンタジーのそういう面に違和感を覚えるのでしょう。
人を怒って人に恨まれる。
書類仕事の期限に追われる。
後輩に抜かされて惨めな思いをする。
上官が自分の言葉を理解してくれない。
職場で孤立する。
上層部の判断や指揮官同士の不仲が、現場を圧迫する。
そういうことは存在していても見たくないし、体験したくないでしょう。私も体験したくないです。
でもその辺は現実として、どんなに戦闘技能に優れていても避けられない苦労です。他国の軍隊は知りませんが。

特に自分の惨めさを晒すような話は書いていて楽しい話ではありませんし、読んでいて楽しいわけでもありません。
しかし、惨めな経験なくして何かを得ることは出来なかったように思います。
そして軍人の「軍人らしさ」なんてほんの一部で、父親や妻や夫、ガキや若者の割合のほうが圧倒的です。
それでもその中で生きてきた人間にとってはそれが世界であって現実なわけですよ。
それが丸ごと、元々存在しない、そして軍人は軍人であっていつでもその域を出ないというのは、少なくとも私にとっては「何か違う?」と思わざるを得ません。
ちなみに否定されている訳ではなく、その現状自体が認識されないのだと思います。
装備がどれだけ精密に描かれていても、どんなに描写がリアルでも、上澄みだけを掬っている限りは決して軍人ファンタジーを脱することはないと、私は思っています。
これは軍人に限らず当てはまることではあるでしょうが・・・

ま、これを気にし出すからスランプになるわけですが・・・。
あと、当然何をどのように書きたいかは本人の好み次第ですので、軍人ファンタジーだろうが何だろうがそれを否定するわけではありません。

どう見ても工作員です

身の回りがごたごた続きでレスできなくてすみません。

イベ用に準備した作業着が届きました。
これは・・・どうみても某国の工作員・・・
「無音潜航」で出てきた、東京ACCに核テロした工作員(配管工に偽装)まんまやないですか。

筑波計器というサークル名は下請け町工場で、HPもないしボロい工場だけどこっそり兵器の部品作ってる、そんなイメージです。

ティアズマガジン載ったけどテンションがやばい

めちゃめちゃ嬉しいんだけど、たまたま聴いた「死んだ男の残したものは」(合唱曲)が鬱々としすぎてローギア一直線です。
逆に言えば、何も注釈を付けなくてもそれだけで力を持ってる詩ってことです。
谷川俊太郎の詩って幾つか読んだのですが、誰にでも伝わるし決して難しくないのになんでこんなに沢山のことが伝わるんでしょうね。
前半の虚無的な歌詞から繋がる、最後の2パートが鳥肌ゾゾゾッって来ます。そうくるかー!って。
メロディーラインもすごく美しいです。

無伴奏 混声「死んだ男の残したものは」

詩を是非読んでみて下さい。ローギア一直線にはなりますが。

百里に行ってきたよ

スカイマークの出発機のメチャメチャ近くに寄れる撮影スポットに行ってきました。
ちょうどコクピットがこっち向いたから手を振りまくったら、パイロットが手を振り返してくれましたよん。
イーグルが鬼のタッチアンドゴーしてたり、RF4たんがバリバリ飛んでたり(ビリビリ言い過ぎてなんか火災警報のベルみたいだった)なかなか見応えがありました。

コミティア101が終わって休む間もなく原稿に入らなければいけないわけですが、いまはハンス・ジマーのBGMがキてます。
インセプションのサントラを聴き倒してまする。
モヤーンとした感じの、何だろう、ピンク・フロイドに似てるらしい音楽がとてもツボ。
そういえば、ブラック・ホーク・ダウンもこの人でしたね。
この人の音楽はパイレーツ〜とかの正統派もあるんですが、変化球がすごくいいです。
パトレイバー2に似てるかな。雰囲気が。
というわけで、次回作は
デッ デッ デッ ジャーーン ジャーーンみたいな感じで背後からコマンチが登場する感じにしたいです(?)
常々息が詰まる作品を書きたいと思っておる。ならないけど。