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神は細部に宿る

という、我が物書きの師匠に教わったことを最近痛感します。
久々に短編書いたら、新鮮なこともあり忘れてしまっていたこともあり、色々感じることがありました。

私の中では、設定はライトノベルであっても読んだ感じはライトノベルではない、リアリティのあるものにしたいという指針があります。SF世界の戦争小説みたいな。
ライトノベルも好きですが、私が目指すものは萌えや冒険ではないんですね。
(元々文章は上手くないですし、この方針なので人気は諦めましたwww)
形としては一個人の戦争の体験記を作りたいと思っています。
そこにいた人が何を見るか、何を感じるか、何を思うのかをリアルに再現したい。
もちろん従軍経験がないので想像で補う部分が多く、難しいのですが。
自分の場合は汚れや汗の表現にやたら力が入ります。
顔がちょっと黒くなるのと、ヘルメットの跡がついてて戦闘服が乾いた泥でじゃりじゃりするのでは再現度が格段に違うんじゃないかなと思います。
あとは、偽りなしの感情をどう表現するかというのが一番難しい。
簡単な単一の感情ではなく、しがらみや愛憎や挫折を読み手が追体験できるような文章が書きたいのですがこれはプロのクラスですね・・・
我が敬愛する古処誠二はこの辺本当に神です。

あとはキャラクターメイキングです。
「かっこいい」「可愛い」キャラクターというのは、大なり小なり書き手と読み手の憧れと共同幻想があると思うのですが、これを出すか出さないかで方向性が大分変わると思います。
出せばラノベ系で出さなければ小説系。
設定がSFでも表現次第でリアルにできるといういい例はパトレイバーかなと思います。

ぐだぐだ書きましたがつまりこれからも萌えない小説を生産するよということです。
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