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爆アド!第3話:デッキ7

店内が遊志にたいする愚弄で溢れていたその時








ラファス:馬鹿にするなァッッ!!!





ラファスの咆哮が店内全てに響き渡る








シーーー…ン






周りの笑い声は刹那の如く短い時間で止み、店内は鎮まる



囁きも呟きも………


微かな物音すら無い……


満員のカードショップではあり得ない静けさ








ラファス:お前らは初心者の時に全くミスをしなかったのか?


聞けば遊志君はまだデュエルすらした事が無いと言っていた。

そうだなミーチャ君?






ミーチャは頷き答える


ミーチャ:ああ 遊志は完全な素人さ







ラファス:まだデュエルすらした事が無いのに、遊志君はこの決闘に応じたんだ

誰も彼を馬鹿にする権利はない







ラファスは遊志に対して頭を下げる




ラファス:すまなかった遊志君

チームの代表として非礼を詫びさせてくれ








遊志:え! あ…………








バッ


ダクト:すんません遊志さん!!



ダクトも遊志に頭を下げる




森川:すんません!!


森川は土下座






破天荒:ちっ… 悪かったよ。







みんなが遊志に非礼を詫びる





遊志(凄い…なんて凄いんだラファスさん

圧倒的な統轄力…さらにイケメンで中身もしっかりしてるなんて…

でも……………)







ガシッ!!




遊志は落ち着いて自分のデッキを破天荒に差し出す


そして破天荒のデッキを丁寧にカットする



遊志はラファスの言動に尊敬すると同時に勇気がわいてきた。




遊志:僕は成田シティのスーパープレイヤーであるミーチャさんのデッキを使うんだ。


カッコ悪い負け方をしようとみんなに笑われても、最後までやるっきゃないよね…………!!





破天荒も遊志のデッキをカットしながら


破天荒:俺はラファスさんのチームとして絶対に負けられねえ
俺自身のプライドの為にもな
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