灼熱の猛虎プライド〜巨人よ!覚悟してろ

(リーグ優勝へ本気の猛虎プライド)

当ブログにはどのリンク先から訪問したかが分かるアクセス解析という機能がある。
例えば小さな掲示板で当ブログのリンクを貼る。
そこから1人でも訪問したら、その掲示板から訪問したのが分かる機能。

一昨日ぐらいに、ある掲示板で当ブログの城島記事のURLを貼った人が居て、そこの掲示板の内容を読んだ。
すると「この予想が当たってくれれば」とか「3%はさすがにない」とか書かれていた。

城島記事を書いた日までは、客観的な一般論でどう検証してもソフトバンク復帰としか考えられなかったが、記事を書いた翌日に城島が電話会見をしてから状況は急変し、一気に阪神入りが強まった。(現在はソフトバンクが争奪戦に参加してさらに状況急変)

3%に至った背景や過程を全然見ず、3%という適当な結論だけを見て、記事を書いた日と現在を照らし合わせられない人が多い。

ドラフト予想にしても、他球団の一手一手で状況は様変わりするが、それを偶然と理解できず、当たるか外すか「予想」を重視する人間が多い。
小学生じゃないのに、これを理解できない人がなぜ多いのか…

予想したらアホが予想という遊びを勝手に信じて、ドラフト会議で結果が出て予想がハズレていたらアホなら必ず「こいつはアテにならん」という考えに至る。

結論を知りたければ占い師に聞きなさいよと。

半数ぐらいは見るポイントがズレすぎている。

だから書くのが嫌になる…

補強する編成に猛烈デモ!阪神の若手がアツい

(家宝(果報)は寝て待て?眠りから覚めようとしている黄金選手達)

今季は二軍がルーキーの加入で再び強さを取り戻したが、そこから更に状況が大きく変わり、二軍のシーズン最々終盤から、現在の若手事情は更にヒートアップしているのだ。

現在宮崎ではNPB12球団の2軍やフューチャーズや四国・九州の独立リーグと、韓国の李机浩や金泰均擁するハンファ主力と、ベアーズ主力の計16チームでフェニックスリーグが開催されている。

そんな中で、阪神の二軍は今季シーズン終了直前から現在フェニックスリーグと、覚醒の予感が漂う選手達がいる。
そんな「最新」の若手事情にどこよりも深く迫っていこう-。


【城島2世と呼ばれた虎最強の武闘派捕手】

城島獲得に向けて湧く阪神だが、アマ時代は城島2世と呼ばれた強肩強打の橋本良平捕手(21)が、密かに覚醒しようとしているのだ。
城島獲得に待ったをかけんとばかりに、二軍戦終了直前〜フェニックスリーグと、城島獲得に猛烈デモが開始した。
高いレベルの阪神捕手陣の中でも、潜在能力は最強の「武闘派スラッガー」が今、アツい-。

橋本は大学に進学していたら、現在3年生。
来秋ドラフトでNO.1捕手の呼び声高い鮫島なんて目じゃなく、こんな「大学3年生」は他にいないぞ!

橋本は斎藤佑樹や田中将大ら、いわゆる「ハンカチ世代」の最強捕手で、高校3年時に全日本高校選抜チームの4番を務めて大活躍した強打の捕手。

しかしプロ入り後は期待とは裏腹に持ち前の打撃でも精細を欠いた。
プロ入り3年目の今季終盤までは、不安定な出場機会などで結果をなかなか残せなかったが、シーズン終了直前に本塁打を放ってから打撃は上向き傾向のままシーズンを終了した。

今秋フェニックスリーグでは、捕手には小宮山や清水らが主にスタメン起用される中で、同リーグの指名打者制ルールにより、主に指名打者として打撃では、巨人の東野から2安打1打点したのを皮きりに、現在は打率.313と、二塁打主体に長打と打点を量産し、マルチも複数回記録している。

中でも同リーグでスタメン捕手時は打撃好調で、守備から打撃のリズムを作る選手なのかもしれない。

狩野や岡崎や清水ら、城島が加入しなくても将来性抜群の分厚い捕手事情に、また新たな強者が臨戦態勢に入った。
来季の橋本と捕手事情から、ますます目が離せなくなった。

今季は狩野が正捕手としてマスクを被ったが、城島獲得に失敗した場合は、「捕手再編論」が浮上しそうだ。
一般論では「捕手は明らかに補強ポイント」として言われているが、当ブログでは常々、捕手の人数こそ6人と少ないが、矢野以降の若手の将来性を加味すれば、間違いなく12球団最強と断言できる捕手陣。
そんな分厚い捕手事情で本当に狩野を正捕手として起用していくのか、この決断は今後大きくチームの未来を左右するだろう。

狩野は正捕手としてまだ1年目。
だからこそ今ならまだ間に合う。
岡崎筆頭に狩野>清水>橋本の競争が現状では望ましい。

城島がもし阪神に入団した場合でも、ホークス復帰路線は消えない。
つまり小久保が巨人に移籍⇒ホークス復帰したように「即優勝助っ人」として考えて、どんな場合でも彼ら若手捕手は腐らずに頑張ってもらいたいものだ。


【爆弾抱える飛距離抜群の豪傑スラッガー】

シーズン終了直前からフェニックスリーグの間に活躍し、来季は覚醒が訪れそうな選手がもう1人存在する。
「飛距離」という一芸を武器にする根っからの阪神ファンで「和製ブラゼル」の森田一成内野手(20)だ。
森田はシーズン終了直前からフェニックスリーグと、好調を持続しており本塁打と打点を量産し続けている。

まだハタチの森田だが、1年目は入団時の肩の状態からも想定通りリハビリに専念し、2年目は育成選手降格と、今季途中までは非常に苦しい道のりを歩んだ。
だが、肩が順調に治った事により出場してからは「本物の飛ばし屋」として、本来の力を発揮した。

森田も橋本同様、シーズン終了直前の本塁打から打撃が好調だ。
フェニックスリーグでは主に一塁手として、現在2本塁打11打点と、活躍している。
平田監督が「勝負強さを見せている」と話すように、試合のココという場面での打点が目立っているのも特徴だ。

逆方向にも打球が伸びる事からも、広角本塁打アーチスト(アーティスト)になれそうだ。

小学校低学年の頃に脱臼して以来、「脱臼癖」という爆弾を抱えている選手で、セ・リーグでは一塁手専門という狭き門で勝負をしなければいけないが、このまま脱臼せず二軍で結果を残していけば「森田の為に一塁を空ける」と、チーム編成を変えさせる存在になるかもしれない。

一塁手は外国人や実績ある強打者が務める傾向にあるプロ野球。
一塁手専門という事も加えれば、阪神時代の喜田のように二軍で結果を残しても、出場機会率が極めて低いだろう。

来季の一塁手事情は、残留濃厚のブラゼルと獲得秒読みが囁かれる韓国の李机浩(正確には木に凡)と、まずは二軍での成績を求められる。
更に再来年は横浜の村田がFA権を取得し、阪神がもし獲得すれば新井が一塁に回る。

だが二軍で肩の心配もなく活躍し続ければ、他力本願だが望みもある。

ブラゼルと李机浩は外国人という事もありチーム編成上、彼ら外国人が不振に終わり、森田が二軍で結果を残し続けて「行ける」と判断されれば、内野の外国人は獲得せず、森田優先の編成になる可能性も低くはない。

今後も折れない心と、外れない肩といった精神力と体の強さを要求されるが、いつしか森田が一軍で脚光を浴びる時が来る事を信じている。


【二軍には無用!快速ルーキー青木とコラボ】

柴田講平外野手(23)は、ルーキーながらウエスタンリーグ打率3位の好成績で実力の片鱗を存分に見せつけた。
今季最終盤には一軍昇格・初出場も果たし、ますます来季に期待が掛かっている。

柴田は一軍のヤクルト戦で青木を見た時に「これだ」と、青木の体重移動を自身の打撃フォームに取り入れた。
フェニックスリーグ「でも」相変わらず安打を量産している。

もはや二軍には絶対に必要ない選手で、秋と春のキャンプで守備と走塁・盗塁技術を向上させ、なんとしても来季は100試合以上一軍に帯同してもらいたい選手だ。

柴田の最大の欠点はプレーの雑さだ。
これは二軍コーチの徹底的指導さえ有れば、だいぶ緩和されるはず。

極端に柴田を例えるなら、打った瞬間三塁に走り出しそうな、野球を知らない陸上選手といった感じだ。
いざ、その陸上選手にバットを持たせたら打つわ打つわ…といった感じ。
基礎と野球学を強化し、暴走癖をもう少し抑えれば、素晴らしい選手になりそうだ。

身体能力だけに任せず、野球学を鍛えて余裕が出れば、守備時に走者が居る場面で明らかにフェンス直撃だと自分で分かってても、捕球の構えをして走者を躊躇させるといった「トリックプレー」をかませるぐらい、閃きに長けた選手を目指してほしい。

今の柴田をこのプレーでまた例えるなら「おいおい(笑)ドームのフェンス登ろうとしたぞ」…と、身体能力に任せすぎる所がある。

シーツや赤星や上本のような「瞬時の閃き」を起こせる選手になれば、手放しで見守れる。
この選手は守備走塁コーチの腕が求められる。


【玄人ウケ良くファンウケ悪い必殺仕事人】

ルーキー上本博紀(23)も来季も期待できる。
上本は小兵タイプは小兵タイプでも阪神らしからぬクレバーな選手で、何度も話すように成績以上に様々な面でチームに貢献できる選手だ。

彼も鳴尾浜で実際に何度かプレーを見てきたが、小さなプレーの中にも、やはり成績に残らない部分で黒子的役割をきっちりする仕事人だ。

フェニックスリーグでは八木コーチ曰わく「タイミングの取り方を変えた」というのが打撃絶好調に繋がっており、大学全盛期時代以上かもしれない。

上本を評価する際に打率だけで判断するファンも多いが、それは赤星の本塁打数で赤星を評価しているようなものだ。

上本の打率が.230でも「上本は本当に良い選手だ」と多くのファンが言うぐらい、見えない部分をきちんと見える目の肥えた野球ファン、考え方に奥行きある野球ファン、様々な知識を正しく認識してかつ、その正しい知識の引き出しが多いファンがもっと増えてほしいものだ…。

上本は秋と春のキャンプで守備精度と犠打の精度をもっと強化する必要があるので、そこを磨いて一軍に殴り込みを掛けたい。
出場機会を求め、遊撃と中堅にも挑戦しており、来季はますます一軍として必要なピースになりそうだ。


【悩み続ける虎のドラ1未完成王子】

橋本や森田らとは対照的で、白仁田寛和投手(24)はシーズン終了直前からフェニックスリーグと、この間に自信を無くすほど打ち込まれている。

阪神ファンからは「最低のドラ1」や「育成選手降格」など「ダメ投手」の烙印を押されているが、白仁田は結果こそ散々だが、魅力的で非常に素晴らしい投手だ。

斉藤和や涌井のように、長身で手足の長さと股関節を使っての投球は、球持ちも必然的に良く、打者目線から「近っっ」と思わせる事は間違いない。

所々で見せる素晴らしいキレと角度とコースの真っ直ぐも、「やはりドラフト1位」と頷ける。
ただ、独特の投球フォームだけに、リリースポイントが崩れると、普通の投手以上に意味不明に手足がバラバラになるのは言うまでもない。

フェニックスリーグでは5回14失点という惨劇も有ったが、これはあくまでも試行錯誤によるものだと考えられ、参考にならない。
春季キャンプでは白仁田と黒田の「オセロ」で騒がれたが、白仁田は騒がれるだけのモノがある。

リリースポイントが完璧に定まらない内は好不調の波が激しそうだが、ほんの些細な事で大化けできる投手だ。


【二軍の現在(いま)】
現在の阪神二軍野手は、個々の能力は光るがチームとして見渡し時に走塁と守備で粗さが際だっている。
つまりチームプレーに関して精度が低い。

この原因は明らかで、
(1)ピカイチ能力を兼ね備える反面、守備か走塁で穴もある選手が多い事。
(2)守備走塁の二軍コーチの指導力の低さから、個々の弱点をなかなか克服できない。
(3)そんなコーチが細かいチームプレーを教えるのは難しい。


チームプレーに関しては一軍と二軍ではメンバーも様変わりするので必要性はそこまで感じないが、コーチの指導で個々の弱点克服をしていかないと、チームプレーの精度が落ちる。
つまり、どんなチームでもチームプレーができるように守備走塁を磨く必要がある。

実際に二軍を何度も視察(笑)しているが、練習風景を見れば指導中に何を指導や指示しているか会話が聞こえなくても意図が読める。
本当に小さく細かい事だが、抜けてる部分は多々あると感じる。

前回も話したように、外野手の守備練習で、落下点の後方から助走して捕球送球の一連動作をしないのもそう、一軍二軍問わず組織内に浸透している「積極走塁」もそれが先行しすぎて判断力が麻痺している事。(積極走塁は当然いい事、さらにギリギリに賭けるギャンブル走塁も状況によりいい事、でも明らかな暴走になると話は変わる)

一軍も二軍も阪神という精度の低さが伝統的なチームは、もっと追求心と研究心で「野球研究会」にならなければいけない。

大型補強もいいが、二軍という肝心な土台環境の補強(整備)が先ではないのか。
くっさいエアコン。
対策として部屋に消臭剤を置く。
それもいいが、エアコンのフィルター掃除が先だろと。
二軍コーチは大事だ。


「超難あり若トラ軍団」だったが、若手野手の底上げは確実に進んでおり、楽しみな選手が多いので、来季の真弓阪神は若手積極起用策を打ち出すどころか「実行」が義務付けられる状況だ。

来季のスローガンは
「グッバイ出来レース」
これで行こうや!

(こちら阪神タイガース編成部)

大特集〜城島健司の移籍先を徹底的に検証

(強肩強打の日本代表捕手・城島の移籍先は果たして)

今プロ野球界で最も興味を注がれている事といっても過言ではない城島の気になる移籍先。

今夜は様々な角度から深く「過程」を検証していきたい-。

まず今回の記事の趣旨を説明しよう。
(1)当ブログが城島を欲しい欲しくないの主観ではなく客観的分析。
(2)ソフトバンクだろう…という気持ちを脱ぎ捨てて1から洗いざらい検証する。
(3)中身を読み流して「結論」だけを知りたい人は他を当たるべし。
結論に至る「過程」を重視した記事だ。




【検証ファイル1】
「契約形態」
以前にも書いたがもう一度、契約形態のおさらいをしよう。
城島とマリナーズの間で08年オフに3年契約を交わされた。
09年を終了した現時点で契約年数は2年残っている。
しかし、契約条項には城島サイドが特約を盛り込んでおり、その内容は次の通り。

●複数年契約期間中の各シーズン終了時点で、城島が日本球界復帰を求めた場合は、日本球界限定で契約を破棄して移籍ができる。


【検証ファイル2】
「退団発表」
マリナーズは日本時間の10月20日に城島の意向により、契約解除し退団を発表している。
つまり、この退団を受けて城島が移籍できるのは、日本プロ野球の12球団のみが対象だ。


【検証ファイル3】
「移籍の理由」
移籍の理由として挙げられたのは、単身赴任でメジャーに挑戦し、家族を日本に残していた事。
家族や友人のいる日本ならやりがいがある事。
正捕手としての出場機会が増える事。
「家族・友人・正捕手」が移籍のキーワードとして挙げられる。


【検証ファイル4】
「家族」
まず家族構成。
妻の真紀さんと子供が3人の家庭。
城島のパフォーマンスからも、非常に愛妻家であり家族思いな父親だ。

出産日から推測し、城島の長男は現在8歳前後、長女は6歳前後、次男は3歳前後。
長男:小学2年生前後
長女:幼稚園前後
次男:保育園か自宅育児

子供の年齢からも、やはり父親の愛情も必要な時期だと言える。
城島は長崎県、妻の真紀さんは福岡県出身。
お互い九州の人間だ。

自宅は長崎県佐世保にある城島健司ベースボール記念館の「真横」に大豪邸を構えている。
地元が大好きな事も伺える。

プロ野球12球団で九州はソフトバンクだけ。
記念館の真横が自宅だけに、自宅を売り払う訳にはいかないのが普通。

ソフトバンク以外なら、巨人時代の小久保のように賃貸で家族と住むか、あるいは単身赴任か。

プロ野球はシーズンのほとんどが遠征だが、セ・リーグ球団に移籍をし、単身赴任になった場合は交流戦のソフトバンク戦ぐらいしか家に帰れなくなる。
一方、ソフトバンクあるいはソフトバンクと対戦する機会が多いパ・リーグ球団なら、家に帰れる日も多くなる。

賃貸で家族を連れて住むといっても、友達が増えてくる小学生という長男に、学校を変えるのは悪影響だろう。
そこを家族がどう受け止めるか。
ソフトバンクが手を挙げた場合、それを蹴ってまでそれ以外の球団に移籍するメリットは少ない。
検証ファイル4では、ソフトバンクが手を挙げるかどうかが焦点として考えられる。


【検証ファイル5】
「友人」
城島が発言した「友人」の中にはどんな人間が含まれているかは分からないが、一般論で考えられるのは地元九州のプライベート仲間、古巣ソフトバンク主体に球界仲間、あるいは福岡に限定せず、日本にさえ居たら遠征がてらに友人に会う機会は何度かある…という事も考えられるが、これは一般論でソフトバンク復帰志向のコメントとして考えられる。


【検証ファイル6】
「正捕手」
上記までの検証から、ソフトバンクが手を挙げるかどうかが焦点になるのは明らかだ。
ソフトバンクの捕手事情を探ろう。

ソフトバンクは05年オフに中日から解雇された田上が、今季は正捕手として138試合に出場し、26本塁打、80打点と大ブレイク。

田上が可能なポジションは捕手と一塁手と指名打者。
しかしソフトバンクのチーム編成は非常にやっかいな事情がある。

内野手は一塁手小久保、二塁手本多、三塁手松田、遊撃手川崎と完全に埋まった状態。
外野手は左翼手が残留濃厚のオーティズ、中堅手長谷川、右翼手多村。
指名打者は松中。

松中はこのオフに左ひじと右ひざの2ヶ所の手術を予定している。
田上を指名打者にした場合は、松中が左翼に回らなければならない。
その可能性は低い事からも、城島獲得なら必然的に外野手か三塁コンバートを迫られる。

松中など誰かが故障すれば、その兼ね合いで一塁手か指名打者が空く可能性も有るが、基本的に田上を動かすなら、FA移籍が噂される多村の右翼手か左翼手といった外野手コンバートしか方法はない。(数年前は三塁コンバート案も浮上したが、現在は松田が台頭しオーティズも居る為、外野手コンバートが一番有効と考えられる)

オーティズを放出する事も一つの手だが、三塁の松田はまだ伸び盛りで計算が難しい。
そこに三塁も守れるオーティズが左翼手としてバックアップしているのは心強い。

しかし、城島という日本屈指の強打の捕手が復帰を熱望しても、即答せず冷静にチーム編成を考える辺り、やはり近年のホークスはキレイな編成をしている。
阪神も見習うべきだ。


05年オフに城島がFAでメジャーに移籍し、捕手補強が急務となり、入団テストで合格した田上を獲得。
その田上がソフトバンクの正捕手に成り上がった瞬間に城島が日本球界復帰。
城島移籍でチャンスを得て、城島復帰(仮)でチャンスを無くす…
すごい因縁を感じる。

ソフトバンクは城島がメジャーに移籍後も小久保の時と同じように「背番号2」を欠番として残している。
だが、本多の台頭を理由に獲得を見送った井口の背番号7も当時は欠番として残していた経緯から、これは何とも言いようがない。
その井口の獲得見送りの経緯も、今回の田上台頭のケースとダブるだけに、ここをソフトバンクがどう判断するか。
これに懸かってくる。


【検証ファイル7】
「ソフトバンク愛」
城島はマリナーズに在籍しながらも、オフの地元テレビ局のインタビューで「ボロボロになるまで居るつもりはないし、選手としてバリバリの状態で福岡に帰ってメジャーで学んだ事を活かしたい。ユニフォームを脱ぐ時はホークスのユニフォームを脱ぎたい」と、古巣愛を強調している。

ますます、ソフトバンクが手を挙げない以外の障害はない。


【検証ファイル8】
「趣味」
城島には、シーズンオフに限らずシーズン中も「磯釣り」という大好きな本格的趣味がある。

阪神なら関西、巨人なら関東。
全試合の約半分が主催権になるプロ野球。
仮に阪神の選手ならシーズンの半分を関西の自宅で過ごす事になる。
城島の磯釣りペースは不明だが、仮に最低でも1ヵ月に1回は必ず…となれば釣りがなかなかできない土地は、意外にも大きなマイナスか。
慣れ親しんだ地元の磯釣りスポットがやはり一番の癒やしだろう。


【検証ファイル9】
「性格」
ホークスに一途な反面、チャレンジ精神や研究心が旺盛だ。
基本的にはホークスと考えられるが、国内なら単身赴任でも構わないという事も有りそう。

ハートが熱い人間だけに、いかにも王会長に言われたから動いた的な対応を球団が取れば、城島の心が揺れて決裂に至る可能性も有りそうだ。

「田上をコンバートさせて、君を正捕手として迎える」という具体的な約束も欲しいところか。
城島の強気な性格的に、ホークスを支えた自負から球団の誠意を見たいところだろう。


【検証ファイル10】
「井口と城島の差」
上記では「井口の獲得を見送った経緯」と書いたが、球団が考えている井口と城島では立場が違うという見かたもある。

小久保・松中・城島・柴原は「ホークス四天王」と呼ばれるほど、相思相愛の関係だという。
当然今回の城島日本球界復帰という流れになれば、井口のケースとは違い手を挙げる可能性は非常に高い。
…のだが、報知新聞の内容から王会長の熱心さは伝わるが、秋山監督と角田球団代表らが会談したところ、結論に至らなかったという。
今後はどういう方向になるか最大の鍵だ。


【検証ファイル11】
「代理人」
城島の代理人は「超やり手代理人」のアラン・ニーロ氏だ。
ニーロ氏は「阪神が捕手を必要としている事は明らかで、もしそうなれば(両者にとって)いい形になるかもしれない。ただ現時点では全くどうなるか、見当もつかない」と話しているが、同代理人は「駆け引き王」だけに、真意としては考えにくい。

王会長以外は乗り気とは言い難い球団の出方を伺う作戦か…と、勘ぐってしまう。
いずれにせよ、城島の希望を「駆け引き」で確実に叶えていく仕事人だけに、アランの存在は移籍問題のキーマンになりそうだ。


【検証ファイル12】
「ソフトバンクの動き」
チーム編成や金銭面、城島の古巣復帰熱望などを天秤に掛けながら、近日中に編成会議を行い獲得に名乗りを挙げるか撤退するか決断するという。


【検証ファイル13】
「FA補償」
FA宣言により他国のプロ野球に移籍し、1年後にNPBに移籍する場合は最後に在籍した球団への補償が必要。
城島の場合はおそらく補償対象外となる。
マリナーズが保有権を譲渡しても、移籍前のソフトバンクに保有権はおそらく行かないはずだ。
つまり自由契約と実質は同じと考えられる。


【検証ファイル総括】
様々な検証から総括としてまとめよう。
まずソフトバンクが手を出すか出さないかが最大の鍵になりそうだ。
もしソフトバンクが手を挙げた場合は、それを蹴ってまで阪神など他球団に移籍するメリットはほとんどない。

手を挙げなかった場合は、レンタル移籍程度の考えで手を挙げた球団に妥協入団となりそう。
もちろん本人はホークス復帰を前提に。

田上が覚醒する前なら、捕手事情に苦しんだソフトバンクなら即答で城島を獲得していたのだが、よりによってタイミングが悪すぎる。


【適当に移籍パーセンテージ】
ソフトバンク79%
阪神3%
中日3%
巨人3%
横浜2%
楽天2%
西武2%
オリックス2%
日本ハム1%
ヤクルト1%
ロッテ1%
広島1%
今回の退団でNPB12球団の移籍が可能なので、獲得に間違いなく動かない球団も1%として含んだ。
約8割復帰、2割ソフトバンク以外の移籍。

やはりどう多角的に検証しても、ソフトバンクとしか考えられない。
暗黒時代の正捕手山田がヒットを打つ確率と、城島がホークス以外の他球団移籍する確率はほぼ同じぐらい。

阪神に移籍する確率は、投手の中でも特に打撃が苦手な投手がヒットを放つぐらい低い確率。
ただ、本塁打率0.00069の赤星が本塁打を、いつどこで打ってもおかしくないのが世の中。
しかし、これはもちろん偶然の事故だ。

城島はソフトバンク。
城島が阪神移籍になった場合は「事故」としか言いようがない。



〜予想シーン〜
沼沢「やぁ城島君。まぁ座りたまえ」

城島「はぁ…。」

沼沢「ところで阪神についてどう思う?」

城島「昨年、テレビで三浦さんの交渉シーンを見たけど、交渉人の沼沢って人の態度がデカいなと。今日は沼沢さんが交渉相手じゃなくて良かったです。じゃあそういう事なんで、お先です。」

沼沢「ちょ……城島くぅ〜ん」
−−交渉終了−−

坂井オーナー「マックのLLは好きですが、態度のLLはあきませんな」
(典型的関西気質のオトボケ発言)

南球団社長「う〜ん、それと靴下の色もダメだったのかな。まずは、徹底的に靴下を改める必要性を感じます、はい。また再度アタックします」
(見るポイントも追求するポイントも違うっちゅうねん)

ドタバタトリオが阪神タイガースを支える。

在阪スポーツ紙「阪神・城島に好感触!もう一回アタックや〜」
(おいおい)

阪神ワルツ伝説。

(こちら阪神タイガース編成部)

虎の恋人澤村・謝敷両獲りへ!斎藤佑は回避

(阪神は澤村・謝敷・吉川・岩見の指名方針を固めた)

(2010年10月10日)
阪神は今秋ドラフトの目玉の1人で、4球団から指名が予想される斎藤佑樹(早大)に対し、「逃げ」ではなく「攻め」の指名回避をする事により、アマ球界NO.1守護神の大石達也(早大)を1位指名する事が確認されていた。

藤川球児が一度は封印していたメジャー移籍について「オフはゆっくり考えたい」と、今オフにその想いが再燃する可能性が高まった事から、最強の守護神流出に備えて最強の守護神を補強しようという構えだった。

だが、ここに来て球団と藤川の代理人が水面下で残留交渉をしたところ、ある阪神の球団関係者は「藤川サイドから有り難いお言葉を頂いた。本人に残留の意志が強い事も確認できた」と、本人も残留路線であるという情報をキャッチ。

そこで先発に苦しむ阪神が、最高峰の東都を牛耳る、アマ球界先発NO.1の呼び声高い澤村拓一(中大)を1位指名する方針を固めた。

虎スカウトの1人は「斎藤佑樹は人気・集客面では申し分なく営業と戦力の両面を期待できるが、うちはファンの皆様のおかげで営業面に心配はなく、最初から戦力優先で大石か澤村か加賀美(法大)か伊藤諒介内野手(神港学園)を1位指名するつもりだった」と話している。

澤村は阪神と日本ハムの2球団の入札が予想されている。
だが、大豊作事情で仮に澤村を外しても怖くないのが強みだ。

阪神の球団幹部は澤村指名について「名前がいいですな〜。沢村君が沢村賞ってね。ハハハ(笑)名前占いしたところ活躍するらしいですよ」…と、相変わらず阪神気質の「見るポイントがズレた」コメントをしている。


なお実力を発揮しきれていない謝敷正吾(明大)を、リーグ最下位に終わった阪神が2位で指名できるという情報をキャッチし、澤村と謝敷の両獲りを目指す。

前出のスカウトは「最初は早大と横浜高校のダブル大石獲りを狙っていたが、方針が変わった。桑鶴(東北福祉大)や島袋(興南高)も候補だったが、1位が投手なら2位は野手が欲しい。謝敷は脚も守備も平均的だが、打撃は将来的に稲葉(日本ハム)になれる。高校時代から打撃に惚れていた逸材。大学進学後もその想いは変わらなかったし、彼の打撃センスは魅了されるものがある。この大豊作で彼の成績から2位は相応しくない、他にもたくさんいる…という意見も聞かれるが、彼をシーズンが短い学生野球のほんの1コマの成績だけで判断するのは不本意。あのイチローでさえもシーズンのどこか、連続した数十試合をピックアップすれば成績が低い事もある。成績というほんの1コマで判断せず、ずっと追いかけて確かなモノを謝敷に見たと自負できる。体幹の強さも素晴らしい」と話す。


さらに3位には、PL学園で勧野甲輝と共に甲子園を沸かせた吉川大幾外野手(PL学園)の指名予定も確認された。

吉川は09年時は「来年のドラフト上位候補」とされた三拍子の逸材だったが、2010年は春夏共に不振で評価を下げた。
10年夏の甲子園後にスカウトは「上位候補の西川(智辯和歌山)や中位候補の勧野(PL学園)らも追ってきたが、やはり吉川が魅力的。吉川は中距離打者の新庄や坂本や二岡らの様に、リストの柔らかさで打球を遠くに飛ばせる才能がある選手。打球の質も良く、タイミングの取り方も巧い。パワーを付ければもっと飛距離も稼げて楽しみ。今年のPLは目玉が多いね。吉川もそうだけど、勧野に多司にみんな欲しいぐらいだよ。謝敷と吉川のどちらを2位で指名するか難しい」と話している。


そして4位には「相思相愛」の岩見優輝(大阪ガス)が指名される状況。
岩見は昔ながらの技巧派左腕で、亜大時代はドラフト上位候補とも噂されたが、あっと驚く大阪ガス入社。
大阪ガス入社後はパッとした成績を残す事ができず甘んじている。

ある他球団スカウトは「能見の成功で大阪ガスと阪神の関係は、より強固になった感じ。岩見君は他球団は手を出せない。不振も演技じゃないの?」と嘆くほど、虎と固い絆で結ばれている左腕だ。

一方、同スカウトは「阪神は今季最下位だったが、大豊作のドラフトでウェーバー制度が有利だ。たった1年最下位になっただけで、今後何年も吉と出る可能性がある。正直どこのスカウトも(自軍が)最下位になってほしいと思ってたかもね。そりゃこの大豊作で(2位が)13番目の指名順というのは、一位クラスを2人指名できるようなもんだ。いい年に最下位になった」とも。

岩見について阪神のスカウトは「大阪ガスでは先発を任されているが、うちは中継ぎ適性と考えている。クロスファイアが有効で、相手の左右問わず1イニングを任せられる中継ぎとして、指名できれば」と話している。


なおドラフト含めた拡大編成会議に出席した球団幹部は、今オフのFA補強についてこう話している。
「タンパリングになるから詳しくは言えないけど、ただ…すごい内野手とすごい投手が居るからね」と、間接的に楽天の岩隈・横浜の村田・西武の中島の事を出し、彼らにアタックするのは確実視されている。

阪神に近い関係者によれば「実は昔はメジャー志向だった鳥谷が、非常に阪神に愛着を持っている。選手会長就任も意欲的なのが事実。中島は鳥谷と同じ遊撃手で中島をもしも獲得すれば生え抜きの鳥谷は動かしたくない。遊撃の守備力も鳥谷のほうが適任なので、(中島は)二塁か三塁(一塁)へのコンバートは必至。基本は村田と岩隈の両獲りに全力を注ぐ事になるでしょう」と話している。

今オフはドラフトで澤村と謝敷の両獲り、FAで岩隈と村田の両獲りに成功すれば最下位脱出どころか、優勝も見えてきそうだ。

尚、阪神はトーマス・筒井・ルーキー藤原の中継ぎ左腕が揃って不調に終わった事により、拡大編成会議で現場とフロントの意見が一致し、ドラフトと新外国人とトレードの3部門でそれぞれ中継ぎ左腕を積極補強する事が確認された。

拡大編成会議ではゴールデンルーキー・菊池雄星の台頭もあり、一時期は藤井と下柳と小嶋の中継ぎプランも浮上したが、適性の問題で彼ら3人の中継ぎは厳しいと判断。

現状計算できる中継ぎ左腕は江草だけで、今季は江草以外の中継ぎ左腕が左打者に痛打される場面が多く、痛い逆転黒星を何度も喫した。
最下位に低迷した要因として貧打以外にも中継ぎ左腕不足も挙げられた。


また外国人野手に関しては昨09年オフに「ハングリーさ」という素人同然の精神論を決め手採用として扱った阪神だが、当然これに失敗し今季も新外国人野手を獲得する方針が固まっている。

ヤクルトの球団関係者は「阪神が自前の外国人でずっと失敗を繰り返すのは必然だろうね。阪神は見るポイントがズレてる人が集まるから。正直うちは性格は二の次で、まずはセイバーメトリクスで選手像を掴み、気になる部分を徹底的に解剖し、そこで解剖内容と現地の視察情報を照らし合わせて加味する。精神論なんて主観ですよ(笑)核心に迫る考えに至れないから精神論として片付けてしまうんだろね」と分析している。

ドラフトとFAで「両獲り」に成功すれば、来季2011年の虎の布陣は大きく変わりそうだ。
【スタメン】
(中)柴田 講平
(ニ)関本 賢太郎
(遊)鳥谷 敬
(三)村田 修一
(左)金本 知憲
(一)新井 貴浩
(右)桜井 広大
(捕)岡崎 太一

(控)赤星 憲広
(控)浅井 良
(控)高橋 勇丞
(控)甲斐 雄平
(控)野原 祐也
(控) 大 和
(控)狩野 恵輔
(控) 李 机浩
 (矢野 輝弘)
 ( 林 威助)
 (謝敷 正吾)
 (上本 博紀)
 (森田 一成)
 (新外国人)

【先発】
1岩隈 久志
2能見 篤史
3澤村 拓一
4岩田 稔
5 蕭 一傑
6菊池 雄星
(下柳 剛)
(久保 康友)
(藤井 秀悟)
(ジ ェ ン)
(ガトームソン)
(金村 暁)
(上園 啓史)
(小嶋 達也)

【中継ぎ】
1藤川 球児
2アッチソン
3江草 仁貴
4安藤 優也
5渡辺 亮
 西村 憲
 久保田 智之
 小林 雅英
 阿部 健太
 桟原 将司
 金村 暁
 久保 康友
 湯本 五十六
6筒井 和也
 藤原 正典
 新外国人左腕
 岩見 優輝


現在09年10月20日で、内容からも明らかに未来の事なので、これは当然パチネタ(ガセネタ)以前の問題で、未来妄想記事。(この記事の内容からパチネタって気付かない人がもし居たら真剣ヤバいで(笑)…)

スカウトや関係者などのコメントも当然100%真っ赤なウソ。(自分が思った事をスカウトや関係者のコメントとして書いている)

当ブログは完成度を重視したガセネタを書くのも趣味。
だが、ガセネタの場合は記事内に必ず「パチネタ」と書いている。

リグスやボカチカの件で未だにパチネタだと気付いていない人が「ごく一部」だけ存在するが、逆に言えば大多数の人が当ブログの文章をきちんと最後まで読めている。

きちんと読まないとウワサを誰かに回した時に後で恥をかくので注意。


2011年の構成を書いたが、09年の今オフに藤井とか本当に獲りそうで怖い………



澤村拓一(中大)
謝敷正吾(明大)
吉川大幾(PL学園)
岩見優輝(大阪ガス)

(こちら阪神タイガース編成部)

プロ野球〜老将・野村楽天サクセスストーリー

(楽天で輝き続ける絶対的エースと4番)

今季限りで解任が決定的となった楽天・野村監督だが、その楽天はリーグ2位の好成績に加えて、CS第1ステージも2連勝して見事に決勝ステージにコマを進めた。
球団創立時からは考えられない強さだ。
今夜は楽天特集として、楽天が強くなった軌跡を辿ってみよう-。

【楽天創立から今をスピードダイジェスト】
楽天は05年に創立され今季で5年目のシーズンを終えた。
創立1年目オフ、初代監督の田尾氏は事実上の解任となり、戦力が苦しいチーム事情から中期的な育成路線へと変更した。
そこでアマ球界の監督を務めていた野村克也に白羽の矢が立てられた。
楽天はここからサクセスストーリーを歩むと同時に転機が訪れた。

野村監督2年目の07年には、外国人戦略も成功しチーム得点がリーグ2位タイと、野手の戦力がさっそく整った。
中でも山崎武がプロ野球では実に珍しい全盛期を2度迎えての本塁打と打点の二冠王に輝いた。
さらに期待のゴールデンルーキーの田中も新人王を獲得した。
来季への手応えを掴んだシーズンだった。

08年は岩隈が21勝を挙げて、ダルビッシュ・松坂・斉藤和に双璧する球界最高峰の投手として再び完全復活した。
エースと4番が固まり、チーム打率はリーグトップ、チーム防御率もリーグ3位と、投打共にAクラスを真剣に狙える戦力が揃った。

選手達やコーチ達の頭脳に野村イズムの確かな浸透もあり、戦術に対応できる練習を組めたコーチ、そして戦術に対応できる選手が増えた事により、嫌らしい野球が可能になった。
フロントがドラフトで獲得した選手達も徐々に成功者が現れてきて、チームの幹が確実に成り立ってきた。

そして今季。
投手では田中将大の大飛躍や岩隈・永井らの活躍、ルーキー藤原の台頭で先発陣が安定。
途中加入で出戻りの福盛が守護神のピースにハマり接戦力を強めた。
決して層が厚い訳でもないが、主戦級の多くが1年間働けた事が大きかった。
野手では渡辺直と高須の仕事人が中日のアライバを彷彿させる憎い働きっぷりで貢献し、野村監督に「天才」と言わしめた草野が一時期は首位打者と暴れ、シーズン首位打者の鉄平、途中加入のリンデンと宮出も活躍、主砲山崎武は夏場からチームの窮地を何度も救い、そして聖沢と内村は少ない出番ながら盗塁を量産。
先発3本柱と鉄平・山崎武の主軸を中心に、1・2番コンビの渋い働き、途中加入組の貢献度と若手の台頭などで屋台骨を支えた。
全員野球によるAクラスだった。

【絶対的エースと4番の完全復活】
楽天を語る上で欠かせないのがエース・岩隈と4番山崎武の存在だろう。
岩隈は分配ドラフトで当たり前のようにオリックスが指名したが、入団拒否し近鉄寄りの楽天の入団を希望。
結局はオリックスと金銭トレードで楽天入団を果たした。
しかし楽天入団後の3年間は、故障や二段モーション禁止などで大投手が不振を極めた。
だが、昨季は21勝をマークし完全復活し再び最高峰に返り咲いた。
斉藤和と同様にメジャーにあまり知られていない最高峰投手だ。

プロ野球界には全盛期を2度迎えるという至宝が眠っていた。
40歳になっても衰えず圧倒的飛距離を誇る山崎武だ。
山崎武はプロ入り9年目で開花し始め、プロ10年目で本塁打王を獲得し知名度を一気に上げた遅咲きの選手だ。
しかし、その後は20本塁打を何度も超えたものの全体的にパッとした成績も残せなく低空飛行し続け、様々な出来事で球団を転々と渡り歩いた苦労人。
しかし楽天移籍後は徐々に復活していき、07年には43本塁打108打点の成績を残し、再び全盛期を迎えた。
プロ入り10年目の遅咲き選手というだけでも凄いが、その11年後に再び第二次全盛期を迎えるとは、生命力の強さを感じると同時に、まさに波瀾万丈の野球人生だ。

楽天は彼らエースと4番の完全復活が非常に大きかった。


【有終の美でも後味の悪い監督解任劇】
CS進出に燃えるチームだったが、そんな現場に水を差すかのように突然舞い込んだ野村監督の解任騒動。
次期監督の名前も報道され、選手内では球団不信の声も…
この騒動で燃えたのか、楽天はより結束力を強めて、シーズンを2位で終了させ、クライマックスシリーズも2連勝で最終ステージに勝ち進んだ。
CS第1ステージ中に、野村監督が「日本一になっても解任は決定的か」と球団社長に聞いたところ、球団社長は首を縦に振ったという。
華やかとは無縁の野村克也の悲しき運命か。

野村克也が就任した時の楽天はゼロからのスタートではなくマイナスからのスタートだった。
解雇選手の就職先とまで言われ、解雇選手が集まりマイナスから強いチームに育て上げた。
野村監督も完全なるサクセスストーリーだっただけに特別な思いがあるだろう。
来季はマーティー・ブラウン(前広島監督)が野村克也の手柄を横取りする形になりそうだ。

楽天は野村の後任がブラウンで、広島はブラウンの後任が野村…ってややこしいわっ(笑)
(こちら阪神タイガース編成部)
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