体格のよい、ただならぬ威厳を放ちながらその男は現れた




松戸:おっ 始まったばかりだな





森川:ま、、松戸プロ・・・





破天荒:決闘者五段の松戸プロ・・・

なぜ松戸プロがこんな場所に……







松戸:是箜の噂を耳にしてな

この決闘は生で見たいと思って来た。

そしてこの決闘を見て良かった方に

とある大会のチーム戦に誘おうと思う。






ザワ……

ザワザワ……






森川:松戸プロからの直直のお誘いだって……





是箜は松戸の話を聞いていた


後ろにいる松戸にたいして背を向けたまま話す。





是箜:残念ですが興味ないですね

俺はいずれアンタも倒す




サッ…



是箜は後ろにいる松戸に手札が見えないよう隠した。




森川:なんて奴だ…
松戸プロと仲良くなれば自宅にある地下決闘所にも入れるのに

断るどころか敵視…






松戸は嬉しそうな顔つきで

松戸:その姿勢は嫌いじゃないな

自分に絶対的自信を持つその信念

どちらかと言えば好きな性格だ。



だが………!!


あまりに世間知らずだな

井の中の蛙と言ったところか








■爆アド!12-6:轟くヴェルズ使いvs灼熱のラヴァル使い



ピク……


是箜は松戸の方を振り向き



是箜:なんならラファスを倒したら連戦したっていいんだよ

アンタみたいな調子にのってる決闘者に敗北を与えるのは最高の気分……






ラファス:おい!
いつまで話すつもりだ?

遅延行為でも狙っているのか


それと俺を倒せるような話し方をするな


間違った未来を話すな

負けた想定で話を進めろ







是箜:ちっ・・・

長くなって悪かったよ。

けど間違えた未来を語ってるつもりはない


俺のデッキに眠るサイドデッキからきたエースを魅せてやる




バシィッッ!!



是箜は勢いよくモンスターカードをフィールドに出した。





是箜:蒼き炎がお前のデッキを全焼させる先導者となる

ヴェルズ オ ウイプス!!






ラファスの額から汗が流れ

ラファス:これは………




松戸プロ:ほう、面白いカードだ






是箜:何かあるか?
バックのカードとかさ




……………




ラファスは少し考え



ラファス:いや…何もない召喚を通す。







是箜:ならばウイプスでセットとモンスターを攻撃だ!!!





ドドドドドド





ウィスプの攻撃がラファスのセットカードに迫る!!






続く………